チェ・テジュン、ドキュメンタリー番組のナレーションに参加…吹き替え料の全額を寄付

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写真=EBS
俳優のチェ・テジュンがドキュメンタリーのナレーションに参加する。

EBSによると、「特集ドキュメンタリー『公共外交、心を動かせ」の1部に続き、俳優のチェ・テジュンがナレーションの吹き替えを務め、吹き替え料の全額を寄付する」と明かした。

柔らかいが強い力、人々の心に入り込み、韓国の魅力を世界中に知らせている公共外交の2部「真心を繋ぐ」編では、理解と疎通を通じて世界の人々の心に感動を与えている韓国の公共外交にスポットを当てる。

新型コロナウイルスの感染が拡大しはじめた2020年、アメリカ・ワシントンに住んでいるデビッド氏の家の前に、特別な宅配便が到着した。その宅配便を開けた瞬間、デビッド氏は胸いっぱいの感動に涙を流すしかなかったという。その箱の中身は、韓国から届いた新型コロナウイルスの防疫キットだった。約50年前、平和奉仕団として韓国を訪れ、ボランティア活動を繰り広げたデビッド氏のために、韓国はその恩を忘れずに、感謝の手紙とともにマスクをはじめとする防疫キットを送ってきたのだ。

その時の記憶を思い浮かべると、今も涙がこぼれるというデビッド氏。彼にとって韓国は、この上なく特別な国として記憶された。韓国戦争のエチオピア参戦勇士たちを訪ねて写真を撮ったり、ベトナムの立ち遅れた地域の町興し事業を先頭に立って支援したり、韓国の公共外交は、このように人々の心に入り込み、感動を与えている。

特に、“彼ら”を理解し、寄り添っていく様々な努力は、自然に相手の心を掴み、韓国に対してポジティブな認識を持たせる上で、立役者の役割を果たしている。また、2014年に釜山(プサン)に建てられたアセアン文化院、美術展示会、アセアンマーケット、料理講座など、様々なプログラムを通じて東南アジア諸国の文化と歴史を知らせることにも役立っている。

アセアン諸国に対する偏見を解消し、韓国とアセアンを繋ぐ架け橋の役割を果たしているのだ。韓国を学ぼうとする人々には、様々な機会を与えている。フェローシップを通じて韓国で勉強をしているスペインの留学生ジャモラ氏と、ベトナム研究員夫婦のダオ氏。彼らは韓国と母国を繋ぐ民間外交官の役割を果たしている。同番組は韓国で13日の午後3時20分に放送される。

記者 : ミョン・ヒスク