「あなたの願いを言えば」チ・チャンウク、患者と向き合うソン・ドンイル&少女時代 スヨンの姿に本音【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「あなたの願いを言えば」放送画面キャプチャー
チ・チャンウクが、ケンカも仲直りも笑いもあるホスピスの日常に溶け込んでいった。

17日に韓国で放送されたKBS 2TV水木ドラマ「あなたの願いを言えば」で、ホスピスでのボランティア活動を通じて人生の意味を見つけるギョレ(チ・チャンウク)の姿が描かれた。

セヒ(パク・ジンジュ)はホスピス最年少の患者で、余命宣告を受けて闘病中だ。この日、ひどい痛みに苦しんでいた彼女は、薬をこれ以上与えることはできないというヨンジュ(少女時代 スヨン)に「痛かったら話してと言ったのに、なぜくれないの? 痛みくらい抑えてくれないと。約束を守ってよ、この悪い女」と泣き叫んだ。

続けてセヒは「助けて、お姉さん」と重ねて訴え、その姿を見守っていたギョレは大きな衝撃を受けた。

その後、礼拝堂を訪れたセヒは、自分の願いを聞いてくれるというテシク(ソン・ドンイル)に「私はまだ若くて、ここにいらっしゃる他の方よりは、少し時間があるじゃないですか。もちろん、私たちは同じ人間なので、順番はないけれど……」と苦そうに話した。

「人とケンカをしない、仲直りをすると約束してほいい」というテシクの言葉には、「私もケンカなんてしたくないけれど、本当に痛いときは苛立ちも激しくなって、怒ってしまったりするの」と話した。

そして、チョコのお菓子を持ってヨンジュのところに行ったセヒは「この前は本当にすみませんでした。私、もともとあまり良い性格ではないんですが、人にひどいことを言うような人間でもないんです。痛すぎると自然にそうなってしまうようです」と謝った。

ヨンジュはそんな彼女を抱きしめて「我慢することだけが良いわけじゃない。うちのホスピスの患者さんたちは我慢するのが美徳だと思うみたい。最後まで我慢ばかりしようとして。よくやったね。よくやったよ。だからセヒさんのことが好きなの。痛かったら痛いと叫んでね」と笑顔で話した。

これはセヒだけでなく、ギョレに対する助言でもあった。これを聞いたギョレは動揺した。

一方、テシクとギョレはセヒの願いを叶えてあげようと、有名ミュージカル俳優に会った。しかし、結果は大失敗。

それでもテシクはオーディションの舞台に上がり、セヒの歌を聴かせてあげ、残念な事情を伝えたが、今回も目的を果たせずに追い出されてしまった。

これに怒っていたギョレは「こんなこと、本当にタダでやってあげるんですか? お金をもらってやってるんじゃなくて?」とストレートに聞いた。

「当然タダさ。お金をもらったら、それってボランティアか? 商売だろう」とテシクが一蹴すると、ギョレは「いくらボランティアでも、こんな扱いされてまで、ここまでやるべきなのか」と不満を表した。

この日、ホスピスで犬を世話しながら1日を過ごすことになったギョレは、ハプニング満載の日常を振り返りながら「でも人間の美徳がある。いつか君が痛みを訴えたら、ここの人たちが君のことを助けてくれそうだし」と話した。

さらに「こういう平穏さは僕の人生とは似合わなすぎるけど」と自嘲するギョレの姿がラストを飾り、今後の展開に対する関心を高めた。

記者 : イ・ヘミ