イ・ムセン出演ドラマ「クリーニングアップ」キャラクターポスターを公開…弱点を見せない完璧主義者に変身

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写真=JTBC
俳優のイ・ムセンがドラマ「クリーニングアップ」での自身の役柄について、「ギャップのある人物だ」と予告した。

6月4日に韓国で放送がスタートする総合編成チャンネルJTBC新土日ドラマ「クリーニングアップ」は、偶然聞いたインサイダー(内部者取引)情報で株式戦争に飛び込んだ証券会社の清掃員たちの予測不可能な“人生ストップ高挑戦記”だ。同作でイ・ムセンは、法律事務所所属の情報員イ・ヨンシン役を演じる。

「台本を初めて読んだ時、何度も繰り返されるどんでん返しの展開がとても興味深く、今後の展開が気になる緊張感があった」と、作品への出演を決めた理由を明かした。作品と同様に、キャラクターの魅力も盛りだくさんだ。イ・ムセンは、「僕が演じるヨンシンは、冷静に見えるけど実は純粋で、理性的に見えるけど本能的に行動する、ギャップのある人物だ」とし「株価に例えると株価が下がれば切なく悲しいが、株価が上がれば継続して確認しながら応援することになる関心銘柄のような人だ」と語った。見れば見るほど惹かれる、魔性の魅力を持つ男性に変身すると期待されている。

完璧そうに見えるヨンシンに隠されたミステリアスな一面は、視聴者の好奇心をより一層刺激するだろう。26日に公開されたキャラクターポスターに書かれた「あなた、信じられる人ですか?」というフレーズも意味深い。これに対し、イ・ムセンは「ヨンシンは冷徹な完璧主義者であり、自身が興味を持つことに能力を使う。また、本能を刺激することに真っ向から勝負する人物だ。本能と戦略家、相反するような2つのキャラクターを全てお見せする予定なので、期待していてほしい」と、魅力をアピールした。

そんな魅力的な役柄を演じるために、ビジュアル面をより完璧に作り出したという。完璧なスーツ姿と端正なヘアスタイル、四角いジープの車でキャラクターを仕上げた。これは、「他人との関係、もしかしたら自分の感情にもあまり価値を見出さず、それを隠すためにむしろジェントルな姿と完璧主義で自分を守っているのだと思う。そういう人なら、外見はもちろん、言葉や行動でも弱点を見せることが嫌いだと思う」という、イ・ムセンの分析から出た結果だ。

話を聞けば聞くほど、さらに気になり、期待が高まる「クリーニングアップ」。最後に、イ・ムセンは「いつにも増して株価に対する理解が高まったので、私たちの本当の生活に近い内容に、危険だが、不埒な想像力を加えたドラマだ」とし「株価について知っていれば面白く、知らなければさらに面白い。毎回予測できない展開と繰り返されるどんでん返しをセンス良く描いていくと同時に、その中でスリルまで感じられるので、楽しんでほしい」と語った。

「クリーニングアップ」は、「花郎<ファラン>」「カクシタル」を手掛けたユン・ソンシク監督と「リターン -真相-」を手掛けた脚本家のチェ・ギョンミがタッグを組んだ作品だ。現在、韓国で放送中の「私の解放日誌」の後番組として、6月4日の夜10時30分に初放送される。

記者 : チョン・ジヒョン