ヨ・ジング&ムン・ガヨン、新ドラマ「LINK:ふたりのシンパシー」で13年ぶりに共演!“すごく感慨深い…昔の話をたくさんした”(総合)

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写真=tvN
13年ぶりに再会したヨ・ジングとムン・ガヨンが、ファンタジー恋愛ドラマでやってくる。

6月2日午後2時、tvN新月火ドラマ「LINK:ふたりのシンパシー」(脚本:クォン・キヨン、クォン・ドファン、演出:ホン・ジョンチャン)の制作発表会が生中継された。このイベントには、ホン・ジョンチャン監督、ヨ・ジング、ムン・ガヨン、キム・ジヨン、ソン・ドクホ、イ・ボムソリが出席した。

同日午後10時30分に韓国で放送がスタートする「LINK」は、18年ぶりに再び始まった“リンク現象”により、ある男性が見知らぬ女性のあらゆる感情を共有できるようになることから繰り広げられる“感情共有ロマンス”だ。Wi-Fiのように1人の感情が他の人に転移する感情共有というユニークな題材をロマンスジャンルにして好奇心を刺激する。

ヨ・ジングは、劇中で他人の感情を感じるチファ洋食堂のシェフ、ウン・ギェフンを演じる。昨年4月に放送が終了したJTBC金土ドラマ「怪物」以降、1年2ヶ月ぶりのドラマ出演だ。

ヨ・ジングは、出演を決めた理由について、「台本を読みながら、僕の役がシェフであるだけに、よく作られた一つの料理みたいだと思った。様々なジャンルの長所が集まっているし、その味がバランスよく混ざっていると思った。役割的に演じるのが容易ではない設定が入っているけれど、すごく欲が出た。悩んだけれど、これは自分が挑戦してみたいと思って参加した。監督や俳優の方々は皆元気にしているし、一生懸命に撮影している。多くの期待をお願いしたい」と説明した。

続けて「実はウン・ゲフンという役が、最初に読む時は漠然としていた。人生が特別な人でもあるし、他人の感情が急に共有されて、日常の中の感情が変わらなければならないという設定が少し漠然としていたけれど、どのように表現すればいいか、この作品が皆さんにどのようなカラーに見えるか興味深かった。その挑戦に惹かれた。役がとても好きだったし、幸い現場で監督や俳優さんたちと一緒に演技しながら、だいぶ解消することができた。僕も楽しみにしている」と付け加えた。

ヨ・ジングは「最初に監督に会った時から、本当に演技が難しいと思った。感じ取れないという話をたくさんしたし、僕も不安な部分が多かったけれど、幸い現場で感情を作ることができるように、監督に配慮していただいた。まだ僕も本放送は見ていないけれど、ハイライトを見たら、しっかり盛り込まれているようで幸いに思っている。正直に言えば、この役をして『彼は演技が上手だね』と褒めてもらいたい」と話した。

感情を読むキャラクターをよく表現するために参考にしたものがあるかという質問には、「監督も僕も、色々と参考になりそうなものを探そうとしたけれど、このような役がなくて、特に参考になるものがなかった。なるべく僕たちの想像力、多くの方々の協力で、リンクという現象を新しい挑戦で表現しようと努力した。皆さんの好みにあったら嬉しい」と答えた。

ムン・ガヨンはウン・ゲフンに感情を読まれるチファ洋食堂の見習い社員ノ・ダヒョンに扮する。昨年2月に放送が終了したtvN水木ドラマ「女神降臨」以降、初めて披露する作品だ。

彼女は「とても温かい物語だ。興味深い題材もあって、やらない理由がなかった。ダヒョンは、明るく情熱が溢れていながらも変化する姿を見せる予定なので、面白いと思う。たくさんの声援をお願いしたい」と明らかにした。

ムン・ガヨンは「ありそうな、チファドンで行われることを取り扱うけれど、心温まる物語が好きだった。リンクという題材が、恋愛の物語で良い役割をすると思う。別の恋愛ドラマでは誤解が生まれることもあるけれど、我々のドラマではリンクという現象のため、言わずとも分かる良い仕掛けがあって合流した」と語った。

