「朝鮮精神科医ユ・セプン」キム・ミンジェ&キム・ヒャンギ、危機に瀕した友人を救うため奮闘【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「朝鮮精神科医ユ・セプン」放送画面キャプチャー
キム・ミンジェとキム・ヒャンギはアン・チャンファンを救うことができるだろうか。

韓国で9日に放送されたtvN月火ドラマ「朝鮮精神科医ユ・セプン」第4話の視聴率は、首都圏世帯基準平均4.4%で最高5.2%、全国世帯基準平均5.1%で最高5.7%になった。tvNのターゲット層である男女20~49歳の視聴率は首都圏平均1.4%、最高1.9%でケーブルと総合編成チャンネルでいずれも同時間帯1位をキープした。全国視聴率は平均2.1%、最高2.4%で地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位をキープ。特に、全国基準で10代から50代に至るまで全年齢のケーブルと総合編成チャンネルでいずれも同時間帯1位になり、人気を博した。

この日の放送では、一人しかいない家族で友達であるマンボク(アン・チャンファン)を救うため、奮闘するユ・セプン(キム・ミンジェ)とソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)、そしてケス医院の人々の姿が描かれた。ユ・セプンとソ・ウヌが真犯人の正体を突き止めたが、マンボクは処刑される危機に置かれた。一刻を争う状況の中、ユ・セプンとソ・ウヌは真犯人を捕まえ、マンボクを救うことができるだろうか、好奇心を刺激した。

セプンを大切に思っているマンボクは、思いがけない危機を迎えた。マンボクは一晩中寝そびれるユ・セプンのため、体に良い薬を探して山に登った。そこでマンボクは手が震える症状でケス医院を訪れたことのあるヒョヨン(チャン・ヒリョン)に会った。ヒョヨンは雇人ゲバン(ムン・ヨンイル)の手に引かれて、どこかに向かっていた。マンボクは大変そうなヒョヨンを助けようとしたが、これを警戒していたゲバンと喧嘩することになった。その瞬間、もう一人の誰かがマンボクの頭を殴った。倒れたマンボクが目を覚ました時、ゲバンはすでに死んでおり、マンボクは殺人容疑者になっていた。

この話を聞いたケス医院は大騒ぎになった。死体を検査したユ・セプン、ソ・ウヌ、ケ・ジハン(キム・サンギョン)は遺体から索痕を見つけた。捜査に混乱を与え、マンボクに罪をかぶせようとしていることが明らかだった。しかし、状況証拠だけでマンボクの無罪を証明することは難しかった。被害者ゲバンの主人チョン大監(キム・スンテ)の家を訪れ、証拠を探そうとしたが、奴婢1人が死んだだけで騒いでいるのかと、冷ややかな反応があるだけだった。何より「女医」でなければ診療を受けられないという婚約者ギルス(ペク・ソングァン)の防御で、事件の現場にいた唯一の目撃者ヒョヨンとは話すことさえできなかった。

方法は一つだけだった。ソ・ウヌが医書を通達した「女医」になることだ。彼女はユ・セプンから特訓を受け、昼夜を問わず勉強に邁進した。もう一つの手がかりもつかんだ。ヒョヨンがゲバンを「バン」と呼ぶことに注目したソ・ウヌ。これは平凡なことではなかった。ユ・セプンとソ・ウヌは再びチョン大監の家を訪れた。大監宅の人々がナムへ宅(ヨン・ボラ)に集中しているとき、潜入に成功した2人はゲバンの宿舎で「伴」と書かれた虎牌を見つけた。友、同僚、ペアという意味の「伴」という名前はヒョヨンがつけたものだった。隠された2人の関係に気づいた二人はヒョヨンを説得し、ヒョヨンは真実を告げると約束した。

しかし、危機は続いた。ギルスの登場でヒョヨンの証言は効力を失い、ケス医院の人々は新しい証拠を探すため奮闘した。そして事件を振り返る途中、ギルスが思わず犯人だけが知る死因を言ったことに気づいた。斧で殺したという噂とは異なり、首が絞められて死んだという事実を正確に知っていたのだ。ギルスが犯人であることは確かだった。しかし、すでにこれに気づいたギルスはヒョヨンを連れて逃げた。ユ・セプンとソ・ウヌは監察御史(チョン・ウォンチャン)に許可を得て、彼の後を追った。真犯人のギルスを捕まえてこそ、マンボクの刑の執行が阻止できる。絶体絶命の危機の中、マンボクを救うため思いっきり駆けつけるユ・セプンとソ・ウヌのラストシーンは視聴者を緊張させた。

この日、ユ・セプンとマンボク、ヒョヨンとゲバンの身分を超えた友情が感動を与えた。奴婢が死んでも、墓さえつくられなかった中、監獄に閉じ込められてもゲバンの死を悲しく思うマンボクの言葉を聞いたユ・セプンは、ゲバンの墓を作ってあげた。奴婢ではなく、唯一の家族で友人だというマンボクを救うため、監察御使の前でひざまずいたユ・セプンの真心が感動を与えた。悔しさを訴えるマンボクに「必ず助けるから」と約束したユ・セプンの涙ぐましい奮闘に視聴者の応援があふれた。

ユ・セプンとソ・ウヌの関係もより近くなった。ケス医院で新しい人生を始めたソ・ウヌ。これから自身が選択した姿で、自身が選んだ仕事をしながら生きたいという彼女の誓いは特別なものだった。過去の自身のように、すべての苦痛を一人で耐えていたヒョヨンに「もともとそのような人はいません」と勇気を吹き込んだソ・ウヌの成長は、これからの活躍への期待を高めた。ここにマンボクを救うため一丸となったケス医院の人々の活躍も感動を与えた。

「朝鮮精神科医ユ・セプン」は韓国で毎週月曜日と火曜日の午後10時30分に放送される。

記者 : パク・パンソク