「グリーン・マザーズ・クラブ」イ・ヨウォン、約3年ぶりにドラマ復帰“リアルに表現することに力を入れた”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SLL、マネジメントKOO
イ・ヨウォンがドラマ「グリーン・マザーズ・クラブ」で演じたイ・ウンピョを「極めて現実的なキャラクター」と紹介した。

最近韓国で放送が終了したJTBC水木ドラマ「グリーン・マザーズ・クラブ」(脚本:シン・イウォン、演出:ラ・ハナ)で、“新米ママ”のイ・ウンピョ役を熱演したイ・ヨウォンは、最近Newsenの取材でドラマの裏話を語った。

彼女は「グリーン・マザーズ・クラブ」で、背中を押されるようにしてサンウィ洞に引っ越してきた後、様々な苦労を経験しながらレベルアップしたイ・ウンピョの姿を、ドラマチックに描いた。

既に撮影が終了し、休暇に入っている彼女は「このようにドラマを長い間撮影したのは久しぶりです。余裕もありましたし、長く息を保たなければならないのが大変でしたが、楽しかったです」と、終了の感想を語った。それもそのはず、彼女は2019年10月に終了したOCNドラマ「走る調査官~あなたの人権守ります!~」以来、3年ぶりにドラマに出演し、彼女を待っていた多くのファンを喜ばせた。彼女はファンの期待に応えるかのように、繊細な演技で見る人々に感動を与えた。

小学校でのコミュニティの素顔と、町の父兄たちの危険なネットワークを描いた「グリーン・マザーズ・クラブ」は、第16話を最後に幕を下ろした。イ・ヨウォンは多くのことを考えさせた今作の結末に関して、「いずれも自分たちが考えたことのない結末ではあるけれど、結局は置かれている状況で最善の幸せのための選択をしたと思います。ウンピョも様々な経験をしてから、結局自身と家族にとって1番の幸せが何か考えたと思います。そしてそれに合う選択をしたと思います」とし、自身の見解を明かした。

今作の序盤の視聴率は前作に比べると低かったが、終盤になって口コミが広がり、底力を発揮して話題を呼んだ。秘訣を聞くと、彼女は「人間関係に対するメッセージが共感を得たのではないかと思います。結局は“人が生きる話”ですし、“真実は通じる” “目的を持って会っても友達になることができる”などといった話です」と答えた。

たくさんの支持を得たドラマだが、一部ではイ・ヨウォンが演技したイ・ウンピョというキャラクターが、もどかしいという意見も少なくなかった。このような一部の視聴者の反応に、彼女は「私は演技しながら、もどかしいと感じたことはありませんでした」と話した。「ソ・ジンハ(キム・ギュリ)の前で何も言わないのは、言いたくなかったからだと思います。今になってどうのこうのと言う必要はないと思いましたし、人は年を取るほど言葉を減らすべきだと感じて、ウンピョの気持ちがわかりました。だから極めて現実的な人物だと思いました。言いたいことを全部言って過ごす人は少ないと思います。皆ウンピョのように避けているのではないかと思います」と打ち明けた。

続いて「脚本家さんに書いてもらった文章を信じて、最大限表現することに力を入れました。最後の撮影を終えるまで『ウンピョはどうしてこのようにしたのかな?』といつも考えていました」と付け加えた。

イ・ウンピョではない人間イ・ヨウォンは、イ・ウンピョのように友人のために一肌脱ぐことはできるできるのだろうか? イ・ウンピョは、死んだ友人ソ・ジンハのうわさを解決するために一肌脱ぎ、犯罪者のピョン・チュンヒ(チュ・ジャヒョン)の逃走を助けたりもした。イ・ヨウォンは悩んだ後、「状況によって違うと思います」と答えた。

最後に、教育を題材にしたドラマとして、多くの視聴者に意味のあるメッセージを伝えた「グリーン・マザーズ・クラブ」。その中心で活躍したイ・ヨウォンは「先程申し上げたように、結局は“人が生きる話”であって、“真実は通じる” “目的を持って会っても友達になることができる”というメッセージを伝えています」と、もう1度強調した。

記者 : パク・アルム