CNBLUE イ・ジョンシン「流れ星」で弁護士役を演じる“1番悩んだのはヘアスタイル”

Newsen |

写真=FNCエンターテインメント
CNBLUEのイ・ジョンシンが、すべての面で完璧な芸能事務所の顧問弁護士役を務め、より深くなった演技を披露した。

イ・ジョンシンは最近韓国で放送が終了したtvNの金土ドラマ「流れ星」(脚本:チェ・ヨンス、演出:イ・スヒョン)で、優れたビジュアルと洗練されたスタイル、早くて正確な仕事ができるスターフォースエンターテインメントの顧問弁護士、ト・スヒョク役を演じた。

最近行われたNewsenとのインタビューでイ・ジョンシンは「昨年9月から今年の4月まで、一度も顔をしかめることなく、とても楽しく撮影しました。みんなが良いエネルギーを持って撮影した『流れ星』が多くの方にエネルギーと笑いを届けた作品として記憶されたら嬉しいです」とし「個人的には、除隊してミニシリーズドラマで挨拶したのが久しぶりだったんです。上手くできたのかはよく分からないですが、個人的には後悔することなく撮影できました」と放送終了の感想を伝えた。

イ・ジョンシンはト・スヒョクというキャラクターの魅力について、オ・ハンビョル(イ・ソンギョン)、チョ・ギプム(Girl's Day ソジン)、コン・テソン(キム・ヨンデ)の3人とそれぞれ異なる演技を引き出すことができる点ことを挙げた。彼は「ト・スヒョクというキャラクターは猫みたいだと思いました。ハンビョルには一途でストレートだったけど、テソンとはごたごたするブロマンス(男同士の友情)、ギプムとは大人の恋愛を見せることに焦点を合わせて撮影しました」と説明した。

現実の世界で30代の芸能事務所の顧問弁護士を探すのは難しかったというイ・ジョンシンは、作家がプレゼントしてくれた本と台本を読みながらト・スヒョクというキャラクターを作っていった。彼は「顧問弁護士というキャラクターですが、法律的な部分が詳しく出てくる感じではないので、スヒョクが3人の人物と描くロマンス、ブロマンスを上手く演じようと思いました。3人のキャラクターに会う度に、新しい感じでやってみたいと思いました」と伝えた。

弁護士役のため、スタイリングにも気を配った。ヘアスタイルを最も悩んだというイ・ジョンシンは「僕にできるヘアスタイルはあまり多くありません。最も重要なのは、キャラクターに合うスタイリングでなければならないということでした。一番似合うオールバックにして、眼鏡もかけてみました。2人のスタイリストと相談しながら準備しましたが、2人がすごくよくやってくれました」と伝えた。

劇中でト・スヒョクを代弁する修飾語は「ヤング&リーチ」「トール&ハンサム」だ。それだけすべての面において完璧なキャラクターだ。修飾語について質問するとイ・ジョンシンは「ト・スヒョクは代々法曹業界に携わってきた家の人間です。兄が検事で、母は法学科の教授です。本体である僕はただのトール(tall)です。もうヤング(young)ではないですし、リーチ(rich)でもないです」と言って笑った。

「流れ星」は、スターたちの陰で彼らを輝かせるため血、汗、涙を流す人々のリアルな現場を描くラブコメディだ。マネージャー、PRチーム、記者など、芸能界の最前線にいる人々の熾烈な生存記を描いた。

10年以上芸能界にいるイ・ジョンシンにも多くの意味があった。イ・ジョンシンは「現実と違うところは、スヒョクのような30代の顧問弁護士が僕の周りにはいなかったということです。ドラマなので、テソンが経験することがスペクタクルに描かれているけれど、芸能人として共感できる部分もありました」とし「芸能人は顔も知らない人が好きになってくれたり、逆に嫌いになることもあるじゃないですか。コン・テソンがいろいろと誤解されてしまうことは『ありえる』と思いました」と話した。

また「誤解のために傷ついた瞬間も絶対にあったと思うけれど、大きな問題なくここまで来たと思います。時々SNSに僕の名前を入れて検索してコメントを見ても、あまり傷ついたりはしません。例えば『この人、どんどんビジュアルが落ちてる』と書かれていても、何とも思わないようにしています」とし「傷つかないように母がケアしてくれます。家族に支えられて耐えていますし、自尊心も持っているので。もちろん、悪い言葉を言われるとみんな気分が悪くなると思うけれど、これまで活動してきて大きく揺れたことはなかったです」とつけ加えた。

イ・ジョンシンは「流れ星」を通じて視聴者に自身が演技をまたやっていることを知らせたかったという。彼は「この作品を上手くやり遂げたいと思いました。20代の僕を見ると、とても未熟だったと思います。幼い感じの僕が嫌で、20代の時は早く30代になりたかったんです」とし「30代になったら身体的には老けたかもしれないけれど、20代の時よりも今が好きです」と満足した。

30代になってすべてのことにおいてより心から取り組むようになったというイ・ジョンシンは、多くの人々に良い姿を見せたいと伝えた。彼は「上手くやりたいの『上手く』には多くの意味が入っていると思います。最初の作品からすでに10年くらい過ぎましたが、俳優としては未熟だったと思います。俳優として様々な姿を見せたいという気持ちがどんどん大きくなっています。『流れ星』を通じて『あの人役者だね』というのを広めて、引き続き素敵な作品に出演していきたいです」と伝えた。

記者 : イ・ハナ