ピョン・ヨハン、映画「閑山」の役作りについて語る“体重は10kg増量…日本語も先生と一緒にたくさん研究した”

OSEN |

写真=ロッテエンターテインメント
「閑山:龍の出現」に出演したピョン・ヨハンが、日本軍役のため体重を10kg以上増やした理由から「バトル・オーシャン/海上決戦」のチョ・ジヌンとの比較など、様々な話を聞かせてくれた。

最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)のあるカフェでは、映画「閑山」の主演俳優ピョン・ヨハンのインタビューが行われた。

「バトル・オーシャン/海上決戦」のプリクエルである「閑山」は、鳴梁海戦が勃発する5年前、進軍中の日本軍を相手に、朝鮮を守るために大胆な戦略と覇気で団結した李舜臣(イ・スンシン)将軍と朝鮮水軍の閑山島海戦を描いた戦争アクション映画だ。

キム・ハンミン監督が企画した「李舜臣将軍3部作」の2番目の作品であり、チェ・ミンシクの「バトル・オーシャン/海上決戦」、パク・ヘイルの「閑山:龍の出現」、キム・ユンソクの「露梁(ノリャン):死の海」につながる。「バトル・オーシャン/海上決戦」は2014年に公開され、1761万人の観客を動員した。

ビョン・ヨハンは劇中でイ・スンシン将軍と激しい海戦を繰り広げる日本軍の最高司令官ワキザカ役を熱演した。 ワキザカは「バトル・オーシャン/海上決戦」でチョ・ジヌンが演じた人物であり、二人の俳優を比較して見るのも観覧ポイントの一つだ。

試写会後、好評が続いた同作についてピョン・ヨハンは「僕も映画が素敵に出来上がって嬉しいです。多くの観客に見てもらいたいです」とし「新型コロナウイルスが拡大した後、映画『玆山魚譜』と『声/姿なき犯罪者』の2作が公開されましたが、その時はオンラインインタビューだったので、僕の言葉がまともに伝わらない気がしていたんです。久しぶりに記者の皆さんに会うことになって、身だしなみを整えて40分前から来ていました(笑)。作品の話を一生懸命にしますね」と熱意を見せた。

彼は「『閑山』は2年前に撮ったのですが、本当に一生懸命に準備しましたので、思い出せないわけがありません。どんな写真が出てきても『このシーンで僕のコンディションがこうだった、僕たちの現場がこうだった』と思います」とし、「ある作品は撮ってから時間が経つと部分的に覚えていないことがあります。でも今回の作品ははっきりと記憶に残っています」と愛情を示した。

彼は「初めてワキザカ役を提案された時、『僕がですか? 僕が日本軍の司令官なんですか?』と言いました。でも監督が『うまくできると思うよ。よく似合う』と言ってくれたんです。僕にそのようなイメージを持ってくれていたようですね」とし「プレッシャーは演技する過程で感じました。僕が考えていたイメージやビジュアルと違いましたし、鎧を着てみたら合わなくて、将軍らしくなかったんです。まるで父の服を着た子供のように見えました。家に帰りながら『考えを変えよう』と思いました。麗水(ヨス)からソウルに戻ってきて、すぐバルクアップしようと思いました。体重を増やして鎧が僕の体にぴったり合った瞬間、考えが変わりました。僕は太陽人(人の体質のひとつ)なので、短時間で太りやすいんです。鎧が身体に合った瞬間から自信がついたと思います」と笑った。

さらに「『閑山』を6ヶ月間撮影しましたが、終わるまでずっと体重を増やしました。鎧は2週間でほぼ体に合ったと思います。撮影しながら一番重かった時の体重は89kgで、今は78kgです」とし、「僕は体重が増えるほど元気になる体質です。太った時に速く走れるんです。今は力が少しなくなりましたね」と告白して笑いを誘った。

チョ・ジヌンと同じ役を演じた彼は、「以前作品を見ました。監督から台本をもらった瞬間から『バトル・オーシャン/海上決戦』については考えなかったんです。理由は、そうしてこそ僕だけのワキザカを作ることができると思ったからです。チョ・ジヌン先輩が強烈な印象として残るのではないかと怖くて考えなかったんです」と伝えた。

彼は「『バトル・オーシャン/海上決戦』も『閑山』も閑山島海戦が先で、僕がうまく演じれば、ワキザカは勇気があって覇気あふれる人物になるので、それを妨害する少しのエネルギーも入れないようにしました」とし「僕がもしチョ・ジヌン先輩に劇中人物について質問したら、色々と返事をくださったと思いますが、僕だけの役作りをしようと思って聞かなかったんです」と自身だけのワキザカを作るために努力したと強調した。

映画の中で悪者と認識されがちな日本軍を演じたピョン・ヨハンは「『閑山』という映画で日本軍役を演じるなら、全ての人が悪者と認識すると思います」とし「僕もそう思ったけれど、台本を見ながら何としても僕が演技し、表現しなければなりませんでした。単なる悪役ではなく、『将軍対将軍』と見るべきなんだなと思いました。だから悪党だと思ってしまったら閉じ込められてしまうんです。最初は悪者のように生きようと、鏡を見て練習もしました(笑)。でも『僕が勘違いしているのではないか』と思ったんです。戦場に来た時、熾烈な感じや人間の匂いを漂わせるためには、僕がきちんと役作りをしなければならないと思いました。悪役ではなく、アンタゴニスト、イ・スンシン将軍を見つめる観察者で、解説者役だと思いました。そう考えたら、野望があって覇気あふれる、明まで行きたがるワキザカが表現されたのではないかと思います」と話した。

ピョン・ヨハンは日本語で演技をしたが、その中でも難しい古語も使って演じた。「まず韓国人なので準備するのに大変でしたし、外国のドラマをたくさん見たりしました」とし「僕は中国で留学した経験があるので、中国で言えば色々な声色にもっと気を使わなければなりませんでした。それが現代の日本語とは違うので、その違いを日本語の先生とたくさん研究しました」と話した。

彼は「日本語の先生が一人ではなく、何人かいたんです。まず劇中の日本語をデザインしていきました。そのデザインも、ワキザカを演じた僕にできる、新しい日本語ではなかっただろうかと思います」とし「日本語の練習をしながら『閑山』で共演した2PMのテギョンさんとも会話しました。集中しているところを邪魔するのではないかと思い、途中で『僕、大丈夫かな?』と言えませんでした。僕も僕のエッジ(個性)があるので、自分が確信したことを信じなければならない瞬間がありました。今回マスコミ向け試写会が終わって、テギョンさんが『すごく良かった』と言ってくれました。だからよかったと思いました」と笑顔を見せた。

また、イ・スンシン将軍を演じた先輩パク・ヘイルについては「先輩は繊細です。まっすぐな方で、撮影現場で後輩たちと会話できる場を設けてくれました。僕は恥ずかしくてそんなに声はかけられませんでした。俳優たちが会う場が作られて、その出会いをきっかけに、僕がどのように演じるべきか、合わせる時間が持てました」と話した。また「会う度に先輩とお互いにコンディションをチェックし、どのように進んでいるのか確認しました。イ・スンシン将軍とワキザカが実際に刃を持って戦ったことはないけれど、目で戦うためにはイメージトレーニングが非常に重要だったんです。パク・ヘイル先輩の作品『神弓-KAMIYUMI-』のスチールカットを見ながらイメージトレーニングをしました」と説明した。

記者 : ハ·スジョン