「最愛の敵~王たる宿命~」カン・ハンナ、イ・ジュンが隠してきた真実を知って衝撃【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「最愛の敵~王たる宿命~」放送画面キャプチャー
ついにイ・ジュンがカン・ハンナに真実を明かした。

30日に韓国で放送されたKBS 2TV「最愛の敵~王たる宿命~」で、パク・ゲウォン(チャン・ヒョク)ではなく、イ・テ(イ・ジュン)の母によって自身の家門が滅門されたことを知って衝撃を受けるユ・ジョン(カン・ハンナ)の姿が描かれた。

ユ・ジョンを利用してパク・ゲウォンを倒す機会を手に入れたにもかかわらず、イ・テは自身の政治的立場を強くしてくれるチョ・ヨニ(チェ・リ)ではなく、ユ・ジョンを選んだ。

この日、ユ・ジョンに会ったイ・テは「あなたに恋している。あなたより早く、あなたより深く恋慕してきた。僕の中殿(王妃)になってほしい」と求婚した。

「失うものが多い道です」という彼女の心配にも、イ・テは「あなたを得るための道です」と強い意志を見せた。続いて2人はお互いを抱きしめながら切ない感情を分かち合った。

しかし幸せな瞬間もすぐに終わり、パク・ゲウォンが再び2人の関係を揺さぶった。この日、イ・テに会いにきた彼は「淑儀(皇帝の側室)を生かしたいですか?」と聞いた後、「ならば、殿下の意思に従って、臣が白旗を掲げて降伏しようと思います」と付け加えた。

慌てたイ・テが訳を聞く暇もなく、ユ・ジョンが現れた。パク・ゲウォンはユ・ジョンにも聞かせたいのか「殿下はユ・ハクス(チョ・スンヨン)の娘を真心で抱くことができますか。殿下の母を殺害した逆賊です」と話した。

ユ・ハクスは逆賊ではないというイ・テの話にも、彼は「殿下がそんな風に信じてらっしゃるなら、臣が淑儀の願いを聞いてあげることができそうです。あえて求めます。母を殺害した真犯人に対して明白に明かし、臣とユ・ハクスの濡れ衣を晴らしてください」とそれとなく求めた。

ユ・ジョンには「母が廃庶人(王族が庶民の位に落とされること)になったら、その次は世子の番でした。(中殿は)本当に知らなかったでしょうか。ご自分が世子を守れる最後の盾だったということを。淑儀の本当の仇は誰なんでしょうか」と聞き、ユ・ジョンに疑いの言葉を投げた。

結局イ・テは、弑害されたと知られた中殿が実は幼い息子を救うために自ら毒を飲み、ユ・ジョンの家門を犠牲にしたという真実を明かした。「僕があなたを世子嬪として求めた。僕があなたを欲しがって、あなたとあなたの家門が没落した」というイ・テの告白に、ユ・ジョンは信じられないという反応を見せた。

続いてユ・ジョンは「殿下は一生秘めておくつもりでしたね」と恨みを伝えた。イ・テは「僕は今もユ・ハクスの悔しさを晴らしてあげるとは約束できない」と苦々しく言った。

記者 : イ・ヘミ