シン・シア、映画「魔女2」で女優デビュー“自分を失うことなく成長していきたい”

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映画「魔女」で一躍スターダムに上りつめたキム・ダミの系譜を継ぐ新しい“魔女”が誕生した。1408対1の激しい競争の中、「魔女2」(監督:パク・フンジョン)で極秘プロジェクトの実験体となる少女役を引き受けたシン・シア。彼女は公開前に行われたインタビューで、「今になって実感がたくさん湧いてきました。すごくドキドキして緊張しています」と心境を伝えた。

シン・シアは「魔女2」を通じて女優デビューした新人だ。自身が登場する最初の作品に試写会で直面した彼女は、「大きなスクリーンに私が出てくるということ自体が不思議で、とても嬉しかったです。私があそこに出てくるということがとても不思議だったんです。あの部分はもっとうまくやればよかったという残念な部分もありましたが、作品全体としてはとても面白く、監督に感謝の気持ちが大きかったです」と語った。

先立って「魔女2」の記者懇談会で、パク・フンジョン監督はシン・シアをキャスティングした理由を聞かれると、「少女の初登場にぴったりな顔を探していた。また、ク・ジャユン(キム・ダミ)と似ているようで似ていない女優を見つけたかった」と明かしていた。シン・シアは「その話を懇談会の時に初めて聞きました。だから選んでくださったんだなと思いました。その時知って感謝しました」とし「オーディション当時、少女に関する情報が全くなかったんです。様々な顔をお見せできるという点についてアピールをたくさんしようと努力しました」と説明した。

「魔女2」は、生涯秘密の研究所「アーク」に閉じ込められていた少女が目覚め、世の中へ出てくることで話が展開される。「魔女」1が外で過ごしてきたク・ジャユンが再び施設内に入る話だったとしたら、「魔女2」は彼女と反対の状況を描き、さらに拡張した世界観を描いた。さらにアクションのスケールもさらに大きくなった。シン・シアは「私がキャスティングされてから3週間後に撮影に入りました。3週間、アクションスクールに行き、水中での撮影の訓練も受けました。済州島(チェジュド)に行ってからは部屋の中でホームトレーニングをたくさんしました。(アクションスクールに)行ける状況ではなかったので、部屋で訓練したんです」と伝えた。

続いて「少女のアクションは力だけを使ってするのではなく、簡潔さの中にある雰囲気が重要だと思いました。簡潔でもインパクトのある動作の練習を繰り返ししました。一つの動作を何百回もやりながら雰囲気を探していく訓練をたくさんやりました」とし、「少女はすごく強い力を持っているので、派手なアクションシーンはありません。役として物足りなさはないですが、今後機会があれば華やかなアクションもやってみたいです」と打ち明けた。

最も大変だったアクションシーンとしては、野外での戦闘シーンを挙げた。彼女は「そのシーンの練習をたくさんしました。少女はすべての戦闘シーンにおいて裸足です。マートに行く時だけ靴を履きます。裸足で移動しながらアクションをするので、中心をとるなどの訓練をたくさんしました」とし、「幸い安全にやらせてくれて、怪我もせず無事に終えることができました」と話した。

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超人的な力を持つ人物が登場するだけに、「魔女2」ではCGも随所に登場する。シン・シアは初めてCGを用いた演技をした感想を聞くと「私も撮影をしながら一番気になった部分の一つでした。どのような映像になるのか気になりました。CGは見えないですので、想像しながら演じましたが、映画を観たら想像していたよりもはるかに大きく、かっこよかったんです。観ながら感謝の気持ちがこみ上げました。CGを作ってくださった方々や監督がこんなに素敵にしてくださるなんてと思い、感謝しました」と満足感を表した。

人生で初めて取り組んだ作品であるだけに、シン・シアは「最初の撮影日のことをまだはっきりと記憶しています」と回想した。彼女は「撮影をストーリー順にやりました。そのため少女が目覚めるシーンから撮ったのですが、初めて血をかぶって、髪の毛も少し剃りました。その時『今私は本当に少女になったんだ』という気持ちで撮影しました。私も現場が初めてで、セットも初めてじゃないですか。初めて研究所の外に出るようになった少女と似た部分があったので、少女に完全になりきろうと思って撮影を続けました」と明かした。

「魔女2」は世界と隔離された秘密の研究所アークが破壊され、唯一の生存者である少女が血だらけの姿で裸足で雪原を歩く場面で始まる。シン・シアは「元のシナリオでは、雪が降るシーンではありませんでした。ところがその年、済州島に雪が本当にたくさん降ったんです。そのため雪が降っている背景に変わったんです」とし「初めは寒くて冷たいので、大変だった部分もありました。しかし映画を観てみると、その雪がとてもありがたく感じられました。むしろ雪があったから、少女の登場シーンがはるかに良いものになった気がしました。そのため今はとても大変だった記憶がすべて消えて、済州島に雪が降ったことに感謝の気持ちしかありません」と伝えた。

