釜山市、10月開催のBTS(防弾少年団)のコンサートを控え…宿泊業者の対応を見直し

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写真=BIGHIT MUSIC
釜山市がBTS(防弾少年団)を動員した「2030釜山(プサン)国際博覧会」の誘致祈願コンサートを控え、一歩遅れて事態収拾に乗り出した。

釜山市は本日(28日)、「点検班の編成後、26日から現場把握および指導を始めた。点検班を拡大編成し、持続的に指導点検する」と明らかにした。続けて「コンサートの意味を色あせさせ、釜山のイメージを失墜させている」とし、「コンサートが成功し、意味あるものになるよう、全面的に支援する」と付け加えた。

これは、コンサートを控えて訪問客にぼったくりの料金を課し、既存の予約を不当に取り消した後、価格を10倍以上引き上げるなど、利益を得ようとする釜山の宿泊業者の行動に対する公式コメントだ。

これまで20万ウォン台(約2万円)だった釜山ホテルのオーシャンビューの客室料金は200万ウォン台(約20万円)に、10万ウォン台(約1万円)だったシティビューの客室料金は100万ウォン台(約10万円)以上に上昇した。

これに対してパク・ヒョンジュン釜山広域市長は、30日に全機関を招集して進行する会議を主宰する予定だという。

BTSは、7月に「2030釜山国際博覧会」の広報大使に公式委嘱された。彼らは釜山コンサートへの出演にとどまらず、2030釜山万博の誘致に対する全世界からの関心と応援を集めるため、多様な広報活動に乗り出す計画だ。

広報大使委嘱式当時、パク・ヒョンジュン市長は「(『2030釜山国際博覧会』は)韓国の国益の大きな力になり、また国家バランスの発展にも大きなきっかけとして作用するだろう。BTSが釜山でコンサートを準備していると聞いている。(コンサートを通じて)全世界の数億、数十億人のファンが釜山エキスポ開催を共鳴し、認証してくれると信じている」と話した。

しかし、暴利に目がくらんだ大多数の宿泊業者が釜山市のイメージに自ら泥を塗っている状態だ。釜山市の指導点検宣言にも関わらず、一部の宿舎は依然としてぼったくり料金を維持し、一部の客室予約を取り消すなどの蛮行を働いているという。

「2030釜山国際博覧会」の誘致祈願コンサート「BTS in BUSAN」は、10月15日に釜山の機張郡(キジャングン)イルグァン特設ステージで開かれる。

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記者 : ファン・ヘジン