ムン・ガヨンの劇中の感情をちゃんと感じたかという質問に、ヨ・ジングは「ご覧の通り、目、鼻、口がはっきりとあるので、ちゃんと伝わった」と答え、笑いを誘った。

キム・ジヨンは、「チュンオクチョンゴル」の社長で、ノ・ダヒョンの母親であるホン・ボクヒ役を演じた。彼女は「作品の中にある多くの人生が、それぞれの色で溶け込んでいる点が興味深かった。視聴者が感情移入できる人物が一人ずつはいるだろうという点が興味深かった」と話した。

ホン・ボクヒについては「容易ではない人生で、自分の娘のためなら命まで捧げることができる母親だ。とにかく全ての女は少女だった。少女から始めて母になるけれど、その過程が大変で疲れるから、強靭になったキャラクターだ。今回のドラマを準備しながら、あまり多くのことを準備する必要はなかった。ムン・ガヨンがとても愛らしかった。私が演技を一緒にしながら学びたいところが多い後輩だし、可愛すぎて自ずと感情が出てしまう人物だった。ただただ可愛い。守ってあげたいし、愛する関係だ」と紹介した。

Netflixオリジナルドラマ「未成年裁判」以降、新作「LINK」で戻ってきたホン・ジョンチャン監督は、韓国語でのサブタイトルである「食べて、恋せよ、しびれるように」に対して、「脚本家と深い話はしなかったけれど、同作には様々な面白い要素がある。その点でタイトルとつながっているし、意味があると思う。このドラマが言おうとする話とつながっていると思う。人生で自分の周りにリンクする人がいるか、もしかして自分は自分の周りの人々の心を察してあげられているのか考えさせられるタイトルだった。大変でも自分の心を理解してくれるたった一人さえいえば生きていくことができるし、耐えられるし、もっと幸せになれると、個人的にそのようにタイトルを解釈した」と話した。

ヨ・ジングは「僕はタイトルそのまま受け入れた。人生でちゃんと食べて、恋して、しびれるように恋するのが重要だと思った」と明らかにした。

キム・ジヨンは「長く生きた人の立場として、恋愛する時はいいけれど、長く生きると、殺したい時もある。あまりにも多くのことを知っていれば、ある時は怖い時もある。このドラマでは、多方面での話が登場する。とても愛している人の人生も出るし、私のことを知りすぎて殺したい人の人生も出てくる」と話した。

主人公を務めたヨ・ジングとムン・ガヨンは、「LINK」を通じて2009年に放送されたSBS月火ドラマ「幻の王女チャミョンゴ」、KBS 1TV土日ドラマ「名家」以来、約13年ぶりに共演する。子役時代以来、成人になった後に恋愛の演技を披露するのは始めてだ。

ヨ・ジングは「10点満点で100点くらいだと思う」と話した。ムン・ガヨンも「100点」とし、共感を示した。

ヨ・ジングは「ネタバレになりそうなので、多くのことを言うことはできないけれど、ゲフンとダヒョンがリンクしている理由がある」とし、「久しぶりに会って、すごく感慨深い。単に『上手にやろう、頑張ろう』ではなく、現場では元々俳優、監督と集まって、作品と役についてたくさん話すけれど、今回は現場で『幻の王女チャミョンゴ』の時はどうで、『名家』の時はどうだったか、そういう思い出話をたくさんした。ゲフンとダヒョンの切なさに役に立つ部分もあった」と明らかにした。

ムン・ガヨンは「久しぶりに会ったら、わくわくして気楽なのはあまりにも当たり前だ。現場には子役が多いけれど、撮影しながら妙な気分になった。私たちがちょうどあの年頃の時に一緒に撮影したので、子役を見ながら昔の話をたくさんした」と話した。

ヨ・ジングの一言に感動したストーリーも公開した。ムン・ガヨンは「以前感動を受けた話が1つある。いつも私たちは撮影をしたり、仕事をする時に前を見て仕事をするけれど、初めて過去をたくさん振り返ったという話だった。『僕たちは本当に立派だと思う』と話したけれど、それが本当に感動的だった。お互いについてとてもよく知っているから、そのような話をしながらお互いにすごく力になっている」と付け加えた。

ホン・ジョンチャン監督は「本当に可愛らしい、宝石のような俳優たちが、冬から夏まで準備した。コース料理のようにたくさんのことを感じることができるドラマだ」とし、作品に対する関心と声援を呼びかけた。

記者 : ファン・ヘジン