故キム・ギドク監督の遺作「CALL OF GOD」ベネチア国際映画祭の非コンペティション部門に招待

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写真=Newsen DB
故キム・ギドク監督の遺作が「ベネチア国際映画祭」で公開される。

「第79回ベネチア国際映画祭」側は7月26日(韓国時間)の記者会見で、故キム・ギドク監督の遺作「CALL OF GOD」を非コンペティション部門に招待すると明かした。

故キム・ギドク監督は2020年、ラトビア某所で新型コロナウイルスとの合併症により死去した。

1996年に映画「鰐~ワニ~」でデビューした故人は、その後、「悪い女~青い門~」(1998)、「魚と寝る女」(2000)、「受取人不明」(2001)、「悪い男」(2002)、「コースト・ガード」(2002)、「春夏秋冬そして春」(2003)、「サマリア」(2004)、「うつせみ」(2004)、「ブレス」(2007)、「悲夢」(2008)、「アリラン」(2011)、「嘆きのピエタ」(2012)、「メビウス」(2013)、「The NET 網に囚われた男」(2016)、「人間の時間」(2018)などを演出した。

「サマリア」で2004年の「ベルリン国際映画祭」で監督賞に値する銀熊賞を、同年「うつせみ」で「ベネチア国際映画祭」の監督賞に値する銀獅子賞を受賞。2011年には「アリラン」で「カンヌ国際映画祭」で注目すべき視線賞を受賞した。

特に2012年には「嘆きのピエタ」で「ベネチア国際映画祭」の最高賞である金獅子賞を受賞し、国際的な巨匠監督としての存在感を見せつけた。

しかし、2018年に性暴力疑惑が浮上し、海外を中心に活動してきた。

「第79回ベネチア国際映画祭」は、8月31日から9月10日までイタリア・ベネチアで開催される。

記者 : ペ・ヒョジュ