イ・エル、ドラマ「私の解放日誌」放送終了の感想を語る“3兄妹はどこかで元気に暮らしているはず”

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写真=スタジオフェニックス、チョロクベムメディア、SLL
女優のイ・エルが総合編成チャンネルJTBC土日ドラマ「私の解放日誌」の放送終了とともに幸せな感想を伝えた。

最近韓国で放送終了したドラマ「私の解放日誌」(脚本:パク・ヘヨン、演出:キム・ソクユン)でイ・エルは、少し子供っぽいがとても愛らしい3兄妹の長女であるヨム・ギジョン役に扮し、どのキャラクターよりも現実的なストーリーで視聴者からの共感を得て、ドラマへの没入度を高めた。

彼女は、イ・ミンギ、キム・ジウォンと、まるで実の兄妹のようなケミ(ケミストリー、相手との相性)はもちろん、回を重ねるごとにぎこちなさが増していくイ・ギウとの恋愛で、見る人々の関心を高めた。

このように代替不可能な演技力でヨム・ギジョンを完璧に演じ、彼女だけの地位を築いた。今作を通じて再びイメージチェンジを披露したイ・エルが、放送終了を迎えインタビューに答えた。

――2022年の上半期だけで、Netflix映画「夜叉」「モラルセンス ~君はご主人様~」、ドラマ「私の解放日誌」など、全て異なるキャラクターを演じましたがいかがでしたか?

イ・エル:様々な作品に出演することができて、とても楽しくて嬉しかったです。「色々準備しましたので、気に入ったものを選んでください」という気分でした。

――回を重ねることに、視聴率だけでなく話題性もあがっていきました。たくさんの人々から愛されましたが、いかがでしたか?

イ・エル:ドラマ「トッケビ」以来、初めてのような気がします。どこに行っても人々が集まっているところでは、必ず「私の解放日誌」の話が出てきました。最初の予想通り、少しずつ視聴者に近づくことができたと思います。観ていないという人はいても、1回しか観ていないという人はいないようでした(笑)。ある方からは「セリフと音楽を聴くために観て、また観てしまう。まるでBGMのように流してしまうドラマだ」と言われました。本当にありがたかったです。

――最近、出演したラジオで「ギジョンは待ち望んでいたキャラクターだ」と明かしましたが、実際のイ・エルさんとのシンクロ率はいかがでしたか?

イ・エル:周りの知人から「どうして今まで演じなかったの?」と言われるほど「ただただ私(イ・エル)を見ているようだ」と言われました。話し方や表情、特に作品の中で「お酒を飲むシーンのジェスチャーと行動が、人間イ・エルを見ているようだ」と言われて、たくさん笑った記憶があります。

――実の兄妹よりもリアルな3兄妹のケミはいかがでしたか?

イ・エル:ジウォンさんとミンギさん、2人とも本当に純粋な人です。誰かと接するときに、自身の考えを抜きにして、ありのままを見て受け入れてくれました。そのおかげで実の兄妹のように自然に演じることができましたし、私も楽に自分の姿をさらけ出して2人に近づくことができました。一緒に演じることができて本当に感謝していますし、楽しかったです。

――愛から解放されたかったギジョンは、テフン(イ・ギウ)に出会って解放されたのでしょうか?

イ・エル:望んでいた恋ができるようになったので、解放されたと思います。もちろんギジョンとテフンの間には苦難と逆境が多かったでしょう?

――ドラマが終わった後、ギジョンはどのように生きているでしょうか?

イ・エル:何一つ変わっていないと思います。おそらくギジョンは今までのようにまた酔って、失言して弟たちと喧嘩しながら生きていくでしょう。誰が見てもギジョンらしく生きていくと思います。

――最後に「私の解放日誌」を愛してくれた視聴者に一言お願いします。

イ・エル:少しずつ上がっていく視聴率を見ながらも、数字よりはるかに早かった口コミを聞いていて幸せでした。そしてギジョンの愛に対して、心を一つにして応援してくださってありがとうございました。ドラマは終わりましたが、放送が終わった後も3兄妹はどこかで元気に暮らしていると思います。偶然出会ったら、ぎゅっと抱きしめてください。

記者 : チョン・ジヒョン