Vol.2 ― ソンモ、3年ぶりの日本を満喫?「日本でも必ずジェジュンに連絡…尊敬するお兄さん」

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7月20日に約3年5ヶ月ぶりとなる待望のミニアルバム「ADAMAS」をリリースしたソンモ。今回、ミニアルバムリリースを記念して、来日中のソンモにインタビューを実施した。

インタビュー後編では、3年ぶりの日本での時間、最高のプレゼントだったと語る誕生日、そして1日1回は必ず会話をするというグループチャットの仲間たちについて、たっぷりと語ってくれた。

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3年ぶりの日本を満喫?「1日オフがあったら…」

――3年ぶりに来日できるようになって、日本を満喫できていますか?

ソンモ:まだできてないです。ちょうど今の質問にはマネージャーさんに隣に座ってほしいなと思うんですけど(笑)。休みがないですね~、ねえ(笑)?

――休みをもらって、行きたいところはありますか?

ソンモ:いや、逆に僕は休みをもらっても、部屋にいるタイプなんで。僕は休みがなくても今みたく現場でこうして時間を過ごせることが満喫できているので。これからもどんどん仕事として、自分の夢というか目標も、全部皆さんと過ごすこと、皆さんと会うことなので、行きたい場所も現場とか舞台の上とか。そういう風に変わってきましたね。

――もし1日オフがあったら、行ってみたい場所はありますか?

ソンモ:もし1日オフがあったら、温泉行ってみたいです。韓国人はみんな日本に来て、温泉に行くじゃないですか。もちろん、日本の方も皆さん行きますし。僕は行ったことがないんです。こんなに何年も日本に来ているのに、温泉行ったことないんですよね。地方に行った時のホテルについている温泉には入ってみたことはあるんですけど。食事もたくさん出るような旅館に行って、温泉に入りながら、マンガで見たようなお盆の上に置かれたお酒とか、見てみたいです。あれは本当にあるんですか?

――あれは、そんなにないですね(笑)。

ソンモ:やっぱり(笑)。温泉の雰囲気を感じたいです。浴衣を着て写真も撮りたいし。
 

ジェジュンとの絆「本当に尊敬するお兄さん」

――4月に来た時、ジェジュンさんのSNSにソンモさんの姿がアップされていて、話題になっていました。

ソンモ:そうですね、あの写真は、ジェジュンさんがアップしましたね。ジェジュンさんとの写真は、僕からはあまりSNSにアップしないようにしているんです。相手に損させたくないから、自分からアップしたことはないんです。でも、記念で2人ショットを撮ったら、それをジェジュンさんがアップしていて。あの写真がアップされた次の日、僕が韓国に着いて、ジェジュンさんとも「無事に着いた?」「今、着陸したよ」って、やりとりしていたんです。その後も「無事に家に帰った?」「今ちょうど家に着いたよ」って返事して、朝の便が早かったから昼から寝て、3時間くらいして起きたら、SNSにDMがたくさん届いていました。DM見たらジェジュンさんと僕が撮った写真にみんなが反応していて、え! 僕、寝ながら失敗して自分でアップしたかなと思って超驚いて、どうしよう! これジェジュンさん、顔すっぴんじゃない! って。急いで「なんか写真がアップされたんだけど……」って連絡したら、「ああ、アップしたよ」って(笑)。理由を聞いたら、「ソンモのことを手伝ってあげたいし、僕がお兄さんとしてできることがあったらいつでも言ってね。僕はソンモと昨日話して、アップしたくてアップした」って。

――ジェジュンさんが常に気にかけてくださっているんですね。

ソンモ:今回も本当にいろいろジェジュンさんが手伝ってくれて、僕の誕生日のパーティーにもジェジュンさんのスタッフさんたちが来てくれて、モニタリングしてくれたり、打ち上げも一緒にして。韓国にいるジェジュンさんから、朝からずーっと連絡来ました。「誕生日おめでとう。何してるの?」「ジェジュンのマネージャーさんとみんな来て、今、打ち上げしてるよ」「今日1日楽しみだね。最後まで楽しんで韓国に気をつけて帰って来て」という連絡も来たし。本当に僕が尊敬するお兄さんですね。

――絆が今のお話だけでもすごいですね。

ソンモ:超大好きなおにいさんです。ジェジュンさんのマネージャーさんたち、社長とか、みんな会っても、「いつもソンモの話をするよ、あなたのこと本当、毎日毎日考えている。ジェジュンが考えてくれてる」という話を一昨日も聞かせてくれました。ジェジュンさんがもともと優しい人だから、僕だけじゃなくて周りのいろんな人にいつも心から接するタイプだから、そうなんだと思います。

――お互いに日本にいる時も会ったり、頻繁に連絡をとっているんですか?

