「LINK:ふたりのシンパシー」ヨ・ジング&ムン・ガヨン、18年前の縁が明らかに【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「LINK」
まだ明らかになっていなかったヨ・ジング、ムン・ガヨン、ソン・ドクホ、シン・ジェフィの奇妙な縁がついに明らかになった。

韓国で28日に放送されたtvN月火ドラマ「LINK:ふたりのシンパシー」第8話では、ウン・ゲフン(ヨ・ジング)、ノ・ダヒョン(ムン・ガヨン)、チ・ウォンタク(ソン・ドクホ)、イ・ジングン(シン・ジェフィ)の縁が明らかになり、18年前のウン・ゲヨン失踪事件の顛末に注目が集まった。

この日の放送では、怪しかったイ・ウンジョン(イ・ボム)とノ・ダヒョンのストーカーイ・ジングンの悪縁が明らかになり、最初からストーリーに視聴者を引き込んだ。妹が行方不明になった理由が、弟の彼氏だったイ・ジングンの仕業であることを知ったイ・ウンジョンが、復讐のためにチファドンまで来た事情は、凄絶で胸が痛むものであった。

理性を失ってイ・ジングンに刃物を突きつけるイ・ウンジョンを、ウン・ゲフンとノ・ダヒョンがかろうじて止めたが、イ・ジングンが現れたことを聞いて激怒したホン・ボクヒ(キム・ジヨン)、ナ・チュンオク(イェ・スジョン)が新たに登場し、修羅場のような2回戦が続いた。警察が来てから状況が一段落し、事件の是非を問おうとする警察に、ノ・ダヒョンはイ・ジングンが自分のストーカーであることを明らかにした。

再びノ・ダヒョンと出くわしたウン・ゲフンは、“ヒューマニズム”を終わりにしようという別れの挨拶を受け入れられず、彼女の気持ちを変えようとした。しかし、ノ・ダヒョンの考えは変わらなかった。夜遅くまでノ・ダヒョンが帰宅しなければ一人で焦り、遠くにノ・ダヒョンが見えたら、すぐに顔色が明るくなるウン・ゲフンの姿は、確かに普段とは違う様子だった。しかし、このような親切と思いやりは、単なる“ヒューマニズム”であり、自身と親しくなれば、また危険になるはずだという不安と恐怖のため、彼女はウン・ゲフンをさらに突き放すしかなかった。彼女が消えてしまうのではないかと恐れているというウン・ゲフンの言葉は、ノ・ダヒョンの固い決心を一瞬揺るがした。

イ・ジングンのSNSを調べたノ・ダヒョンは、イ・ジングンがチファドン出身なのかもしれないと推測した。ウン・ゲフンと彼の実家に行って手がかりを探すことにした彼女は、そこで行方不明になったウン・ゲヨンと自分が同じクラスだったことを知った。ぼんやりしていたノ・ダヒョンの幼少期の記憶が徐々に鮮明になっていた。

イ・ジングンがチファドン出身の同級生であることを知ったウン・ゲフンは、彼が送ったメッセージを読んで、すぐにチファドンの公演に駆けつけた。先に到着していたイ・ジングンは、チ・ウォンタク巡査と向き合っていた。イ・ジングンはチ・ウォンタクの傷に触れ、ウン・ゲフンに対する怒りを煽った。18年前、ウン・ゲヨンのピアノ先生だったハン・ウィチャン(イ・ギュフェ)を有力な容疑者にした秘密の手紙の主人公が、他ならぬチ・ウォンタクであり、彼はハン・ウィチャンの息子だったのだ。

しかしチ・ウォンタクは、イ・ジングンの願うがままに感情に振り回されなかった。「僕は真犯人を見た。君のお父さんは犯人じゃない」という言葉にも怒りを抑えた。その瞬間現われたウン・ゲフンは、「僕は知ってるよ。ウン・ゲヨンを連れて行った人」というメッセージについて問い詰め、面白そうに相手の傷をえぐるイ・ジングンとウン・ゲフンは取っ組み合いを演じた。

その時、ノ・ダヒョンもウン・ゲフン、チ・ウォンタク、イ・ジングン、そして自分まで、同じ町に住んでいた同級生であることを知った。チファドンで双子の妹を失ったウン・ゲフンと記憶を失ったノ・ダヒョン、父を密告したチ・ウォンタク、真犯人を知っているというイ・ジングンまで、大人になった4人の子供たちが初めて公園で再会する劇的なシーンを最後に、第8話が幕を下ろした。

チファドンの子どもたちの人生を完全に変えてしまった18年前のウン・ゲヨン失踪事件の真実とは一体何なのか。そして、お互いが同級生であることを知った4人の今後は、どのように描かれるのか。韓国で7月4日(月)夜10時30分に放送されるtvN月火ドラマ「LINK:ふたりのシンパシー」第9話に期待が高まっている。

記者 : パク・ソヨン