「ジンクスの恋人」少女時代 ソヒョン&ナ・イヌ、新たなターニングポイントを迎える【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「ジンクスの恋人」放送画面キャプチャー
「ジンクスの恋人」がターニングポイントを迎えた。

韓国で7日に放送されたKBS 2TV水木ドラマ「ジンクスの恋人」第8話で、厳しい言葉でスルビ(ソヒョン)と別れたスグァン(ナ・イヌ)が、もとの自分の人生を取り戻そうとし、それによって新しい展開が続いた。第8話は視聴率3.6%(ニールセン・コリア、首都圏基準)を記録した。

むやみに部屋を飛び出したスルビは、お金を稼ぐために予知能力を利用することにし、巫女の神堂を借りてソドン市場の人々の将来を占い始めた。これを知ったスグァンは彼女を止めて「あそこでもここでも、どうせ同じようにこんなことをするんだったら、出てこなければよかったじゃないか? そんな能力などなくなってほしい」と冷たく言い、挫折したスルビは再びクムファホテルに戻って、2人は寂しい別れを迎えた。

ヒョンテ(イ・フン)は、娘のスルビのもとを訪れて、自分が実父であると明らかにした。スルビは彼の存在を否定して逃げ、ミンジュン(キ・ドフン)のところに行って、再びもとの場所に戻ると話した。母のミス(ユン・ジヘ)と一緒に外の世界で生きるようにしてくれるという約束を信じたためだ。スルビは再び秘密の部屋に戻ったが、再会したミスは娘のことを全く分からず、錯乱症状を見せた。

サムジュン(チョン・グァンリョル)は、息子のミンジュンにスルビを追い出すように命じたが、ミンジュンはスルビを愛していると話して、彼女が持つ能力を利用しないと約束した。これにサムジュンは強制的にスルビを追い出そうとしたが、正気に戻ったミスが彼を止めた。お互いに抱き合って涙ながらに再会する母娘の姿は、視聴者の涙腺を刺激した。スルビはミスに、実父であるヒョンテの存在について聞き、ミスは「お母さんのせいで彼の人生は本当に大変になってしまったの」とし、2人の切ない愛を暗示した。

スルビが離れた後、スグァンは自分の本来の人生を取り戻し始めた。2年間、ミョンソン(ナ・イヌ)という名前で生きてきた彼は、失踪届を取り消して、本当の名前で再び生きることにした。スグァンは、自分の命を救って、父親のように接してくれたコ氏(ユ・ハボク)に「最初は名前を捨てようとしたけど、スルビに出会った後、自分の名前がどれほど愛される名前だったか知った」と打ち明けた。彼の心からの告白には、スルビに対する深い愛情と恋しさが垣間見え、視聴者を感動させた。

一方、スルビを通じて将来を占ったソドン市場の人々が予言に従って行動しながら、様々なハプニングが起きた。「スグァンに任せろ」という謎めいたスルビの言葉を肝に銘じたパク社長(ウ・ヒョン)は、大小の仕事をすべてスグァンに任せ、彼の手で連鎖作用が起き、人々の命を救った。これによってスグァンは、“ソドン市場の不運の男”から“命の恩人”に急浮上した。

第8話の終盤には、謎の女性がスグァンのもとを訪れた。離れていってしまったスルビのため複雑な心境になっていた彼の前に、イルジュン(チョン・グァンリョル)の回想シーンで登場して父のジュチョル会長の代わりに銃に撃たれたその女性(キム・ボヨン)が現れて、「もしかして……コン・スグァンさん?」とし、昔の名前を呼んだ。これは先立ってスルビが切実に伝えた予言と一致するものであった。また「予言の巫女はどこにいるんですか?」という女性の意味深な質問は、次回に対する好奇心を刺激した。

「ジンクスの恋人」は、韓国で毎週水・木曜日の夜9時50分に放送中。

記者 : チャン・ウヨン