「イカゲーム」が、アメリカで最も権威ある授賞式であるエミー賞で、14部門にノミネートされた。さらに、イ・ジョンジェは、主演男優賞にノミネートされた。

7月12日（現地時間）、「第74回エミー賞」が部門別の候補を発表した中、ファン・ドンヒョク監督が演出したNetflixドラマ「イカゲーム」が、ドラマ部門作品賞候補に名を連ねた。非英語ドラマとしては初めてこの部門の候補にノミネートされたのは、エミー賞74年の歴史上初めてのことだ。

「イカゲーム」と受賞を巡って争う候補作品は、「ベター・コール・ソウル」「ユーフォリア/EUPHORIA」「オザークへようこそ」「セヴェランス」「ストレンジ ャー・シングス 未知の世界」「メディア王 ～華麗なる一族～」「イエロージャケッツ」などである。

また、主人公として活躍したイ・ジョンジェが、ドラマ部門主演男優賞の候補に上がり、パク・ヘスとオ・ヨンスが助演男優賞、チョン・ホヨンが助演女優賞、イ・ユミもゲスト女優賞にノミネートされた。ドラマの演出・脚本を手掛けたファン・ドンヒョク監督は、監督賞と脚本賞の候補に名を連ねた。その他にも、主題歌賞と編集賞など、「イカゲーム」は全14部門の候補にノミネートされた。

エミー賞は、アメリカのテレビで素晴らしい活躍を見せた作品と人物に与えられる賞で、全国テレビ科学アカデミーが主管する。9月12日、米・ロサンゼルスで開かれる。

2021年9月に公開された「イカゲーム」は、456億ウォンの賞金を巡り、幼い頃によく遊んだゲームで命懸けのサバイバルを行う物語だ。世界的なブームを巻き起こし、Netflix史上最高のヒット作となった。

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