キム・ジェヒョン、新曲「フラボノ」をリリース!“誰もが知っている単語をタイトルに決めた”

MYDAILY |

写真=ARCHIVE ACHIM
シンガーソングライターのキム・ジェヒョンが、春の歌をリリースした。タイトルから爽やかな季節感が感じられる、隔月発売プロジェクト「空け」3番目の曲「フラボノ(FLAVONO)」が発売された。

新曲「フラボノ」は、ニュートロ感性を刺激するキム・ジェヒョンの自作曲だ。誰でも一度は噛んでみたガムの名前が、郷愁を刺激する。

彼はインタビューでガムの包み紙を包んでいるような、また草の匂いがするような緑色の衣装を着て登場。“人間フラボノ”のようなビジュアルで、新曲への好奇心を刺激した。

キム・ジェヒョンは「春が始まる頃から作業を始めました。ストーリーを書いてメロディを作る過程で、『フラボノ』を思い出したんです。歌詞ではフラボノに言及していませんが、編曲を聞くと切なく、緑色の春を思い出させます。誰もが知っている単語でもあって、このようにタイトルを決めました」と伝えた。

彼は「空け」を通じて、ラテンベースのジャズ曲「劇場で(at the theater)」(1月)とエレキギターサウンド中心の楽曲「どうにかして(Somehow)」(3月)を披露した。楽曲の各テーマは、キム・ジェヒョンの日常を自然についていく。ここ2ヶ月間経験した出来事や季節感などを感じて、ストーリーを作っている。

これについて「隔月で発売するので、そんなに負担は感じません。十分な観察と悩みを通じてコンセプトを決定し、色々試してみています」と述べた。

毎度、新しいジャンルに挑戦している彼は、“無境界ミュージシャン”と呼ばれる。昨年にはダンス曲まで披露し、「あとラップ、トロット(韓国の演歌)などが残っています」と笑った。ジャンルを行き来する華やかな編曲実力が武器である彼を、フォークミュージシャンと定義できない理由だ。

実力と個性を兼ね備えた歌手の登場にユ・ヒヨル、キム・イナなどが先にPRした。SNSにキム・ジェヒョンの音楽に言及して、関心を集めたのだ。ライブショーを行っているユン・サンも、キム・ジェヒョンについて絶賛した。キム・ジェヒョンは「ユン・サン先輩が僕の歌を聞いてくださるのはもちろん、いい評価もしてくださいました」とし「これからもっと頑張らないとという責任を感じています」と述べた。

アイドルとトロット歌手で二分される音楽界に入り込んだ“無境界ミュージシャン”の彼は、広い視野をベースに多彩な音楽活動を予告し、「出所不明の音楽をする」と付け加えた。

心の中で考えている、コラボしたい歌手としては、ヤン・スギョンと男女混成グループS♯arp(シャープ)の元メンバーであるイ・ジヘを選んだ。「ヤン・スギョン先輩と甘いラブソングを歌ってみたいです」と言った彼は「イ・ジヘ先輩のためには、“クァンジョン(関心を引きたがる人という意味)姉さん”をテーマにしたタイトルも考えておいたんです。大好きなボーカルです。ダンス曲だとしたらJewelry、SISTARの前にS♯arpのイ・ジヘが存在したじゃないですか。いつかは一緒に作業してみたいです」と告白した。

記者 : パク・ユンジン