「美男堂の事件手帳」ソ・イングク、落ち込んでいるオ・ヨンソを慰める“よくやったよ”【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=放送画面キャプチャー
「美男堂の事件手帳」が、ときめきとスリルが共存する痛快な協力捜査ストーリーで、お茶の間を魅了した。

9日に韓国で放送されたKBS 2TV月火ドラマ「美男堂の事件手帳」第14話では、ヴィランたちの罪を捌く美男堂チームと強力7チームの痛快な活躍が繰り広げられ、火曜日の夜を熱く盛り上げた。第14話は視聴率4.3%(ニールセン・コリア、全国基準)を記録し、興味津々な展開で視聴者たちを魅了した。

先立って、美男堂チームと強力7チームは、パク・ドンギ(キム・ビョンスン)会長がチェガングループの跡継ぎであるチャ・スンウォン(イ・ジェウン)の座を狙っていることを知った。騙し騙され“上位1%”のヴィランたちの暗い計略が、1つずつ明るみに出る中、美男堂チームと強力7チームはチャ・スンウォンがク・テス(ウォン・ヒョンジュン)にパク・ドンギの殺害を指示したことに気づき、急いで犯行の場所に向かった。しかし、そこで会ったク・テスが現場にあるすべてを燃やして無くしてしまうという意志を表わして、張り詰めた緊張感を醸し出した。

第14話の放送ではどんな危機にも屈しない彼らの協力捜査が描かれた。ナム・ハンジュン(ソ・イングク)は、ク・テスが愛していたカン・ウネ(キム・ミンソル)の殺人に加担してしまったということから罪悪感を感じていることに気づいた。これに、ナム・ハンジュンは「カン・ウネがもう悪事をやめて、罪を償うようにと言っている」とし、鈴を出して振り始めた。ナム・ハンジュン、ハン・ジェヒ(オ・ヨンソ)、コン・スチョル(クァク・シヤン)は、苦しむク・テスを襲い、激闘の末に逮捕に成功し、視聴者は胸をなでおろした。

現場にいた主軸パク・ドンギが一緒に検挙されたため、危機感を感じたのヴィランたちは、投資金をつぎ込んだチャクドゥドン宅地開発事業の進行に拍車をかけた。調査に当たっていたク・テスは、チャ・スンウォン、イム・ゴモ(チョン・ダウン)の殺人教唆の疑いを否定し、1人ですべての罪をかぶって捜査を邪魔した。特に、彼は気丈に尋問を続けているハン・ジェヒに「そんなに知ったかぶりをしたら、兄のように死ぬかもしれないよ」と警告し、緊張感を醸し出した。

そんな中、ナム・ハンジュンとハン・ジェヒは甘い雰囲気を醸し出し、視聴者をときめかせた。ク・テスの自白を引き出すことができずに、失意に陥っていたハン・ジェヒは、キャンプ場に向かったナム・ハンジュンを追った。2人は、ハン・ジェジョン(ソン・ジェリム)と思い出いっぱいの空間でささやかなデートを満喫して、楽しいひと時を過ごした。そんな中、ナム・ハンジュンは「よくやったよ。僕がジェジョンの代わりに褒めてあげる」とハン・ジェヒを温かく慰め、花びらが舞い散る美しい風景の中で彼女にキスをした。

胸温まる時間もつかの間、ナム・ハンジュンとハン・ジェヒは、高官ヴィランたちが分譲詐欺を働いて逃げるために企画不動産詐欺チームとタッグを組んで起工式を前倒しで行うというパク・ジンサン(ペク・スンイク)、イ・ミンギョン(ファン・ウスレ)からの情報を聞いた。再びタッグを組んだ美男堂チームと強力7チームは、起工式を襲う大胆な行動を見せた。

ステージの上でクッ(シャーマニズムの儀式)をしていたイム・ゴモの前に、太鼓を叩きながら堂々と現れたコン・スチョルと、ドスの利いた声で登場したナム・ハンジュンは、猛烈な勢いで人々の注目集めた。やがてナム・ハンジュンはステージの前に集まった記者たちに、ヴィランの主軸勢力の罪を暴露し、カタルシスを与えた。

このように「美男堂の事件手帳」は、敵陣の奪還作戦に成功した彼らの痛快な協力捜査で好評を得た。しかし、放送の終盤には、チャ・スンウォンと人格障害を持つ人物の意味深な過去が描かれ、新たなヴィランの存在が暗示された。果たして、美男堂チームと強力7チームは、連続殺人に関するすべての秘密を明かすことができるのか、次回の放送に期待が高まっている。

KBS 2TV月火ドラマ「美男堂の事件手帳」は、韓国で毎週月・火曜日の夜9時50分に放送されている。

記者 : チャン・ウヨン