「最愛の敵~王たる宿命~」イ・ジュン&カン・ハンナ、2人に新たな展開?“僕の心は…”【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「最愛の敵~王たる宿命~」放送キャプチャー
「最愛の敵~王たる宿命~」が緊張感あふれる展開を披露した。

韓国で5月23日に放送されたKBS 2TVの月火ドラマ「最愛の敵~王たる宿命~」の第7話は視聴率5.5%(ニールセン・コリア、全国基準)を記録し、月火ドラマで1位をキープした。広告主の主要指標である20~49歳の視聴率も1.4%(ニールセン・コリア、首都圏基準)を記録した。特に、淑儀(皇帝の側室)たちの殿閣を仲たがいさせると言った者を探し、チェオク堂に来たイ・テ(イ・ジュン)にユジョン(カン・ハンナ)が自身がさせたことだと言うシーンは、1分当たり最高視聴率が7%(ニールセン・コリア、全国基準)まで上がった。

この日放送された第7話では、中殿になるというユジョンと彼女の選択に混乱しているイ・テの姿が描かれた。イ・テは宮殿の外に出なかったユジョンにその理由を聞き、「私の選択です」という彼女の返事にあっけにとられた。翌日、ユジョンは書庫で出会ったチョン・ウィギュン(ハ・ドグォン)が再び機会を作ると言うと、拒絶する意思をはっきりと伝えた。しかし、2人の会話をドア越しに聞いていたパク・ゲウォン(チャン・ヒョク)が登場し、ユジョンと中殿の席をめぐって一寸の譲歩もないストーリーで緊張感を高めた。

それから手段と方法を選ばずに中殿になるとパク・ゲウォンと約束したユジョンが華やかな姿で、馬小屋にいるイ・テのところへ向かった。なんとなく近くで馬に乗るようになったイ・テとユジョンは甘い雰囲気を醸し出した。しかし「殿下を恋慕します」と自身の気持ちを伝えたユジョンにイ・テが「僕も君を恋慕します。でも、僕の恋慕は、僕の心は何の役にも立ちません。淑儀は左相(高官)の姪で、僕が撲滅しなければならない政敵だから」とし、悲しみと怒りが混ざった言葉を投げて席を離れ、視聴者を悲しませた。

パク・ゲウォンとチェ・ガヨン(パク・ジヨン)は中殿の指名を控え、喧嘩した。パク・ゲウォンは中殿の指名のためチェ・ガヨンにその名分になってほしいと要請し、彼女は彼の言葉に昔のことを思い出し、泣きそうになった。チェ・ガヨンは決心したように池に一歩を踏み出し、彼女を必死に捕まえようとしたパク・ゲウォンも一緒に池に落ち、切ない雰囲気を演出した。

大妃殿を訪れたユジョンはパク・ゲウォンと視線を交わし、妙な緊張感を与えた。翌日、チョ・ヨニ(チェ・リ)と一緒に大妃殿を訪れたユジョンは、自身が席を外す間、内命婦(ネミョンブ:朝鮮王朝内の女性品階組織)を引き受けてほしいというチェ・ガヨンの頼みを受けることになり、淑儀たちの間で神経戦が繰り広げられた。さらに、宮殿に波乱を起こそうとするパク・ゲウォンの計略が実行され、内命婦が空いているという名分で宗親と大臣たちの間には殺伐とした雰囲気が漂い、没入感を与えた。

これに頭を悩ませたイ・テは、淑儀たちの殿閣を仲たがいさせろと言った者を探し、ユジョンの寝室に足を運んだ。彼は自身が混乱を引き起こしたという彼女の言葉にもどかしい気持ちで涙を流した。これに対し、ユジョンは「殿下は殿下の道を進んでください。私は私がすべきことをするつもりです」と宮殿に残った理由を明らかにし、自身の信念を表わし、今後2人にどんなことが起きるのだろうか、視聴者の好奇心を刺激した。同じ時間、パク・ゲウォンは兵曹判書(軍事関連の業務を総括していた組織の第1人者)のチョ・ウォンピョ(ホ・ソンテ)の元を訪ね、反正(クーデター)の時のように自身の前に立ってほしいと要請したが、拒絶され、2人の対立が続くことを暗示し、緊張感を高めた。

放送の最後に、成均館の儒生たちがすべての事件の発端である中殿の任命を許してほしいと捲堂(成均館の儒生たちが国のことに誤りがあると思う時に上訴し、その上訴が受け入れられない場合、一斉に成均館を空けて退くこと)した。同じ時間、イ・テは自身を訪ねてきたチョ・ウォンピョがチョ淑儀との同衾を急いでほしいと言うと、急に不安になった。この他にもパク・ゲウォンと向き合ったユジョンは自身が世子嬪に選ばれ、廃賓として亡くなったユ・ハクスの娘であることを明らかにするショッキングなラストシーンを披露し、5月24日の放送への期待を高めた。

記者 : パク・アルム