ハ・ジョンウ&ファン・ジョンミンら、Netflix新シリーズ「ナルコの神」で夢の共演!“大きなエネルギーを感じた”(総合)

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写真=マイデイリー DB
豪華俳優たちとユン・ジョンビン監督が集まった。

本日(7日)、ソウル江南(カンナム)区朝鮮パレスソウル江南でNetflix新オリジナルシリーズ「ナルコの神」の制作発表会が開かれ、ユン・ジョンビン監督と俳優のハ・ジョンウ、ファン・ジョンミン、パク・ヘス、チョ・ウジン、ユ・ヨンソクらが出席した。

同作は南米の国であるスリナムの麻薬王だったチョ・ボンヘンと、2009年に彼を逮捕するのに決定的な役割を果たした民間人の協力者K氏が経験した実話をモチーフに脚色した作品だ。ハ・ジョンウが作品の内容に魅力を感じ、ユン・ジョンビン監督に自ら演出を提案した。

南米の国であるスリナムを掌握した絶対的な麻薬王チョン・ヨファン(ファン・ジョンミン)によって、濡れ衣を着せられた民間人カン・イング(ハ・ジョンウ)が、国家情報院の秘密作戦を受け入れることから繰り広げられるストーリーを描く。

ハ・ジョンウは、ユン・ジョンビン監督とデビュー作「許されざる者」から「ビースティ・ボーイズ」「悪いやつら」「群盗:民乱の時代」などの作品を共にしながら、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)にセンセーションを巻き起こした。鋭い視線とユーモアが共存する演出を披露するユン・ジョンビン監督と、どんな極限の状況でも粘り強く打開していく生存力の強いキャラクターを演じ、多くの人々から愛されてきたハ・ジョンウが今作を通じて、再び史上最高のシナジー(相乗効果)を披露した。

この日、ユン・ジョンビン監督は初めてのシリーズ演出について「世界中のどんな作品でも、民間人が専門機関の作戦に投入された内容を扱ったことがない。それで初めてこの実話について聞いた時、とても興味深いと思った。ところが、実際に受け取った2時間分の映画の台本は、何か多くのことが抜けているような気がした。この膨大なストーリーを2時間内にすべて収めるのは無理だと思った。シリーズで作ったらどうかとも思っていたところ、ちょうどNetflixから提案が来て、一緒に作業することになった」と明かした。

続けて「ハ・ジョンウ、ファン・ジョンミン、パク・ヘス、チョ・ウジン、ユ・ヨンソクなど、俳優たちみんながドラマのセットに集まって撮影したことがあったが、エネルギーが凄まじくて夢のようだった。皆あまりにも素晴らしい俳優たちなので、リハーサルも必要なく、お互いに目を見るだけで分かった」と絶賛を惜しまなかった。

劇中、ハ・ジョンウはカン・イング役を演じる。カン・イングは一般人の事業家で新しい事業を提案され、スリナムに来たが、チョン・ヨファンのせいで刑務所に行くことになる。その後、国家情報院のアンダーカバーとなって、チョン・ヨファンに近づく人物だ。

彼は今作への出演を決めた理由について「実話が持つ力は大きいと思ったし、映画でもドラマでも作品として作られたら、面白そうだと思った。この内容はきっといつか、作品として作られると確信した」と強調した。

続けて「今作は特に長く、特に多くの場所で撮影した。済州島(チェジュド)、全州(チョンジュ)、ある地方の端など、主に自然が多いところで撮影が行われた。ピークはドミニカ共和国で2ヶ月ほど撮影したことだ。脱出できた日が一番気持ちよかった。夜に撮影が始まり、徹夜して朝になって撮影が終わって、3時間だけ寝て、すぐ飛行機に乗りに行った。それほど大変なスケジュールだったため、脱出できた日が最も嬉しかった。今作は6時間の作品なので、密度が本当にすごい」と話した。

また、先輩のファン・ジョンミンに対する格別な愛情を表した。ハ・ジョンウは「大学卒業後に入った初めての所属事務所で、ジョンミン兄さんに初めて会ったが、本当にたくさん気遣ってくださった」と振り返った。

続けて「2005年の冬にユン・ジョンビン監督と撮った『許されざる者』の初めての試写会が行われたが、ジョンミン兄さんが来てくださり、たくさんの励ましと勇気をいただいた。その時から兄さんとの共演を夢見てきたが、こんなに時間がかかるとは思わなかった。ずっと感謝の気持ちで撮影に臨んだ」と話した。

ファン・ジョンミンは、今作で人の良い在米韓国人牧師のように見えるが、大統領も近づけない権力と残忍さを持つ麻薬王のチョン・ヨファンに変身する。

彼は「今作は6部作で、台本が厚かったにもかかわらず、一気に読み終わった。とても良かったのは、面白い本を読んでいると、次のページを読むのがもったいなくて、折っておいたりするじゃないか。今作がそうだった」と高く評価した。

続けて「今作は次のページをめくらせる力がある作品だ。1部が終わったら、すぐ次のページが気になって、読むようになる」と付け加えた。

チョン・ヨファンというキャラクターについては「牧師とは言え、スリナムの麻薬王で人間のクズだ。ただの麻薬中毒者」とし「サイコパスのような一面もある」と話し、笑いを誘った。

また「結果物を観た時、さらに大きなエネルギーを感じた。俳優たちみんながそれぞれのキャラクターを見事に演じた。ハ・ジョンウはハ・ジョンウなりに、ユ・ヨンソクはユ・ヨンソクなりに、みんな自分たちだけのオーラを見せつけていたので、『僕がそんな俳優たちと共演していたんだ』と、とても驚いた」と絶賛した。

Netflix「イカゲーム」「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」を通じてグローバルスターとして注目を集めたパク・ヘスは、今作を通じて新たな姿を見せると関心を集めている。劇中、彼は国家情報院要員のチェ・チャンホに扮する。チェ・チャンホはチョン・ヨファンを捕まえるために、国境を越える作戦を展開し、カン・イングの友人であり、国際貿易商のク・サンマンに偽装する。

パク・ヘスはチャ・チャンホ役について「使命感に執拗さがある人物だ。執着に近いほど、チョン・ヨファンを追いかける」と説明した。

「ナルコの神」は9月9日、Netflixを通じて独占配信される。

記者 : キム・ナラ、写真 : ソン・イルソプ