ソンモ:僕が先に日本に来ていて、その後でジェジュンさんが入国した時があるんですけど、僕が仕事が早く終わった日があって、「意外と早く終わったよ」「僕、明日帰るよ」って連絡したら、「え? もう帰るの?」って言われて、「じゃあ今すぐ来て」って家に呼ばれたことがありました。その前にも、ジェジュンさんのライブを観に行ったことがあったんですが、朝連絡が来て「僕がバンドのリハーサルするところが会場のすぐ隣じゃん」って言って、そのまま僕も勉強のために観させてもらっていたんですけど、ジェジュンさんが「そうだ、皆さん超新星知ってますよね、超新星のソンモくん。今日どっかで観てるよ」って話して、紹介してくれて。観客の皆さんからも反応いただいて、そんなこともありました。

――仲良くなったきっかけは何だったんですか?

ソンモ:ジェジュンさんとは十何年前からずっと仲良くしています。ソウルに来て、僕が初めて紹介してもらった芸能人だったんです、ジェジュンさんは。その頃時間ができても僕はソウルに友達がいなくて。超新星のメンバーたちは自分の友達に会いに行くじゃないですか。僕は毎日ジェジュンさんの家に行っていました(笑)。しかも会社から横断歩道渡ったらすぐジェジュンさんの家だったんです。それで、練習終わったらジェジュンさんの家でごはん食べる、飲む、って。すごくお世話になりましたね。

――その頃から今までずっと続いているんですね。

ソンモ:カカオトークのチャットルームにもジェジュンさんと、仲のいい5人が入っているんですが、いつもそこで「今日は何する」とか、話しています。このカカオトークのチャットルームの宿題が毎日ひと言ずつしゃべる。なんかやりとりが止まったらこのルームがなくなる……なんてこともたくさんあるじゃないですか。だから「毎日ひと言ずつはしゃべる」という約束があるんですよね。

――ちなみにその5人のグループっていうのは……?

ソンモ:俳優のチェ・ジュニョクさんと、チェ・ソンジュンさんという頭良くて顔もかっこいい俳優さん。そして、僕とジェジュンさん。あと1人は、舞台を作ったりBTS(防弾少年団)の公演を作ったりなんかする制作者の5人のチャットルームです。それでチェ・ジュニョクさんのドラマ撮影のときもいつも「4O1A」という名前でコーヒートラックを送ったりするんです。4人がO型、1人がA型という意味のチーム名で、僕が付けました(笑)。
 

秋には日本での主演映画『ランサム』も公開

――今度、主演映画『ランサム』の公開も控えていますね。

ソンモ:今回、日本に来て初めて日本の映画に出演して、しかも主演させていただいて本当に嬉しかったし、光栄でした。公開を目指して監督さんとスタッフさんが今すごく頑張っているという話を聞きましたので、僕も早く観たいです。

――主演のお話をもらったとき、いかがでしたか?

ソンモ:もちろん、セリフがない役だと思いました、僕は。それは、韓国人がどんなに頑張っても正直、イントネーションとか発音とか、不安じゃないですか。だけど、監督、制作、スタッフの皆さんが僕のセリフを増やしてちゃんと僕が輝いて見えるような役を作って、送ってくれました。ありがたいですし、だから頑張るしかなかったんですね。

――難しいところはどこでしたか?

ソンモ:やっぱり感情ですね。言葉の意味が分からないと正直難しくて。意味を教えてもらって、口から出すんですけど、それがすぐ表現できるかどうかは違って。それが一番問題でした。あと、お芝居するときって、自分の呼吸があるじゃないですか。韓国では韓国語だから、「あ、終わった。じゃあ次は彼のセリフ、終わった、じゃあ僕がしよう」とタイミングがとれるんですけど、日本の俳優さんたちとは初めてだったので、どこからどこまでがセリフなのか、集中しないとタイミングがとれないし、それがちょっと難しかったな、と思います。

――やり遂げてまた自信につながりましたか?

