「あなたの願いを言えば」少女時代 スヨン、チ・チャンウクの車のサイドミラーを破壊【ネタバレあり】

Newsen |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「あなたの願いを言えば」放送画面キャプチャー
「チームジニ」が感動を与えた。

韓国で11日に放送されたKBS 2TV水木ドラマ「あなたの願いを言えば」第2話では、ヘジン(キム・シンロク)が「チームジニ」がドアの前に置いて行ったお弁当を見るシーンが最高視聴率が4.8%を記録した。(ニールセン・コリア、全国基準)

この日の放送では、ウリホスピス病院でボランティアを始めることになったユン・ギョレ(チ・チャンウク)が、チームジニの「最後の願いプロジェクト」に合流する過程が描かれた。

ユン・ギョレは出所から3日後に道路交通法違反でボランティア命令を受け、不満げな表情でウリホスピス病院へ向かった。新しいボランティアが来るという便りに浮かれていたチームジニは、頭からつま先まで華やかな格好をしたユン・ギョレの姿に失望感を隠せなかった。その時、彼のせいで泥水をかぶったソ・ヨンジュ(少女時代のスヨン)が怒って駆けつけ、彼の車のサイドミラーを壊し、最初から順調でない2人の関係をうかがわせた。

ホスピス病院を見学したユン・ギョレは、カン・テシク(ソン・ドンイル)が投げた車のキーを受け取り、ピョン氏(チョン・ムソン)の祖父の「最後の願いプロジェクト」に参加する事になった。ユン・ギョレは年式が古く、なかなかスピードも出せないカン・テシクの車に不満を言いながらも、ピョン氏が住んでいた柿の木の家を探し出し、ツンデレの魅力を発散した。

カン・テシクは柿の木の家のオーナーに会うために呼び鈴を押したが、ヘジンの警戒心で結局引き返すことになった。翌日、柿の木の家を再び訪れたカン・テシクは、前の主人のピョン氏がここで最期を迎えられるように協力してほしいと頼んだ。ヘジンと彼の夫は、予想外の頼みに困惑し、この頼みを拒否した。

これに対し、チームジニは柿の木の主人に協力してもらえるように、本格的な“説得プロジェクト”を始めた。カン・テシクは柿の木の家の庭を掃除し、ユン・ギョレは家主の車を洗車し、寂しくご飯を食べていたヘジンのために、ヨム・スンジャ(ヤン・ヒギョン)分のお弁当まで準備し、ピョン氏の最後の願いを叶えるために奮闘した。

そんな彼らの本心が通じたのか、株の失敗で定着した古い柿の木の家を嫌がっていた夫婦はチームジニのために家を空けてあげることにした。

そんな中、ホスピス病院の人々の好意にあまり慣れていないユン・ギョレは、一度も経験したことのない温かさを感じ、チームジニの周辺をうろつき始めた。彼はホテルでは体調が悪かった愛犬が、病院では元気に過ごしているということを理由に、ホスピス病院に泊まることにした。また、中古で買った車を再び売ってしまった彼は、サイドミラーを故障させたソ・ヨンジュに弁償金1,800万ウォン(約180万円)を要求しながら喧嘩し、笑いを誘った。

チームジニはユン・ギョレが運転する救急車に乗って、柿の木の家へ出発した。運転が荒い彼に小言を言っていたカン・テシクは「どうせ構わないじゃないか」というユン・ギョレの返事に怒り、車を止めろと叫んだ。ユン・ギョレはどうせ死ぬのになぜ生きようとするんだと叫ぶカン・テシクに向かって「死のうとした人を助けたのは誰だ」と恨み、あっという間にその場の空気を凍らせた。

チームジニと共に柿の木の家に着いたピョン氏は、妻と一緒に過ごした思い出を振り返り、涙を流した。そんなピョン氏を見ていたユン・ギョレは「おじいさんは怖くないですか? 死ぬことが。僕は正直、少し怖かったです。生きるのはもっと怖いです」と心の奥深くに秘めていた本音を打ち明け、視聴者を悲しませた。彼は「連れて来てくれてありがとう」というピョン氏の言葉に涙を流し、最後に昔の柿の木を再び見たいと思うピョン氏のために一晩中模型の柿を作り、それを木にぶら下げて深い余韻を残した。

翌朝、オレンジ色の実がなっている柿の木を見たピョン氏は明るい笑顔を見せた。カン・テシクとソ・ヨンジュはまるで本物の実がなっているかのような柿の木を見ながら「完全にめちゃくちゃではないね」と微笑み、これから展開されるユン・ギョレとチームジニの活躍に期待を高めた。

放送の終盤には、ピョン氏の荷物を持ってくるために病院を訪れたユン・ギョレが、4階の廊下で暗証番号の鍵がついた病室を見つけた。普通ではない雰囲気を察知した彼が病室のドアを開けようとすると、険しい表情をしたカン・テシクがユン・ギョレの行動を阻止し、激しく対立した。このように、謎の病室にどんな秘密が隠されているのか、好奇心を刺激している。

このように同作は、チームジニになんとか合流したユン・ギョレとカン・テシクのブロマンス(男同士の友情)はもちろん、ソ・ヨンジュとの犬猿の仲を披露した。また、祖父の最後の願いを叶えるために力を合わせたチームジニの活躍は、視聴者に感動を与え、次回の期待を高めた。

記者 : パク・アルム