「模範家族」シン・ウンス、作品を見た周りの反応に同意“一発殴りたいという声が多かった”

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写真=Netflix
女優のシン・ウンスが「模範家族」で、また演技変身を披露した。

先月から配信を開始したNetflixシリーズ「模範家族」は、破産と離婚の危機に陥った平凡な家長のドンハ(チョンウ)が偶然、死んだ人物の金を見つけ、犯罪組織と絡み合うことで繰り広げられる犯罪スリラーだ。

同作でドンハとウンジュ(ユン・ジンソ)の娘であり、思春期の気難しい10代のパク・ヨヌ役で出演したシン・ウンスは、所属事務所のNPOエンターテインメントを通じて公開したインタビューで「この作品を通じて新しいことを経験することができたし、パク・ヨヌを務めてよかったです」と感想を伝えた。

――「模範家族」で反抗心が強い10代のパク・ヨヌ役を演じた感想を教えてください。

シン・ウンス:この作品を通じて、初めて犯罪スリラージャンルに挑戦しました。撮影現場にいることだけでも強烈な雰囲気を感じることができましたし、新しいことを経験することができました。その中でも家族の一員を演じ、最もシニカルで無関心な態度を見せる娘のヨヌを務めることができて、ありがたい時間でした。

――パク・ヨヌを演じる時、最も難しかった点と楽しかった点を教えてください。

シン・ウンス:ヨヌは、本人の感情を正直に表す人物なので、演技をする時もストレートに表現することができました。大変でしたが、もどかしさがなくてよかったです。思春期を過ごしているヨヌが、家族との関係で感じる感情や考えを迷わずはっきりと表現できるように頑張りました。

――撮影中、または撮影後に最も印象的だったシーンはありますか?

シン・ウンス:作品の中では短いですが、ジェチャンとバイクに乗るシーンが最も印象的でした。個人的に生まれて初めてバイクに乗りましたし、ヨヌがジェチャンのバイクに乗って感じた解放感と、現実から逃げたい気持ちがそのまま感じられて、撮影後もその気持ちが長く残っていました。

第4話で、ヨヌがお母さんのウンジュに怒るシーンも記憶に残っています。最初に台本をもらった時から、長いセリフの息継ぎと感情をどう表現すればいいか悩んだシーンだったので、より印象的でした。完成された作品を見ると反省点もありますが、作品の中でヨヌの心境が直接的に表現された部分だったと思います。

写真=Netflix
――「模範家族」に対する周りの反応はどうですか? 最も記憶に残る反応を教えてください。

シン・ウンス:多くの方々に見ていただき、応援のメッセージもたくさんいただいて感謝しています。特に引き込まれて最終回まで一気見してしまったという反応も多かったです。

また、周りでは一発殴りたいという反応が多かったです(笑)。私が撮影している時も、ヨヌは思春期を過ごしていると考えていたので、そのような反応が理解できました。私がよく表現できていたんだなと、安心材料にもなりました。

――ファンタジー、コメディ、SF、時代劇、そしてこの作品を通じてスリラーまで経験しました。スリラージャンルだけの魅力は何ですか?

シン・ウンス:没入度と緊張感がすごかったです。思わず作品に没頭していました。そして個人的に、この作品の音楽が与える力が大きかったと思います。BGMとスリラーというジャンルが調和をなし、劇の緊張感を倍増させたと思います。

――「模範家族」を見ていない方々に注目ポイントを紹介してください。

シン・ウンス:タイトルとは相反する、模範的じゃない家族と人物たちが描き出すストーリーが面白いです。ストーリーが進むほどに高まっていく緊張感で、この作品が描き出すスリルと面白さを味わうことができると思います。スタッフと俳優の方々が意気投合して作った作品なので、楽しく見ていただきたいです。

記者 : ヤン・ユジン