「美男堂の事件手帳」真犯人コプリの正体が明らかに【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「美男堂の事件手帳」放送画面キャプチャー
「美男堂の事件手帳」が、想像を絶するどんでん返しの展開で月曜日の夜を揺るがした。

15日の午後9時50分に韓国で放送されたKBS 2TV月火ドラマ「美男堂の事件手帳」第15話では、コプリの衝撃的な正体が明らかになり、視聴者を驚かせた。

先立って、ナム・ハンジュン(ソ・イングク)とハン・ジェヒ(オ・ヨンソ)は、お互いに率直な気持ちを告白してピンク色の恋愛を始めた。完璧なコンビになった彼らは、分譲詐欺を計画している“上位1%”のヴィランたちの現場を襲撃し、主軸勢力の蛮行を記者たちの前で暴露して、カタルシスを与えた。

第15話の放送では、正義を実現しようとする彼らの痛快な活躍が続いた。ナム・ハンジュンは、ク・テス(ウォン・ヒョンジュン)のノートパソコンで見つけた性的な動画と、業務契約式で収集した上位1%のヴィランたちの盗聴ファイルまでをも公開して、罪を暴いた。続いて、彼は強力7チームとタッグを組んで、巨大な罠をかけて犯人たちを捕まえることに成功した。逮捕された高官級たちは、イム・ゴモに全ての罪をなすりつけるために最後まで白を切って、事件はもう一度難航した。

弁護人団と一緒に登場したチェガングループの跡継ぎチャ・スンウォン(イ・ジェウン)も、容疑を立証する明確な証拠がなく、釈放された。チャ・ドウォン(クォン・スヒョン)は、図々しく席を立つ兄のチャ・スンウォンに、「今回はあの時のように逃げられないよ」と警告した。チャ・ドウォンは、美男堂チームと強力7チームに、20年前に兄が殺人を犯したと明かして、彼の罪を償わせたいという意志を示した。

しかし、事件当時の現場を目撃したチャ・ドウォンの怪しい行動が、スリリングな展開にした。ナム・ハンジュン、ハン・ジェヒと共に、事件が起きたチェガングループの本家に向かったチャ・ドウォンは、ホン・ミョンス(キ・ファン)がチャ・スンウォンの指示を受けてある人に暴行を加え、その後チャ・スンウォンが被害者の首を絞めて殺害したと供述した。しかし、彼は自分が誰かの首を締め付けているリアルな記憶で苦しみ始め、これまで見たことのないような異様な雰囲気を醸し出した。

真実を暴くために、彼らのしぶとい捜査が続いた。強力7チームは、カン・ウネ(キム・ミンソル)の死亡当時、ドローンで彼女の隣の部屋に泊まっていた芸能人を撮影したファンを訪ね、事件現場にイム・ゴモとク・テス(ウォン・ヒョンジュン)が訪ねていたという証拠を確保した。ナム・ハンジュンは、チャ・ドウォンの20年前の記憶にあるホン・ミョンスを呼んで、巧みな弁舌でクッ(シャーマニズムの儀式)を開いた後、殺害現場にチャ・スンウォンのメンタル管理をしていた教師がいたという証言を得た。続いて、チャ・スンウォンの車に盗聴やGPSをつけたコン・スチョル(クァク・シヤン)、ナム・ヘジュン(gugudanのミナ)の活躍で、当時の教師を見つけることができた。

そんな中、誰も予想できなかったどんでん返しが描かれた。美男堂のメンバーたちとハン・ジェヒに会った教師は、事件当日に関する記録を探すため席を外し、誰かの襲撃を受けて倒れてしまった。やがて、もがいている彼女の背中からチャ・ドウォンが登場し、「私は私の意志で被害者に救いをプレゼントするんだ」と、彼女の首を締め付け、ぞっとするような眼差しを見せた。

このように「美男堂の事件手帳」は、想像を絶する展開で、視聴者を驚かせた。特に、エピローグ映像では、チャ・ドウォンがク・テスと共に心神耗弱の状態で釈放された犯罪者を処罰し、自身の正体を知ったハン・ジェジョン(ソン・ジェリム)を殺害する様子まで描かれた。果たして、美男堂のメンバーたちと強力7チームは、思いもよらなかったコプリの正体を明らかにすることができるのか。今後の展開に期待が高まる。

第15話は、視聴率4.5%(ニールセン・コリア、全国基準)を記録し、目を離すことができない、予測不可能な展開を見せている。「美男堂の事件手帳」第16話は、本日(16日)午後9時50分に放送される。

記者 : パク・パンソク