Vol.1 ― ONEUS、2年前と同じ会場で日本ファンに再会「さらに素敵な思い出として上書きされて幸せ」

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ONEUSが2年ぶりに日本にやってきた。来日コンサート「2022 ONEUS JAPAN 3RD LIVE : BLOOD MOON」はチケットがソールドアウトし、2年の空白をものともしない人気ぶりを感じさせた。

この2年間、Mnet「Road to Kingdom」への出演を経て大きく成長し、「月下美人:LUNA」では初の音楽番組1位を獲得。コロナ禍という逆境に負けず、着実に成長を続けているONEUS。

そんな彼らに、関東公演を終えたタイミングで対面インタビューを実施。前編では、日本公演の感想や日本での過ごし方、さらにこの2年間の苦楽や成長についてたっぷりと語ってもらった。

Vol.2 ― ONEUS、日本でやってみたいことはダンスレッスン?今後の楽しみを語る「いつでも呼んでください!」

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2年ぶりの来日公演「すごく懐かしくて、うれしくて、幸せ」

――「2022 ONEUS JAPAN 3RD LIVE : BLOOD MOON」の開催、おめでとうございます! 約2年ぶりの日本でのイベントとなりましたが、いかがでしたか?

コンヒ:2年ぶりに日本に帰ってきました! 僕たちが日本で最後に公演したのと同じ場所でファンのみなさんとお会いしたこともあって、当時のことをすごく思い出しましたね。あの公演はコロナ禍になる直前、僕たちの最後の単独コンサートでした。あの時のことはとてもいい思い出として僕たちの中に残っていたのですが、今回の公演ではさらに素敵な思い出として上書きされて、とても幸せです。

RAVN(レイブン):今回の公演はチケットが完売したと聞きました! 僕たちもまさか完売するとは思ってもいませんでしたし、逆にこの2年の間に忘れられていたらどうしようと心配していたので、2年の空白期間があったにも関わらず僕たちのことを変わらずずっと応援し続けてくれていたことに感動しました。

ソホ:ファンのみなさんの反応もとても熱いものでした。歓声を出せない代わりに手のひらが赤くなるくらい熱心に拍手を送ってくれて、うれしかったですね。

――コンサートの開催が決まり、期待していたことや、逆に心配していたことは何ですか?

ファンウン:まだ日本では歓声をあげられないので、盛り上がらなかったらどうしようと心配していたんですよ。でもそんな心配は杞憂でしたね。みなさん大きな拍手を送ってくれましたし、それにみなさんの目だけを見ても、とてもキラキラ輝いていて、僕たちも公演を楽しみました。2年前に会場に来てくださっていた方たちも目が合えばすぐ気づきましたし、久しぶりにみなさんと会えてすごく懐かしくて、うれしくて、幸せでしたね。

コンヒ:今回、僕たちのペンライトが新しくなったんですよ。そのペンライトをみなさんが持っているのを見るのは初めてだったので、それも感慨深かったです。ペンライトがパワーアップして、ファンのみなさんがどんなに激しく振っても大丈夫になりました(笑)。よりたくさんの光を見ることができるように、僕たちもがんばります!


ファンと遭遇!?秋葉原&原宿でショッピングも

――今回の来日で楽しかったこと、もしくは絶対にやりたいと思っていることは?

RAVN:僕は秋葉原が大好きで、今回も絶対に行きたいと思っていたんですが、今日ついにソホと一緒に行ってきました! ショッピングを楽しみました。

ソホ:子どもの頃から僕はデジモン(デジモンアドベンチャー)が大好きなので、デジモンのフィギュアを買いました。

RAVN:ソホは両手いっぱいに買い物してましたよ(笑)。僕はポケモン(ポケットモンスター)のゲームにハマってて、ポケモンセンターで欲しかったフィギュアを全部買いました!

