BTS(防弾少年団)、約2年ぶりに韓国の音楽番組に出演!異例のステージから7人7色のエンディング妖精も

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写真=BTS Twitter

BTS(防弾少年団)が6月10日、9年間の歴史を詰め込んだニューアルバム「Proof」でカムバック。約2年ぶりに韓国の音楽番組にも出演し、世界中のファンを喜ばせました。今回は圧巻のステージから可愛らしいエンディング妖精まで、3つの音楽番組でファンを沸かせたBTSの姿を収めた動画をまとめてみました。



◆「M COUNTDOWN」(6月16日)

写真=BTS Twitter
最初に放送されたのは、6月16日の「M COUNTDOWN」でしたが、奨忠(チャンチュン)体育館でなんと4千人のファンと事前収録を行うという異例のスケールで、より多くのファンと一緒に過ごしたいという彼らの思いが伝わるようでした。放送当日、Mnetは2本の予告動画を公開。「『M COUNTDOWN』のおかげで、4千人のARMY(BTSのファン)と一緒に新曲のステージを楽しめることになりましたね」「ついに僕たちが10歳になりました」「会いたかったです」「今日も皆さんのおかげで、短い時間でしたが幸せでした」などとファンに感謝の言葉を伝え、ファンのすぐ傍まで寄っていく姿が公開され、放送への期待を高めました。





番組で披露したアルバムのタイトル曲「Yet To Come」は、SUGAのピアノの演奏から始まるというサプライズ演出でファンを驚かせました。ファンは新曲を一緒に歌い、アミボム(ペンライト)を振りながら大きな掛け声で会場をいっぱいにし、RMは「こんにちは、BTSです! 僕たちが帰ってきました!」と呼びかけ、さらに会場を盛り上げました。この動画は公開から約1週間ですでに再生回数700万回を突破しています。



ファンの大合唱と声援で始まった「For Youth」。メンバーは「いつでも帰ってくるから Baby don't you worry」「辛いなら少し休んでもいい 君を待っていつもここに」「I'll be with you rest of my life」など、一つひとつの歌詞を噛みしめるように歌い、感動を与えました。特にRMは、「僕たちが歩く道」という歌詞を「僕たちが進む道」と変えて歌い、注目を集めました。



Mnetは今回のカムバックを記念して、最新曲「Yet To Come」から始まり、デビュー曲「No More Dream」まで、BTSがこれまで「M COUNTDOWN」で披露してきたステージを約1時間に集約した動画も公開。BTSのこれまでの歩みを振り返ることのできる動画として、こちらも人気を集めています。



またM2のYouTubeチャンネルでは、2曲のステージを上空から定点カメラで撮った動画や、メンバーそれぞれの2種類のチッケム(一人にフォーカスした映像)が公開されており、放送では見られなかったメンバーたちの細かい表情まで確認することができ、ファンを喜ばせています。








 

◆「ミュージックバンク」(6月17日)

写真=BTS Twitter
全身白の衣装でステージへと歩いてきたメンバーたちは、「Yet To Come」を歌う前にしばらくファンを見つめ、感極まった表情を見せました。前日放送の「M COUNTDOWN」では大きな会場でたくさんのファンと会ったBTSでしたが、今回はかなり近い距離でファンと対面。「会えてうれしいです」「会いたかったです」と笑顔を見せながら、椅子に座って歌っていたメンバーたちは、後半になると立ち上がってノリノリでパフォーマンスを披露しました。



「For Youth」のステージでは、ファンの歓声が響く中、黒のスーツでメンバーたちが登場。スタンドマイクを使って伸びのある歌声を披露しました。特にVが「何度でも起き上がるから」の部分で、「M COUNTDOWN」と同様、隣のRMに手を差し出し、つないだ手をRMが高く掲げると会場からは大きな歓声が沸き起こりました。曲が終わっても止まないファンの声にメンバーたちは笑顔を見せ、感動しているような表情で目を引きました。



パフォーマンスが終わると、BTSは音楽番組では定番となった“エンディング妖精”の話をし、1人ずつやってみることに。「音楽番組に出たらこれやってみたかったんだ!」と言ったジンはセクシーな目線とキスをファンに送り、SUGAは踊った後のようにわざと肩で息をして笑いを誘い、RMは目をつぶって嬉しさを噛みしめているような表情を見せました。Vは「こういうのはここでやっちゃダメだ」と言って前に出ると、キュートなウインクを披露。ジミンは「こういうのじゃない?」と後ろを向いて中腰になり、顔をのぞかせカメラを見つめてポーズ。ジンに「こういうのの職人でしょ!」と言われたJ-HOPEは、爽やかな笑顔でファンを魅了しました。最後のジョングクは逃げようとしたところ「どこに行くんだ」と捕まえられ、首を振るも前に出されると、さっきまで拒否していたにもかかわらずセクシーにジャケットを脱いで見せ、会場を沸かせました。



さらに集まったファンを見て、メンバーたちは「こんなに近くで(ファンを)見るのはいつぶりだろう」「すごく不思議」「昔を思い出しますね」「とても緊張する」などと語りました。またジミンは「久しぶりに近くで会うので、耳が赤くなりますね」と耳を隠して笑いを誘いました。ジンも「どれだけ近いかというと、ARMYの皆さんが会話している声がイヤモニをしていても聞こえるんです」とし、「本当にソクジンかっこよくない!? って言ってたよ」と話して会場は笑いの渦に。RMは「学園祭の時、生徒たちの前でやるのは大丈夫だけど、家族の前でやるのは難しいじゃないですか。そういう気分で、本当に愛している人の前でやろうとしているので緊張しますね」と語り、Vも「近い距離でステージをやりたいとすごく思っていたのですが、想像よりも近くてちょっと動揺しました。本当に会いたかったです、愛しています」と伝えた。さらにジョングクも「ステージを披露するから緊張すると思っていたけれど、終わってもまだ緊張していますね」と話し、ファンとの再会を緊張しながらも喜んでいる様子で目を引きました。そして各メンバーの全身を撮ったものと顔のアップを撮った2種類のチッケムも公開され、さまざまな動画でファンを楽しませています。






◆「人気歌謡」(6月19日)

写真=BTS Twitter
「人気歌謡」は豪華なセットと演出で注目を集めました。「2013年6月13日、僕たちの夢は始まった」という言葉が現れ、デビュー当初からこれまで披露してきたステージ映像が流れた後、幕が上がりメンバーたちが登場。「For Youth」ではまるで雲の上に立っているかのようなセットで歌っていたメンバーたちが扉の奥へと消えるとセットが回り、今度はカラフルな花が咲く明るい空間にチェンジ。花吹雪が舞う中、メンバーたちは満面の笑顔を見せました。

「Yet To Come」は、鳥のさえずりを聞いているジョングクがブランコに座っている場面からスタート。次にジミンがMVに登場した黄色いバスを連想させるバスの前で歌を歌いました。特にバスには「130613」とBTSのデビュー日を示す数字が書かれており、目を引きました。その後、赤と白の巨大なセットで歌ったかと思えば、RM、SUGA、J-HOPEは建物の中に入ったかのような演出で視聴者を魅了しました。3つの音楽番組で、ファンへの感謝の気持ちを込めながら、全く異なるステージを見せてくれたBTSに絶賛の声が続いています。





記者 : Kstyle編集部