NCT DREAM、約2年10ヶ月ぶりの単独コンサートを成功裏に終了!感極まって涙「意見の対立もあったけれど…」

OSEN |

写真=SMエンターテインメント
NCT DREAMが夢のステージである蚕室(チャムシル)メインスタジアムで3万人の観客と共に過ごした。

NCT DREAMは8~9日の2日間に渡り、ソウル蚕室オリンピックメインスタジアムで2回目の単独コンサート「THE DREAM SHOW2 – In A DREAM」を開催し、ファンと会った。

今回のコンサートは約2年10ヶ月ぶりに開催された有観客コンサートで、NCT DREAMが初めて蚕室メインスタジアムで行う公演でもある。韓国最大規模のライブ会場で2回にわたって行われる公演は、彼らの驚くべき成長と強力なパワーを実感させた。

元々、7月29日から31日の3日間に渡り、ソウル高尺(コチョク)スカイドームにて開かれる予定だったが、メンバーのマークとロンジュンが新型コロナウイルスに感染し、中止となった。それから2ヶ月、より大きな規模で行われることになった。

今回の公演名「In A DREAM」には「夢」を通じてお互いに共感し、“音楽”で一つになるNCTの世界観を基に、NCT DREAMと観客が音楽で交感する瞬間、“夢”のように幻想的な公演が繰り広げられるという意味が込められている。ヒット曲からアルバムの収録曲、NCTのアルバム収録曲、ユニット曲までNCT DREAMは多彩な音楽とパフォーマンスでファンを魅了した。

同日、NCT DREAMは「Glitch Mode」「COUNTDOWN (3, 2, 1)」「STRONGER」のステージでコンサートの幕を開けた。メンバーたちは「とても会いたかった。このステージそのものが恋しかっただけに、今日全てを出し切る。本当に久しぶりだ。このコンサートがとてもやりたかったし、シズニー(NCTzenの愛称)のペンライトがライブ会場を埋め尽くしている光景が見たかった。たくさん準備したので、とことん楽しんでほしい」とし「6月の『DREAM CONCERT』も同じ場所で、ペンライトでいっぱいになった光景がとてもきれいだと思った。今日の公演は皆さんが想像もしなかった僕たちの姿まで盛り込んでいるので、充実した公演になると思う」と感想を語った。

それから、続いたステージでメンバーらは「Beatbox」「Hot Sauce」「Hello Future」「We Go Up」「Chewing Gum」などヒット曲はもちろん、「Better Than Gold」「On the way」など2ndフルアルバムのステージから、「Countdown」「Dive Into You」「Life Is Still Going On」「Diggity」などの1stフルアルバムの収録曲のステージ、「Dreaming」「Déjà Vu; 舞代路」などNCTのアルバムの収録曲まで、過去の活動を集約した全29曲のパフォーマンスを披露し、パワフルな姿で観客を魅了した。特に「Quiet Down」のステージではアクリルボックスを活用した感性的なパフォーマンスを披露し、ファンを熱狂させた。

また、メンバーたちはミュージカルのメドレーとEDMのリミックスメドレー、ユニットステージなど今回の公演でしか見られない特別なステージも用意。過去の自身と出会うパフォーマンスで、思い出を呼び起こした「My First and Last」のステージを皮切りに「Bye My First…」「Love Again」「LAST FAREWELL」など初恋シリーズの楽曲を一本のミュージカルのように構成し、没入感を高めた。そして「Fire Alarm」「Ridin'」「GO」「BOOM」など、ムービングカーの上で繰り広げられたEDMのリミックスで雰囲気を盛り上げた。

その他にロンジュン、ヘチャン、チョンロは「Sorry, Heart」のユニットステージで甘いボーカルを披露し、マーク、ジェノ、ジェミン、ジソンは「Saturday Drip」でカリスマ性あふれるラップを披露した。

涼しい風が吹いてくる夏の夜の雰囲気にふさわしい多彩なステージと、広いライブ会場を十分に活用したセットが様々な装置が見る楽しさを与えた。さらに、空を彩る華やかな花火や照明、風船の効果が祭りのような雰囲気を演出した。

最後に、チョンロは「アンコール曲が流れた時、涙が出た。これがまさにコンサートだ、僕たちが願っていたことだと思った。とても幸せだったし、メンバーたちも大変だったはずなのに、最後までやり遂げられたことが嬉しい。スタッフの皆さん、公演のためサポートしてくださった全ての方々に感謝している」と感想を語った。

ヘチャンは「僕たちが3~4ヶ月ほど公演を準備した。忙しい中でもコンサートを準備しながら、とてもわくわくした。本当に悔いのないようにしたいと思って準備した。『DREAM SHOW1』の時、これが最後のコンサートかもしれないと思ったけれど、7人で、それもメインスタジアムで公演ができるなんて、当時を思い出したら胸がいっぱいだ。これは皆さんのおかげで、本当に感謝している」とし「7人でコンサートを準備しながら、意見が対立する時もあった。僕たち7人のメンバーが皆で欲を出して準備した公演だ。本当にあっという間だった。これからが始まりだ。今日の『DREAM SHOW2』はこれからNCT DREAMの時代が来たという気持ちで披露した」と話した。

ジェミンは「皆さんがこの公演のために、どれだけ時間とお金を使ったのか知っている。残念だったと思ってほしくなくて、あまり眠れなくても一生懸命に練習し、来て良かったと思って頂きたいと思った。このようにメインスタジアムという場所でコンサートをすることになるとは夢にも思わなかった。大切な思い出を作ってくださって感謝している。これからもずっと一緒にいたい」と感謝の気持ちを伝えた。

ロンジュンは「今も夢みたいだ。皆さんのおかげで、僕がこの夢のようなステージに立つことができて感謝している。今日はあまりにも大きなライブ会場で、よい姿をお見せしたいあまり、ミスしたところもあるけど、大目に見ていただければと思う。これからもっとカッコいい人になる」と涙を流した。

マークは「僕は『DREAM SHOW1』に参加できなかった。だから、『DREAM SHOW2』に参加できて本当に感謝している。たぶん泣くだろうと思ったけど、今はとても幸せだ。かなり緊張したし、メインスタジアムで初の単独コンサートをするまで紆余曲折が多く、色々な感情が負担のように感じられたこともあるけど、それから離れて皆さんを見るととても幸せだった。感謝の気持ちをぜひ伝えたいと思った。この特別な瞬間を共にしてくださって感謝する」とし、ファンとメンバーたちに感謝の気持ちを伝えた。

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記者 : チ・ミンギョン