コンヒ:日本にはほとんど仕事でしか来たことがなかったので、以前は日本の街を楽しんだり、余裕を感じることはあまりなかったんですね。でも一度、僕とファンウンとシオン、ONEWEのドンミョンと日本に旅行したことがあって、それがすごく楽しくて、いい思い出になっています。だからいつか日本でももう少し余裕があればいいなと思っていたんですが、まさに今日の朝、少しだけ時間があったのでファンウンとシオンと原宿に行ってきました。おいしいものを食べて、ブルーボトルコーヒーでコーヒーを飲みました。原宿では気に入った靴を見つけて、帰りがけに買おうと思っていたんですが、ちょっと遠くに行き過ぎてしまったので諦めました……。

ファンウン:僕は普段から出かけたり、新しい場所に出向くことが好きなのですが、ついにこうやって久しぶりに日本で少し時間をいただけたので、自由を満喫しました。

シオン:以前は日本によく来ていたけど、実は今回初めて地下鉄に乗りました。すごく新鮮でしたね。自分で切符を取って、地下鉄に乗ったのが楽しかったです。

コンヒ:不思議だったのが、日本の地下鉄って窓が開くんですね! そこから風が入ってきて気持ちよかったです。韓国の地下鉄の窓は開かないのでびっくりでした。

イド:僕はホテルで寝てました(笑)。僕はもともと家の外に出ることが好きではないんです。でも日本のジムには興味があったので、ジムだけ行きましたね。

ファンウン:原宿に行った時、僕たちのファンのTOMOONに会ったんですよ! でも近づいてくることもなく、携帯電話の画面で「私はTOMOONです」って文字を見せてくれました。すごく礼儀正しくて、お会いできてうれしかったですし、幸せでした。僕たちに言葉をかけるのではなく、遠くから画面だけ見せて去っていかれて、その気遣いに感動しましたし、ありがたかったです。


1ヶ月半のアメリカツアー「最終日には全員でユニバへ」

――今年の2、3月にはアメリカでツアーも開催しました。こちらのツアーはいかがでしたか?

ファンウン:ツアーでもあり、僕たちにとっては団体留学みたいな感じでした。ツアーをやりながら僕たちも公演について学べましたし。この2年間、僕たちが立つステージは音楽番組だけだったのですが、1ヶ月半という長い期間でたくさんステージに立つことによって、公演というものについてあらためて勉強させてもらいましたし、とても幸せな時間でした。

RAVN:やっぱり生のステージは違いますね。カメラを見なくてもいいし、ファンのみなさん一人ひとりとアイコンタクトができますし、僕たちもファンのみなさんからパワーをもらいました。しかもアメリカでは歓声を出すことができるので、僕たちも反応をダイレクトに感じることができて、力をもらいました。

イド:音楽番組などの放送ではカメラの前で撮影するという意識が強いのですが、コンサートはファンの前で一緒に楽しめるものなので、やっぱり全然違いましたね。

――現地でイベント以外に楽しかったことは?

イド:僕はアメリカでもジムに行っていました。家の外に出るのはやっぱり好きではないので(笑)。ジムは韓国、アメリカ、日本で全然違って、興味深かったです。

ソホ:アメリカはお肉がおいしかったですね。ステーキをたくさん食べました。ステーキ食べ放題のお店に行ったことがあるんですが、追加のお肉も普通サイズなんですよ(笑)。それでちょっと戸惑いました。みんなお腹いっぱい食べてましたね。

コンヒ:それに今回はツアーバスで移動したんですよ。バスの中で寝ることもできるし、ごはんを食べることもできるというもので、僕たちも初めて乗りました。そのバスで1ヶ月半アメリカを移動していたので、なんだか情がわいて、お別れが辛かったです。

RAVN:バスとホテルで交互に泊まっていたんですが、アメリカのホテルはキーを持っていってもいいんですよ。なので、ホテルキーを記念に集めていました。

シオン:アメリカのツアー最終日に、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにも行ったんです。実は以前、僕とファンウン兄さん、コンヒ兄さんと大阪旅行をした時にUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行ったことがあったんですが、アメリカもよかったです。それに、メンバー全員でテーマパークに行くのは初めてだったので、楽しかったです。僕は怖い乗り物はダメなんですけど、今回は時間を有効活用するためにファストパスを買っていて。やっぱりやめようかな……と思う間もなく安全バーが降りていましたね(笑)。


音楽番組1位獲得で涙も「あんなに喜んでもらえるとは…」

――昨年11月に韓国では「月下美人:LUNA」で初の音楽番組1位を獲得しました! ついに念願が叶った瞬間だったと思いますが、当日のことは覚えていますか?