ソンモ:スタッフさんと監督、俳優たちは、事前に懇親会があったんですけど、僕は隔離中だったので参加ができなくてテレビ電話で挨拶しました。その後、現場で「はじめまして、じゃあ撮影入りましょう」という感じで、初めて会った日からすぐに撮影が始まったんですね。不安もちろんあったんですけど、俳優さんたちもものすごく優しくて、僕のことをすごく手伝ってくれて、皆さんとめちゃくちゃ楽しい現場になりました。今も連絡をとっていますし、僕のLIVEも観に来てくれましたし、今本当にいい友達ができました。
 

日本で過ごした誕生日「こんな日が来るなんて…」

――ソンモさんが最近観て面白かった作品はありますか?

ソンモ:あります。「私たちのブルース」という韓国ドラマなんですけど、ちょうど誕生日の朝、結末がどうしても我慢できなくて、観ちゃったんですね。朝7時に起きて8時20分まで泣きました。朝から1時間20分ずっと泣きながら観て、喉を起こすために早く起きたのに、喉がもう締まっちゃって、ファンの皆さんに「実は朝からすごく泣きました、今日何かあっても理解してください」って、そのぐらい皆さんにおすすめしたいドラマですね。

――音楽はどうですか? 最近新しく聞いているアーティストなどいますか?

ソンモ:アイドルの曲はあんまり好きじゃなかったんですけど、最近はガールズグループの時代が来るのかなと思うくらい、みんなすごく上手いし、魅力的で、たまに聴いてますね。日本だから、日本人のアイドルをおすすめすると、KAZUHA。LE SSERAFIMというグループのメンバーなんですけど、踊りもめちゃくちゃきれいで、表情とかしぐさがすごく合っていて。その「FEARLESS」という曲を最近よく聴いています。

――今、誕生日のエピソードもありましたが、誕生日の嬉しいエピソードはありますか?

ソンモ:誕生日の時、すごく嬉しかったのは、もちろん皆さんと3年ぶりに会場でオフラインでイベントができたことも嬉しかったんですけど、たくさんの人が僕を応援しに来てくれたんです。超新星の頃スタッフだった人たちや、ジェジュンさんの会社、皆さん他の会社のスタッフなのに、僕のことを手伝いに応援しに来てくれて。元U-KISSのケビンもきたし、MCはイ・テガンが手伝ってくれたり。これまで十何年間日本でデビューしていろいろあったけど、超新星の頃からのスタッフさんもみんな来てくれたし、こうして今も手伝ってくれてるのは、うまくやってきたことで今日があるんじゃないかなと。間違ってない、失敗していない、と思って、こんな日が来たことが嬉しかったです。同じ空間にメンバーはいなかったんだけど、それ以外のみんなが来て集まれたのが嬉しくて。最高のプレゼントでした。

――今後、日本でやりたいこと、出演したいテレビ番組はありますか?

ソンモ:ライブも舞台も、久しぶりだったけど無事に終わって。映画も終わって、残りは3つですね。CM、ドラマ、バラエティ。ジェジュンさんがたくさん番組に出演してるじゃないですか。ジェジュンさんの番組を見たんですが、お酒を飲みながら一般の人の悩みを聞いたり、歩きながらショッピングしたり、決まった金額で人にプレゼントする番組、いろいろありました。今、コロナもあって韓国ではそういう番組はなくなってしまったので、そんな番組に出てみたいなと思います。

――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

ソンモ:やっと3年ぶりです。僕は今日本に来て、1つずつ勉強しながら皆さんにお返ししたくて頑張ってます。皆さんこれからもぜひよろしくお願いします。そろそろすごく暑くなりそうなんですけど、皆さんいつも笑顔で僕の曲を聴きながら、気分良くなってください! 皆さん、また会場で、現場で、どこかで会いましょう! ありがとう!

撮影:朝岡英輔

■リリース情報
ミニアルバム「ADAMAS」
発売日:2022年7月20日(水)

○商品形態
【TYPE-A】
内容:CD+DVD
品番:TECI-1694(TEBI-30614)
価格:¥3,150(税抜価格¥2,864)

【TYPE-B】
内容:CD+Booklet
品番:TECI-1695
価格:¥2,600(税抜価格¥2,364)

【TYPE-C】
内容:CD
品番:TECI-1696
価格:¥2,100(税抜価格¥1,909)

<CD収録内容>(TYPE-A、B、C共通)
1. I Remember (Japanese ver.)
2. KAGAMI
3. 虹のカナタへ
4. Somebody Knows
5. 忘れないで
6. BLUE SKY

<DVD収録内容>(TYPE-Aのみ)
「I Remember」Music Video/MVメイキング映像

■関連リンク
ソンモ公式サイト:https://sungmo-official.jp/

記者 : Kstyle編集部