イ・ジョンソク、新ドラマ「ビッグマウス」で3年ぶりに復帰…少女時代 ユナと夫婦役に初挑戦“ワクワクしている”(総合)
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写真=MBC
俳優のイ・ジョンソクが3年ぶりにドラマに復帰する。MBCの新金土ドラマ「ビッグマウス」の制作発表会が本日(29日)、オンラインで行われた。この日の制作発表会にはオ・チュンファン監督をはじめ、イ・ジョンソク、少女時代のユナ、キム・ジュホン、オク・ジャヨン、ヤン・ギョンウォンが出席した。
「ビッグマウス」は、勝率10%の弁護士が偶然任せられた殺人事件に巻き込まれ、一夜のうちに稀代の天才詐欺師“ビッグマウス(Big Mouse)”となって、生き残るため、そして家族を守るために巨大な陰謀が絡んでいる上流社会の素顔を暴く物語を描く。
オ・チュンファン監督は「ビッグマウス」について、「直観的に面白いドラマだと言える。巨大な話、社会的に重要な話もポイントだが、視聴者に楽しく見て頂けるドラマだと思う。次回が気になって、気づいたらハマっているドラマだと思う。意外などんでん返しもあるし、俳優の皆さんの上手な演技のおかげでドラマが輝いていると思う」と紹介した。
ノワールジャンルの演出に挑戦したオ・チュンファン監督は「このようなジャンルは初めてなので、悩みも多かった。これまでの撮影方法から変えようとたくさん悩んだ。僕が好きなものとその雰囲気を維持しながら、新しいジャンルに持っていこうと思った」とし「(視聴者の皆さんが)放送を見て『良いドラマだ』と思ってほしい」という願いを表わした。
特に「ビッグマウス」はイ・ジョンソクのドラマ復帰作として話題になった。2019年に放送されたtvNドラマ「ロマンスは別冊付録」以後、約3年ぶりのドラマ出演である。彼は「久しぶりにドラマを通じて皆さんに挨拶する。ファンの皆さんを長い間待たせてしまったようで申し訳ない」とし「ひとまず緊張する瞬間が多かった。久しぶりだからというより、作品そのものが僕としては難しいシーンが多かった。監督にたくさん頼って、アドバイスを聞きながら撮影をした」と語った。
オ・チュンファン監督とはSBSドラマ「あなたが眠っている間に」以後、再びタッグを組む。イ・ジョンソクは「ビッグマウス」に出演を決めた理由について「(オ・チュンファン)監督ともう一つ作品をやりたいと思った。尊敬する監督でもあるが、親しい兄貴分でもあり、友人でもあるので、たくさん話し合って、新しい雰囲気の作品をやってみようと言われて、監督を信じて出演することになった」と伝えた。
役作りのために努力した部分については、「一番気を使ったのは膝だった。膝を少し怪我した。元々膝があまり良くないこともあって、膝に気を使った。また、序盤と中盤、後半に扱わなければならない感情が違ったので、それを繊細に表現するため努力した」と話した。
コ・ミンホ役を演じたユナとは夫婦として息を合わせる予定だ。イ・ジョンソクは「夫婦の演技は初めてで、(ユナとは)長い間知り合いであり、今回一緒に演技することになったのでワクワクしている。夫婦役に期待を寄せる声が多いようだが、(視聴者は)少し残念に思うかもしれない。空間的に、物理的に分離されている構造で、何かを一緒にするより、それぞれの場所で演技する場面が多かった。離れていながらコ・ミホ(ユナ)を想像して演技する時が多かった。編集済みの映像を見てユナが頑張っていると分かった。それを見てより一生懸命に演技することができた」とし、彼らの共演への期待を高めた。
これに対しユナも「新婚夫婦ではあるが、夫がイ・ジョンソクさんなら悩む必要はないと思った。物理的な距離感があって一緒に過ごす時間が少なくて残念だった。それでも回想シーンがあったので、切ない感情を全て注ぎ込んだ。(イ・ジョンソクと)共演して感じたことは、とても繊細な感情を生かして演技しているようで、とても印象深かった」と付け加えた。
ユナは「ノワールジャンルと看護師役は初めてなので新しい姿をお見せ出来ると思う。私が演じるコ・ミホという役柄は、知的で芯が強く、率先して物事を進める姿が魅力的に思ったので、出演を決めた」と話した。
キャラクターを通じては「コ・ミホが持つ見た目は柔らかく、内面は強い姿が素敵だと思うので、そんな姿を中心にお見せしたい。何よりも看護師役なので、『看護師役がよく似合っている』と言われたい」という伝えた。
「ビッグマウス」は、韓国のMBCで本日の午後9時50分に放送がスタートし、同日「Disney+(ディズニープラス)」でも独占配信される。
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記者 : パク・スイン