「曲げない男、ク・ピルス」クァク・ドウォン、最も記憶に残るシーンやセリフを語る“多くの人に勇気を出してもらいたい”

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写真=KTスタジオ Genie
俳優のクァク・ドウォンがENAドラマ「曲げない男、ク・ピルス」の放送が終了した感想を明かした。

クァク・ドウォンは、同ドラマで家族とチキンに本気な40代家長のク・ピルスに扮し、代わることのできない魅力をアピールした。

彼は家長としての哀歓から、チョン・ソク(Highlight ユン・ドゥジュン)とのブロマンス(男同士の友情)まで、ク・ピルスのキャラクターに完璧に変身した。自然な演技で視聴者の共感を得て、笑いのポイントごとに多彩な表情とコミカルな演技でドラマのテンションを高めた。

隙のない演技力で久しぶりのドラマ出演ということを感じさせなかったクァク・ドウォンが、一問一答のインタビューに応じた。

――「曲げない男、ク・ピルス」が最終回を迎えた感想は?

クァク・ドウォン:7ヶ月という長い時間、容易ではない撮影でした。しかし、多くの方が視聴してくださり、また応援してくださったので、大変だった撮影の記憶がかすかになるほど、とても感謝し、幸せな“ク・ピルス”として記憶に残りそうです。たくさんの愛を送ってくださった視聴者の皆さんに心より感謝します。

――ドラマで“ク・ピルス”のキャラクターを表現する際、最も重点を置いて演じた部分は?

クァク・ドウォン:台本を読みながら「多くの家庭の家長の皆さんに共感していただきたい」と思い、そのような部分を重点的に演じました。自分が共感しないと表現できないので、既婚者の監督と台本についてたくさん話し合いました。

――最も記憶に残るセリフやシーンはありますか?

クァク・ドウォン:第8話でピルスがチョン・ソクに車の中で“町の友達24”を一緒にやってみようと、オ・スルギ(チョン・ダウン)とチェ・ヒョンス(キム・ヒョンミョン)に自ら手を差し出してみようとするシーンがありますが、チョン・ソクがただ無鉄砲に手を差し出すのは無責任なことだと話します。そんなチョン・ソクにピルスが「無責任になれというのではなく、勇気を出してという話なんだ」というセリフがありますが、僕はこのセリフが一番記憶に残っています。このドラマを見てくださった多くの方に、そして僕に話してあげたいことでもあります。多くの方々が生きている中で、勇気を出していただきたいです。

――KBS 2TV「グッド・ドクター」以来、約9年ぶりのドラマ出演ですが、久しぶりのドラマで心配になった部分や、撮影で大変だった部分はありましたか?

クァク・ドウォン:映画でも、ドラマでも媒体は重要ではないので、心配する部分はなく、ドラマは映画より撮影する期間が長いので、その部分が少し大変でしたね。

――「曲げない男、ク・ピルス」は、どのような作品として記憶に残りそうですか?

クァク・ドウォン:先ほどの質問通り、9年ぶりのドラマであるだけに、僕の記憶に強く残りそうです。

――最後に、これまでドラマを応援してくれた視聴者に一言お願いします。

クァク・ドウォン:最後までドラマを見てくださったすべての方に感謝しています。僕はまた違う姿で、新しい作品で挨拶しますので、楽しみにしてください。ありがとうございます。

記者 : イ・ミンジ