イ・ミンギからキム・ジウォンまで…ドラマ「私の解放日誌」放送終了の感想を語る

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=スタジオフェニックス、チョロクベムメディア、SLL
イ・ミンギ、キム・ジウォン、ソン・ソック、イ・エルにとって、「私の解放日誌」はどんな意味を持つドラマとして心に残るだろうか。

JTBC土日ドラマ「私の解放日誌」が最後のページだけを残している。共感と慰め、ヒーリングに感動まで与えた「私の解放日誌」は、毎回好評を得て視聴者から愛された。いつの間にか多くの人が愛する“人生のドラマ”に浮上しただけに、残りたった2話だけで終わってしまうことを惜しむ人が多い。そんな中、イ・ミンギ、キム・ジウォン、ソン・ソック、イ・エルが愛情のこもった最後のメッセージと期待すべきポイントについて語った。

イ・ミンギは3人きょうだいの中で2番目のヨム・チャンヒに扮し、リアルで愉快な演技でドラマをリードした。13話と14話では彼の本格的な変化が描かれた。人の人生に合わせるのではなく、自身だけの道を選んだヨム・チャンヒの姿が感動を与えた。イ・ミンギはそんなヨム・チャンヒの本音だけでなく、母親が亡くなった後の感情の変化も現実的に描き出し、注目された。彼は「これまで僕も視聴者としてドラマを見守っていたので、すでに最後の週ということが残念だ。『よく見送らなきゃ』という気持ちで最後の放送を待つことになりそうだ。愛してくださった視聴者の皆様に心より感謝申し上げる。残った話も一緒に共感し、チャンヒの感情を分かち合いたい」と寂しい気持ちを表わした。

残りの15話と16話では、時間が経った後、以前より成熟し、ある面では少し変わったヨム・チャンヒの姿が描かれる予定だ。友人だったチ・ヒョナ(チョン・ヘジン)と変化した関係を見せることが期待されている。彼は「15話、16話はドラマの中でかなり歳月が経った後の話が出てくる。その間、変化した人物に出会うことができる。前の話とは違う感じになると思う」と伝えた。続けて「一連の事件を経験し、チャンヒが自身の人生を理解する瞬間が描かれる。チャンヒの最後の話がどんな終止符を打つのか期待される」と付け加えた。果たしてヨム・チャンヒはどんな方法で人生の“解放”を探していけるだろうか、これからが気になる。

末っ子ヨム・ミジョンに扮し、濃い感性を披露したキム・ジウォンは視聴者から注目を集めた。ドラマの中心になる感情を描いただけに、彼女の熱演は作品全体に良い影響を与えた。視聴者はいつもヨム・ミジョンの感情に共感し没入し、ときめきを感じた。キム・ジウォンは「時間が経つのが本当に早いと思う。短くない時間の間、撮影したと思うが、放送はあまりにも早く終わるようで残念だ」と残念な気持ちを表わした。そして「台本を見て撮影しながらもいつも『いい』と思ったが、放送では私が撮影しなかった他の人物の話まで見られたので、また別の楽しみがあった。視聴者の方々と一緒に見る面白さを感じた」とし、「ドラマを見ながら涙が出る瞬間もあったし、たくさん慰められ、応援される気分でとても気持ちよかった」と作品への愛情を表わした。

キム・ジウォンは「人物たちが解放に向かって進む歩みを一緒にしてくださって本当に感謝する。台詞の中に『春になれば別の人になっているだろう』というものがあるが、『私の解放日誌』には『冬が過ぎれば春が来るだろう』というメッセージが含まれていると思う。ご覧になっている方々の季節がどの辺なのかは分からないが、冬のように寒い季節の中にいらっしゃる方々がいらっしゃるなら、その方々に作品のメッセージがよく伝わってほしい。一歩一歩進んでいる方々を応援するドラマになってほしい」とし、受けた愛と同じくらい温かいメッセージを伝えた。最後に彼女は「撮影しながら『それぞれの人物がどのように解放に向かって進むだろうか』と考えながら演技した。その疑問は『自分自身にとって解放とは何か』という質問だった。自ら質問して悩みながら進んだ時に変わる点があると思う」とし、作品を通じて感じたことを話した。続けて「残りの話ではそれぞれの人物が自身が望む解放にどのように近づくだろうか、期待して見てほしい。そして自身に『解放』がどんな意味なのかについても質問してみれば良いのではないかと思う」とし、最後の視聴ポイントについて語った。

ソン・ソックは空前絶後のキャラクターを誕生させ、話題の中心になった。他の人が演じる“ク氏”は想像できないほど視聴者は賛辞を送った。彼は「撮影しながらク氏を知るため、家族と友人たちを注意深く観察し、僕自身とたくさん会話することができて本当によかった」と感想を伝えた。また、「放送が始まってからは視聴者の方々の様々な心に接することができたし、それてク氏をさらに知ることができて嬉しかった」とし、視聴者の関心にも感謝した。

ク氏とヨム・ミジョンの再会はこれからの話への期待を高めるポイントだ。ソン・ソックは時間が経った後、以前の「ク氏」とはまた変わった「ク・ジャギョン」の姿をどういうふうに描いていくだろうか。この上なく自然だが、強烈な印象を残した彼の演技は、残りの話への期待を高めた。彼は「『私の解放日誌』を一緒に書いてくださった視聴者の皆様と大切な経験をくれたク氏に本当に感謝する。放送が終わっても大変な時には静かに一人で取り出してみる日記のようなドラマになってほしい」と愛情のこもった最後の挨拶をした。

3人きょうだいの長女ヨム・ギジョンとして熱演を披露したイ・エルは、どんでん返しの魅力と大胆なイメージチェンジで笑いと共感を与えた。実際の姉のようだが、一方では少し無垢な大人のようで、愛は下手だが、いつも熱いヨム・ギジョンの多彩な魅力を確実に描き出したイ・エル。視聴者の心を動かした名台詞も彼女の演技で説得力を得た。イ・エルは「少しずつ上がる視聴率を見ながら、数字よりはるかに早く空気を満たしていた口コミを聞いて幸せだった」とし「ギジョンの愛を心を一つにして応援して下さって心から感謝する。ドラマは2話しか残っていないが、放送が終わった後もヨム氏の3人きょうだいはどこかで幸せに暮らしていると思う。偶然会うことになったらぎゅっと抱きしめてほしい」とし、作品と劇中人物への切ない気持ちを伝えた。

愛で解放を夢見た女性ヨム・ギジョンは、もうチョ・テフン(イ・ギウ)という心強い男性に出会い、日々幸せを築いている。しかし、彼の家族という大きな山に出会って悩みが深まっている状況。残った話で彼女はヨム・ギジョンらしくチョ・テフンとの愛を守っていくが、現実的な悩みは絶えず、もう一度共感を与えるとみられる。イ・エルは「人と全く変わらないきょうだいと父親、そしてク氏を見て、いつものように最後まで慰められてほしい。もしかしたら視聴者の皆様よりもっと平凡に生きていく3人きょうだいが描く今後の話を想像しながら見てほしい」と呼びかけた。

「私の解放日誌」第15話は、韓国で5月28日午後10時30分に放送される。

記者 : ペ・ヒョジュ