チソンが強烈な一人二役を披露する。

7月26日午後2時、tvN新水木ドラマ「アダマス」の制作発表会が開かれた。この日の制作発表会には監督のパク・スンウ、俳優チソン、ソ・ジヘ、イ・スギョン、ホ・ソンテが出席した。

27日午後10時30分に放送がスタートする「アダマス」は、血のついたダイヤモンドの矢と関連した事件の真実を暴く双子の兄弟であるベストセラー推理小説家のハ・ウシン（チソン）と中央地検特捜4部の平検事ソン・スヒョン（チソン）の人生を描くドラマだ。ドラマのタイトルは「征服できない」という意味を持つダイヤモンドの語源となったギリシャ語だ。

チソンは「アダマス」だけの魅力について「ひとまずハ・ウシンとソン・スヒョンの一人二役という役そのものが興味を引く。双子の兄弟の父親を救うための奮闘が非常に印象深かった」と説明した。

ヘソングループの長男の妻ウン・ヘスを演じるソ・ジヘは「『アダマス』という作品の魅力はどうしても人物がとても多く登場し、その人物が秘密を持っているので、一つずつ秘密が明らかになって、全体的にドラマが流れていくことだ。すべてが理由のあるドラマということが『アダマス』ならではの魅力だと思う。新しいことが少しずつ明らかになる」と話した。

TNCの社会部記者キム・ソヒに扮したイ・スギョンは「予想できなかった展開が魅力だと思う。4話まで見ながらも、一体どうなっているか気になってすらすらと読んだ。監督に『それで犯人は誰ですか？』と聞いたほどストーリーが興味津々だ」と話した。

ホ・ソンテは「ジャンル物のドラマが持つ暗く、強い表現があるドラマだが、台本の読み合わせの時に感じた。半分はコメディだった。それほどとても面白く読んだ覚えがある。台詞を見れば意外と本当に面白い部分が多い。予告編ではその部分が制限的な理由でできなかったかもしれないが、このドラマが持つとても興味深く面白い部分があまりにも多く、その部分を早く確認してみたいと思った」と作品への愛情を表した。

ホ・ソンテは、ヘソングループの邸宅の保安総括責任者のチェ総括役を演じる。彼は「もともとカリスマ性がない人間だが、キャラクターが強い役が多くて、演技する時に恥ずかしくなる時が多い」とし「チェ総括は、断言するが、僕が演じた役の中で一番洗練された役だ。僕に機会をくださった監督に心から感謝する。洗練されたカリスマ性を感じて頂くためできるだけ努力した」と話した。

チソンとソ・ジヘは、今回の作品を通じて約10年ぶりに再会した。チソンは「10年ぶりに再び会えたことは、お互いに元気に過ごしてきたということで感慨深いし、嬉しかった」と語った。

ソ・ジヘは「2回も共演するのは簡単なことではない。こうやって久しぶりに会えて私もすごく嬉しかったし、とてもよかった。一度一緒にやってみたから演技する時、とても楽な感じだった。そういうことが相乗効果になったのではないかと思う」と話した。

チソンは「以前したリアクションが出てとても嬉しかった。カメラの前に立っていることそのものがウン・ヘスだった。その魅惑的な魅力がまるで歳月を物語っているようだった。とても美しく変わったソ・ジヘの姿が印象的だった」と褒めた。

パク・スンウ監督は「全ての瞬間、褒めてあげたくなる方だ。すべての俳優の方々も同じだが、作品を一緒にしながら人間的にとても好きになった。兄さんにこんな言葉を使ってもいいか分からないが、本当に賢い俳優だ」とし「なので、一緒に仕事をしながらかなり頼りになった。とても優しい人だ。1日23回褒めても足りない人だ」と話した。

これに対し、チソンは「このような称賛を普段からしてくれる。僕も実は誰かが好きだったり褒めたければ、その方の前で堂々と褒めるタイプだが、監督が褒めたがるそのような気持ちが『アダマス』に臨んでいる時、さらに自信を与えてくれる。そのような点で監督にとても感謝している」と笑顔を見せた。

最後にホ・ソンテは「うちのドラマはアディダスではなく、『アダマス』だ。覚えておいてほしい。蒸し暑い夏の夜を一緒にしてほしい」と冗談を言った。

イ・スギョンは「一生懸命に撮ったし、私が参加したシーンも多かったので、視聴者の立場でも楽しく見ることができると思う。失望させないドラマなので楽しみにしてほしい」と話した。

ソ・ジヘは「明日いよいよ初放送が始まるが、皆さんも私たちと一緒に楽しんでほしい」と頼んだ。

チソンは「私たちが本当に長い間一生懸命に準備した『アダマス』をいよいよ皆さんと共にすることになった。僕もワクワクしながら待っている。このような気持ちで皆さんと共に歩んでいきたいと思う。たくさん愛してほしい」と付け加えた。

パク・スンウ監督は「アマダスであれ、アダマスであれ、何を検索してもアダマスが出てくるように頑張る」と話した。