イド:あの日はスタッフから「1位ではない」と嘘をつかれたんですよ(笑)。それで最後のステージまで楽しんでいたのですが、急に1位だと言われてステージに上がることになり、挨拶をして、アンコールステージをしました。何人かは泣いていましたね。

コンヒ:僕たちは、1位になりたいという欲があったわけではなくて。ただ、ファンのみなさんに“1位アーティストのファン”という称号をもたらしたかっただけなんですけど、実現したらあんなに喜んでもらえるとは思いませんでした。僕たちにとっても、今までやってきた努力が認められたということはすごくうれしかったです。挨拶でも言いましたが、ファンのみなさんには本当にありがとうございますと伝えたいです。それに、これまでずっと僕たちを支えてくれたスタッフのみなさんにも、感謝の気持ちを伝えました。でも実は、あの時のことはあまりに驚きすぎて記憶がおぼろげで……。

ファンウン:記憶に残るようにまた1位にならなくちゃね!

コンヒ:韓国でもまた新たなアルバムを準備中なので、ぜひ応援していただきたいですね。

イド:1位には何度なってもうれしいでしょうからね。

―― 一方で、この2年間で苦しいと感じたことはありましたか?

イド:やっぱりコロナ禍ではできないことが多かったのが苦しかったです。日本にもアメリカにも行けなくなりましたし、海外のファンだけでなく、韓国のファンとも会えない時間が長かったです。ファンのみなさんと会えない状況の中で練習して、音楽番組も撮影したものを放送するという形でしたが、そんな中でもビデオ通話会を通じてファンのみなさんと会えて、それが救いでした。

RAVN:だからこそ今回の日本公演は僕たちがとても大事に準備したものです。2年もの空白を経てようやく直接会えるコンサートなだけに、すごくがんばって準備しました。クオリティを高めるためにがんばりましたし、この期間に僕たちが成長したところを見せたかったです。

――世界的には大変な状況であったにもかかわらず、この2年間でONEUSは大きな成長を遂げたと思います。もっとも大きな成長の糧になったものは何だと思いますか?

RAVN:個人的にはサバイバル番組「Road to Kingdom」が大きなきっかけになったんじゃないかと思います。その番組で僕たちもたくさんのことを学ばせてもらいましたし、僕たちにとって大きな刺激になりました。

コンヒ:僕はコロナ禍でファンのみなさんに会えないという逆境が、逆に「またファンのみなさんに会うんだ!」という強い気持ちにつながりました。次に会う時までにもっと新しい僕たちになっていよう、という思いで2年間、何度も「次は会えるかな?」「次こそは会えるかな?」という状況を繰り返してきたので、そうやって積み重ねてきた努力と経験が僕たちを成長させてくれました。

イド:僕はもともと運動が好きだったのですが、ジムにも通いはじめました。今回のアルバムのためにダイエットもして、7~8キロ減量しました。アルバムの活動では、僕の肉体美をお見せできるんじゃないかと思います。



取材:尹秀姫 / 撮影:朝岡英輔

■リリース情報
7thミニアルバム「TRICKSTER」
好評発売中

<収録曲>
01. Intro : Who Got the Joker?
02. Bring it on
03. Skydivin'
04. Firebomb
05. Fragile
06. Mr. Wolf
07. Bring it on (English ver.)

■イベント情報
「2022 ONEUS JAPAN 1st FANMEETING‘SUMMER'」

<公演日程>
2022年6月25日 立川ステージガーデン
OPEN 13:00 / START 14:00
OPEN 17:00 / START 18:00

2022年7月3日 堂島リバーフォーラム
OPEN 13:00 / START 14:00
OPEN 17:00 / START 18:00

<チケット価格>
・FC限定指定席:8,800円(税込)
※ONEUS JAPAN OFFICIAL FANCLUB「TOMOON JAPAN」有料会員様限定
※同行者の方が非会員の場合でも、同価格でお申込みいただけます。
※年齢制限:3歳以下入場不可、4歳以上有料
※購入制限:お1人様各公演4枚まで
※座席をお選び頂くことは出来ません。

・一般指定席:9,900円(税込)
※年齢制限:3歳以下入場不可、4歳以上有料
※購入制限:お1人様各公演4枚まで
※座席をお選び頂くことは出来ません。

<チケット申し込み日程>
・ONEUS JAPAN OFFICIAL FANCLUB有料会員 最速先行販売(先着)
5月25日(水)18:00~5月29日(日)23:59
※ONEUS JAPAN OFFICIAL FANCLUB「TOMOON JAPAN」有料会員の方限定の受付となります。

・ONEUS JAPAN OFFICIAL SITE無料会員 先行販売(先着)
6月1日(水)18:00~6月5日(日)23:59
※チケットの発券開始:6月18日(金)18:00~

詳細はこちら:https://oneus.jp/contents/525407

■関連リンク
ONEUS日本公式サイト:https://oneus.jp/

記者 : Kstyle編集部