NIK、日本ライブツアー「NIK LIVE TOUR 2022」が成功裏に終了!ついに実現した日本での対面ライブでファンを魅了

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2022年5月27日(金)KT Zepp Yokohama(神奈川)、5月30日(月)Zepp Namba(大阪)に、日韓合同グループNIKによるデビュー後初となる日本ライブツアー「NIK LIVE TOUR 2022」が計4公演開催された。

NIKとしては2020年の年末に行ったZepp Tokyo公演以来およそ2年半ぶり、またNIKデビュー後としては初となる日韓メンバーが同じステージで行う公演となった「NIK LIVE TOUR 2022」は、記念すべき日本デビュー曲の「Universe」からスタート。宇宙に輝く星の映像が流れる中、華やかなホワイトの衣装を纏ったメンバーがステージに登場。激しく入れ替わるフォーメーションとダンス、パク ハの鮮やかなアクロバットで1曲目から会場を盛り上げる。続く赤い照明が作り出す妖艶な雰囲気に、力強いロックサウンドとラップが光る「Hurricane」まで、久々のステージに緊張していたメンバーもいたようだが、日本メンバーと韓国メンバーが一緒にステージに立つことができなかった長い時間が嘘のように、息ぴったりのパフォーマンスで盛り上げる。

1人1人が今回の公演への意気込みを語った挨拶の後は、正式デビュー前の2020年10月に韓国メンバーによるオンラインライブで初披露された、コ ゴン、パク ハ、テフンが制作した「Stay」と、別れを後悔する思いを歌った「ANOTOKIE」のバラード2曲を披露し、磨きのかかったボーカルとラップで、曲の世界観と切なさを表現した。

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続いては、NIKならではのユニットステージコーナへ。DANCEユニットステージでは、ゴンミン、ヒョンス、ユンソル、コ ゴン、パク ハが、ブルースーツ&ブラックハットで登場。前半はユンソルが振り付けを考えたという高難度のダンスと、後半はブルーノ・マーズの「Locked Out of Heaven」に合わせたコミカルな振り付けが楽しいダンスで、異なる魅力を披露した。瞭、太一、テフンのRAPユニットステージでは、昨年10月韓国デビュー後の歌番組出演期間に3人で作り始めたという曲を初披露。3人3様のリリックとラップで魅せた。ユニットステージのラストVOCALユニットステージでは、龍太、日向が赤頬思春期の楽曲で、多くの人が思春期に感じるリアルで痛々しいほど切ない歌詞の「私の思春期へ」をカバーした。ヒョンス、コ ゴン、パク ハはJYJのバラード曲「in heaven」を美しいハーモニーでカバーした。

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「NIKとは?」という問いに、リハーサル中のメンバーが「人生」「家」「家族」と答えるスペシャル映像の後は、ブラックを基調としたクールな衣装に身を包んだメンバーが登場し、今回のステージが初披露となった未発表の新曲で、テフンが制作に参加した「La Vida Loca」を披露。ジェットコースターのように激しく変わるラテンポップをベースにした楽曲に、NIKの曲の中でも難易度上位にランキングされる激しいダンスにも関わらず、わずか3日間で完成させたという完璧なパフォーマンスで会場を沸かせる。

さらに、強いビートとダンサブルなメロディに「困難に負けず戦い続ける」という決意のメッセージが込められているステージ初披露の「Bomb」、大人の色気全開のミディアムテンポ曲「Jealousy」まで、全力のパフォーマンスで駆け抜ける。

この日を迎えるまでの思いと、長い間会うことができない時間が続いたにも関わらず、変わらずに応援してくれるファンへの感謝を語った後、本編ラストに披露されたのは「Santa Monica」。多くのファンから支持を集め続けているトロピカルなダンス曲で会場の盛り上がりは最高潮に。

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アンコールでは、5月18日に発売したばかりの新曲でファンクラブ限定CDが発売されている、爽やかなメロディーが心地よい「Better Spring」を披露。また、NIK誕生のきっかけとなったオーディション番組のテーマ曲でもあったNIKの始まりの曲「Life Goes On」の合間に、眉毛ウェーブや、空手、筋肉自慢などのメンバーの個人技を挟むという斬新な構成で、ファンだけでなくメンバーも大盛り上がり。NIKのデビュー後初の日本ライブツアー「NIK LIVE TOUR 2022」は、会場に駆けつけたファンの笑顔はもちろん、メンバーの充実感溢れる笑顔と共に幕を閉じた。

日本と韓国で離れ、一緒のステージに立つことができなかった長い時間が嘘のようなパフォーマンスだけでなく、デビュー前のオーディションから2年半以上に渡り様々な苦楽を共にしたメンバー同士だからこその、息の合った掛け合いとやりとり、多彩な楽曲で会場を魅了したNIK。日韓の往来が再開され、益々活発になるであろう2022年の後半の活動にもぜひ注目してほしい。

記者 : Kstyle編集部