シン・シアは「魔女2」制作報告会で「前作を楽しく観たファンだ」と伝えたことがある。自らに対して「『ソンドク』(成功したオタク)だと思う」と説明した彼女は「魔女」のファンとしてシーズン1の魅力を聞くと、「反転の要素が一番良かったです。ク・ジャユンの反転を見ながら『うわー!』と声が出ました。その部分が一番良かったです」と答えた。またシーズン2の魅力については「世界観が多く拡張されたので、多彩な魅力を持った人物が出てきます。野外でのアクションも加わって、アクションシーンも増えたので、見どころがたくさんあります」と話した。

劇中で少女は、一生を秘密研究所で閉じ込められてきた実験体であるだけに、感情表現をはじめとするすべてのものに不器用な姿を見せる。シン・シアは「それは私とは異なる部分でした。私は周りの人に良ければいいと表現をたくさんするのに、少女は節制された人物ですので、私を空にする作業をたくさんしました。監督も『もっと空にしてもよさそうだ』とたくさん話してくださいました。私自身を空にして、少女の気持ちで撮影に臨もうとマインドコントロールをしました」と打ち明けた。

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また、撮影中に聞いたアドバイスの中で記憶に残っている言葉を聞くと「監督が言ってくださった言葉が最も記憶に残っています」と答えた。彼女は「私はうまくやれているのか心配していました。しかし監督が『すでに過ぎたことに最善を尽くしたならば、後悔する必要はない。次でまた最善を尽くせばいい。結果が証明してくれる』と言ってくださいました。とても力になって心強かったです」と明かした。

このように大変な努力の末、シン・シアは最初の映画を成功裏に終えることができた。彼女はデビュー作を無事に終えた後、「これからが始まりだと思いました」と伝えた。続いて「女優として私がさまざまな姿をお見せしなければならないですし、その過程で私が自分自身について知っていきながら、素敵な姿をお見せできればいいなと思いました」と説明した。

特に映画が完成した後、パク・フンジョン監督からどんな言葉を聞いたかと聞くと、「私の方がいろいろと話したと思います。とても感謝していますと。本当に素晴らしい作品にしてくれてありがとうございますと伝えました。ただ感謝しているとだけ申し上げました」と伝えた。

新型コロナウイルス感染拡大で一度公開が延期となった中、シン・シアはついに待ちに待っていた公開の時を迎えた。「魔女2」を通じて大衆との初めて出会う彼女は、多くの観客に愛された「魔女1」の後続作ということで、成績に関するプレッシャーはないかという質問に「私も観客の皆さんがどのように観てくださるのか気になります。新型コロナウイルスの影響で、映画界の勢いがなくなってしまったじゃないですか。こうして映画館で開封できるということだけでも嬉しいです。コロナがひどくなって公開できないのではないかとも考えました。それを考えると、ただただ感謝の気持ちが一番大きいです」と明かした。続いて「映画を観て次が待ち遠しいという言葉を聞ければありがたいです」とつけ加えた。

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シン・シアが考える「魔女2」のポイントは何だろうか。彼女は「世界観が拡張されたので、多様な人物間の関係に注目していただければもっと楽しく観ることができると思います」とし、「アクションシーンがより多く、華やかになって追加された部分があるので、そういったところを期待しながら観ていただければと思います」と伝えた。

「魔女2」公開後は、自然と前作の主人公だったキム・ダミと比較されることもあるはずだ。これに対してシン・シアは「ダミ姉さんと比較してくださるのなら、それだけでも感謝するべきことです。前作でダミ姉さんは素晴らしかったじゃないですか。ですのでそのような部分についてはプレッシャーよりは比較してくださることそれ自体に対する感謝の気持ちが大きいです」と答えた。

「魔女2」公開と同時にシン・シアは女優として正式デビューを果たした。彼女は「心の準備をしています。体験したことのない人生であり、仕事ですから自信を持って『準備ができた』と言うのは難しいでしょうが、自分としてはたくさん準備している状態です」と心境を伝えた。

シン・シアは自らを「一生懸命頑張る人」と表現した。周囲から「あまりにも一生懸命に頑張ればむしろできないこともある」と止められるほど、常に頑張り、最善を尽くそうとするのだという。彼女は今後守っていきたい信念を聞くと、「自分自身を失ってはいけないとたくさん考えました。女優という職業自体が、たくさんの方々に好きになっていただき、私についてたくさん評価される職業じゃないですか。ですのでみんなの意見を受け入れるのはいいですが、その中で私を失って流されないようにすることが重要だと思います。自分を失わずに成長していきたいです」と明かした。

記者 : キム・ナヨン