Mountain Movement、キム・ヒジェと所属事務所を相手に数千万円台の損害賠償・契約解除訴訟を提起

OSEN |

写真=モコENT
芸能プロダクションのMountain Movementが、歌手のキム・ヒジェと所属事務所のSKY ENMを相手に中華圏マネジメント契約の解除および損害賠償訴訟を提起する。

Mountain Movementは12日、公式コメントを通じて「キム・ヒジェおよび所属事務所の音信不通および虚偽事実で損害賠償を請求する」と伝えた。

Mountain Movementは「キム・ヒジェとBlissエンターテインメント(現SKY ENM)間の中華圏マネジメント独占契約を3者契約で締結し、億ウォン台(数千万円台)の契約金を先払い、ドラマとOST(挿入歌)部門も引き受けることになり、その約束を守った。しかし、この業務から進んでリスク管理の業務および告訴の委任も引き受けて推進していたが、すでに契約が終了した時点で(単独コンサートの開催を巡って企画会社のモコENTと対立していることに)気付き、深く失望して、お互いの信頼が崩れてしまった。しかし、SKY ENMはこれを傍観し、すべてをMountain Movementに委ねてきた。それでも、Mountain Movementは契約関係を維持するために努力したが、SKY ENMが先に一方的な音信不通と契約破棄の意思を明らかにした。これを踏まえて、損害賠償を請求する」と訴訟の趣旨を知らせた。

これに先立ち、キム・ヒジェのコンサートを担当しているモコENTは、キム・ヒジェにコンサート3回分の出演料を事前支給したが、キム・ヒジェが練習に1回も参加せず、音源などを提供しないで音信不通になり、公演の準備に支障が出ていると主張した。一方、所属事務所はモコENTが契約通りの出演料を支給していないと主張して、契約取消訴訟を提起した。

【Mountain Movementが主張する訴訟理由】

第一に、韓国でのスケジュールを共有しなかった。海外のイベントやマネジメントに必要な正当な権利を行使すれば、契約通りに進行が可能だったにもかかわらず、最終的にスケジュールをキャンセルしなければならなくなった。契約書に明確に韓国でのスケジュールを共有することも明記されているにもかかわらず、これを履行しなかった。

第二に、SKY ENMはMountain Movementに対してマスコミへの対応、および宣伝の業務の他に、告訴代理まで任せ、ファンコミュニティの元管理者とキム・ヒジェの関係について、所属事務所が公式に知らせた内容とは異なる内容の業務を要求した。Mountain Movementはこれに関する業務を誠実に履行したが、最近、「資格を破棄する」というメッセージで、告訴代理人を一方的に解任した。

これに対し、Mountain Movementは契約解除の内容証明の発送と契約金返還の要請、および損害賠償請求訴訟を、法務代理人と協議して進める予定だ。

記者 : ソン・ミギョン