「再婚ゲーム」のスチールカットが公開された。

Netflix「再婚ゲーム」は、愛ではなく条件を取引するエリートのための結婚相談所で展開される復讐と欲望のスキャンダルを描く作品だ。韓国ならではの結婚相談所を舞台に上流階級の結婚ビジネスの世界を描き、好奇心を刺激する。

お金が権力で名誉である社会で「誰かにとって結婚は“愛の完成”であるが、誰かにとっては“身分上昇と財力、権力を維持する手段”になる」と思ったキム・ジョンミン監督は、上流層の秘密めいた結婚ビジネスを通じて、欲望に満ちた人間の素顔を暴く。

希望の条件の相手を自分のものにするために、自分のすべてを放棄する人々と、彼らの欲望をビジネスの手段として活用するレックス。「結婚情報会社というテーマが新鮮だった」（イ・ヒョヌク）、「刺激的ながらも現実にありそうな話だった」（チョン・ユジン）という俳優たちの言葉通り、レックスを背景に繰り広げられる結婚という大取引に向けた欲望の暴走が、最強の没入感を醸し出す。

キム・ジョンミン監督は、それぞれの登場人物たちが「全く異なる欲望を抱いているように見えるが、スタートラインが違うだけで、結局“自己愛”から始まっている。それぞれの野望に向かって突っ走っている人々を見て、自分はどのような野望を抱いて生きてきたのか、生きているか、自問自答する時間になってほしい」と伝え、大胆ながらも共感を呼ぶストーリーに期待を呼びかけた。

同日公開されたスチールカットは、キム・ジョンミン監督が上流層の結婚情報会社というユニークな器の中に、様々な人間の欲望が絡む、興味深い盛り付けで完成させた物語であることを証明している。自分の人生を破綻させたチン・ユヒに対して復讐の矛先を向けるソ・ヘスン（キム・ヒソン）と、彼女の威嚇をものともせず、欲しい物を勝ち取るために突っ走るチン・ユヒ（チョン・ユジン）。2人の間に流れる張り詰めた緊張感が、欲望の最前線で繰り広げられる強烈なスキャンダルを予告する。

ここに最高のビジネスパートナーを探すために、そして自分のものを取り戻すために、レックスを訪れた2人の“ブラック”ことイ・ヒョンジュ（イ・ヒョヌク）、チャ・ソクジン（パク・フン）と、人々の欲望を刺激して、レックスを業界トップにしたチェ・ユソン（チャ・ジヨン）の野望に満ちた様子が期待を高める。秘密めいた上流層の世界と、そこを目指す彼らの現実を、すべてリアルに描きたかったという制作陣の欲望も確認することができる。チャ・ジヨンが「愛、嫉妬、欲望、復讐など、人間が感じることができる多様な感情が集結している場所だ」と紹介したレックスのために、制作陣は現代式のビルよりも、気品のある韓屋を選んだ。

チョ・ヨンス監督は「華やかに見えるけれど、一方では壁と韓紙で閉じ込められた、息苦しい雰囲気が、外部と断絶されている秘密めいた上流層の結婚情報会社の雰囲気を表している」と自信を示した。続けて「人々があまり知らない上流層だけの世界を描く上で、場所、衣装、メイクだけでなく、小道具の一つ一つにまで気を使った」とし、見どころ満載のドラマを予告した。