BTS(防弾少年団)のRM&ジョングク、今後の活動めぐる報道に困惑も…それぞれの心境を明かす「BTSは終わらない」

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写真=BIGHIT MUSIC
BTS(防弾少年団)のジョングクとRMが、グループ活動の休止宣言についてコメントした。

本日(16日)、ジョングクはNAVERのライブ映像配信アプリ「V LIVE」を通じて、世界のARMY(BTSのファン)とコミュニケーションをとった。彼は「『防弾会食』をして、感動した。ARMYのことをとても心配したが、みなさんが逆に僕たちを励まし、応援してくれたので感謝を伝えたかった」と話始めた。

14日、BTSはYouTubeチャンネル「BANGTANG TV」で公開された「2022 リアルな防弾食事会」で、今後グループ活動ではなくソロ活動に集中するという計画を明かした。これについて一部では、事実上解散ではないかという推測もあった。

ジョングクは「寝て起きたら、BTSが活動中止し、解散すると騒がれていた。それを正すために生配信している。僕たちはグループとしてやるべきことが多くある。それについては心配しなくていい。誤解しているかと思うので確認する。BTSは永遠だ」と伝えた。

また「僕たち各自が、ずっと同じ場所にとどまっている感じはしたと思う。ずっと前からソロ活動をすべき時期だったが、やるべきことが多くてここまで来た」と付け加えた。

続けて「気運を集める時間と言うか、推進力が必要だ。個人的に何かをしながら、多くのことを人として積み重ねるべきだから。グループとして何もしないというわけではないことを分かってほしい」と伝えた。

釈明後、彼は自作曲の「My You」を生歌で披露し、ファンに伝えきれなかった思いを話した。同日、彼の生配信の同時アクセス数は500万人を超えた。

写真=BIGHIT MUSIC
また、RMもグループ活動休止宣言後の反応に戸惑っていた。彼は、ファンコミュニティのWeverseに長文を掲載し「解散とか、活動中止宣言など、刺激的で断面的なキーワードが多い。こうなると予想はしていたし、覚悟していなかったわけでもないが、やっぱり戸惑ってしまう」と明かした。

彼は「絶対にこれで終わりではない。僕が嗚咽する場面だけがキャプチャーされて拡散され続けているのを見て、余計なことをしたかなと思った。正直になりたいという勇気は、やっぱり要らない誤解と災のもとだ」と打ち明けた。

また「『防弾会食』の映像は、9年間ともにしてくれたすべてのARMYに捧げるものだ。外からは『大げさだ』『贅沢な話だ』などの反応ももちろんありうる。どの歌手とファンダム(特定ファンの集まり)も同じだと思うが、僕たちも10年に近い異例な時間を止まることなく共有してきただけに、BTSとARMYだけの特別さはたしかに存在する」と強調した。

※この記事は現地メディアの取材によるものです

・BTS(防弾少年団)、グループ活動の休止を宣言…ソロ活動に専念へ「成長して戻ってくる」

・BTS(防弾少年団)のV、完全体での活動休止に素直な心境明かす「10年間怖かった」



【RM コメント全文】

動画が公開されてから、デビュー後最も多くの連絡がありました。

送られてきたキャプチャーと記事のタイトルを見ると、解散や活動中止宣言など、刺激的で断面的なキーワードが多かったです。こうなると予想はしていたし、覚悟していなかったわけでもないですが、やっぱり戸惑ってしまいます。僕たちが泣いてしまった動画をフルで見て、意見を残して欲しいとまで思ったわけではないのですが……。

「2022 リアルな防弾食事会」という非定期的なコンテンツの形式もそうですし、配信された6月13日(BTSのデビュー日)という日付の象徴性もそうですし、それは9年間ともにしてくれたすべてのARMYに捧げるものでした。外からは「大げさだ」「贅沢な話だ」などの反応ももちろんありえます。どの歌手とファンダムも同じだと思いますが、僕たちも10年に近い異例な時間を止まることなく共有してきただけに、BTSとARMYだけの特別さは確かに存在します。

この情緒は、これまでのインタビューで数十回、数百回も質問されていましたが、短い言葉ではなんとも説明することが難しいです。とりあえず、その特別さを何の対価もなく交感してきた、すべてのファンに伝えたい告白であり、ゆるしの秘跡でした。映像をご覧になった方は分かると思いますが、「Yet To Come」という歌のタイトルが示唆するように、僕たちが本当に伝えたかったのは、絶対に今で終わりではないということでした。僕が嗚咽する場面だけがキャプチャーされて拡散され続けているのを見て、余計なことをしたかなと思いました。

正直になりたいという勇気は、やっぱり要らない誤解と災のもとです。

伝えたいのは、僕たちは実は「2」なのに「1」だと遠回しで言ったわけではありません。「1」を「1」だと伝え、その過程にあったすべての情緒を勇気と涙で共有したかっただけです。僕たちを知っているARMYなら、広く理解してくれると信じています。映像で僕たちが言ったことがすべてです。

ジョングクやVが「V LIVE」でまた話してくれましたが、僕たちは常にBTSの長期的な未来について素直に話し合ってきました。対立がなかったとは言いませんが、10~20代の若い年で社会生活をはじめ、大人として成熟していく、拙い試行錯誤だったと信じています。

この文章がまた新たな議論に火を付ける気もして怖いですが、最も多くの話をしてきた人として簡略に伝えます。映像を視聴し、遠くても近くても素敵な応援と愛、エネルギーを送ってくれるすべての方に感謝します。今後、グループとしても個人としても、いい姿をお見せできるように努力します。ありがとうございます。

記者 : ノ・ミンテク