「メンタルコーチ チェガル・ギル」チョンウ、コーチの暴力や不正を暴露【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「メンタルコーチ チェガル・ギル」
チョンウが韓国代表ショートトラックコーチの暴力と不正を公開して、胸がすくような活躍を繰り広げると同時に、イ・ユミはスランプを克服してカタルシスを与えた。

韓国で19日に放送されたtvN月火ドラマ「メンタルコーチ チェガル・ギル」第3話では、ノーメダルクラブのメンバーたちと共に、韓国代表ショートトラックのオコーチ(ホチョンド)の蛮行と不正を公開して、正式に問題を提起するチェガル・ギル(チョンウ)の活躍が描かれた。

同日、チャ・ガウル(イ・ユミ)は、太ももを負傷しているにもかかわらず、後悔しないために、韓国代表選抜戦の3,000メートル・スーパーファイナルへの出場意欲を表した。チェガル・ギルは負傷の後遺症を心配して引き止めたが、結局「もしダメでも、最後までやり遂げたことになる。最後を見ているのと、最後までやり遂げるのとは違うから」とし、彼女の挑戦を応援した。

その後、試合に出場したチャ・ガウルは、自分が終盤逆転を狙うだろうと予想していたオコーチの計画を見抜き、最初からピッチを上げたが、結局、ライバル選手の反則で転倒して脱落が確定した。

それにもかかわらず、彼女は「最後までやり遂げたことになる」というチェガル・ギルの言葉を思い出して、最後まで完走する姿で感動を与えた。これに加えて、「やり遂げることは大切だ。その惨めさにひざまずいた人は、何もしなかった人より強くなることもあるから」というチェガル・ギルのナレーションは、今後さらに強くなっていくチャ・ガウルの姿を予感させた。

一方、チェガル・ギルはショートトラックのオコーチの蛮行を告発するために、ノーメダルクラブのメンバーであるチェ・スジ(イ・ジニ)、コ・ヨント(カン・ヨンソク)、ピストル・パク(ホ・ジョンミン)、ヨ・サング(ハン・ウヨル)と作戦を実行した。この時、チェガル・ギルは何ともなかった足を急に負傷したとして、スーパーファイナルへの出場を諦めたチョ・ジヨン選手(キム・シウン)に注目したが、彼女は簡単に口を開かなかった。そんな中、ピストル・パクは、出場放棄の念書と現金が入った封筒を受け取るオコーチとチョ・ジヨンの父親の取り引きの現場を目撃した。

そして、ショートトラック韓国代表選手女子の部の最終候補リストを発表する記者会見当日、チェガル・ギルとノーメダルクラブのメンバーたちは、オコーチの暴行と不正を告発して、痛快な展開を見せた。記者会見場のスクリーンに、チョ・ジヨンの足の負傷が嘘であることを証明する映像を流し、ピストル・パクはオコーチとの取引現場が収められた写真を証拠に、チョ・ジヨンの父親を問い詰めた。

これに、チョ・ジヨンの父親が、氷上連盟長に渡していたお金を返してもらっただけだと言うと、ピストル・パクはその勢いに乗って出場放棄の念書にも言及し、オコーチの不正疑惑を指摘した。これを聞いたオコーチは、チョ・ジヨンの自主的な棄権だったと慌てて反論したが、これを聞いたチョ・ジヨンは「自主的ではありません」と真実を明かし、世間を騒がせた。

このようなチェガル・ギルとノーメダルクラブの活躍は、チャ・ガウルのスランプの克服に繋がった。オコーチは、暴行の容疑や示し合わせの疑惑で、韓国代表コーチから罷免される危機を迎え、チョ・ジヨンは賄賂提供の容疑で韓国代表選手リストから除外された。そのため、繰り上げでチャ・ガウルが韓国代表選手に選ばれ、スランプの克服を知らせる喜びの涙を流した。

放送の終盤にチェガル・ギルは、韓国代表メンタルコーチの合格通知を受けた。これに「今日だけを生きる」という彼が、選手村の正式メンタルコーチとなってどのような活躍を繰り広げるのか注目を集めた。そして、急いで選手村に向かっていたチェガル・ギルの後ろに謎の人物が墜落する衝撃的なエンディングが描かれた。チェガル・ギルの選手村入りと共に、どのような話が繰り広げられるのか、好奇心がくすぐられる。

このように、痛快な展開を見せる「メンタルコーチ チェガル・ギル」に対して、視聴者からの好評が続いている。SNSとオンラインコミュニティで、「愉快ですっきりするサイダードラマだ」「チョンウの演技が最高」「チェガル・ギルの眼差しが本当に温かい。見ていると、こっちが癒される」など、様々なコメントを寄せた。

tvN月火ドラマ「メンタルコーチ チェガル・ギル」は、メンタルコーチになって帰ってきた元韓国代表選手が、選手たちを癒やしながら、理不尽なことに立ち向かって戦うメンタルケアスポーツ活劇だ。本日(20日)夜10時30分に第4話が放送される。

記者 : ハ・スジョン