放送開始「結婚白書」イ・ジヌク&イ・ヨニ、2年余りの交際を経て結婚を約束【ネタバレあり】

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写真=Kakao TV「結婚白書」画面キャプチャー
「結婚白書」が好調なスタートを切った。

韓国で23日に公開されたKakaoオリジナル「結婚白書」(演出:ソン・ジェヨン、ソ・ジュワン、脚本:チェ・イラン)第1話では、ソ・ジュニョン(イ・ジヌク)とキム・ナウン(イ・ヨニ)が2年余りの交際の末に結婚を約束する過程が描かれた。

一生忘れられない盛大なヨットでのプロポーズから現実的な戦争の始まりを知らせるどんでん返しの予告まで、充実した内容が披露された。イ・ジヌクとイ・ヨニの恋愛模様、2022年の現実を完璧に盛り込んだしっかりとしたストーリーとスピーディーな展開まで、30分余りの第1話は視聴者から共感を得て好調なスタートを切った。

初回でソ・ジュニョンは“サプライズプロポーズ”を準備するため「結婚」という一言にもむせ返るようなリアクションを見せ、キム・ナウンは彼が結婚を避けていると色々なことを推測し、誤解した。しかし、様々なハプニングや曲折を経て2人は結婚を約束。しかし、ロマンチックな祭りはここまでで、野球ゲームの「始球式」になぞらえ、戦争のような本番はこれからが始まりだと知らせた意味深長ラストシーンは、2人が本格的に結婚を準備しながら向き合うことになる本当の現実的な物語への期待を高めた。

初回は、まさに時間がどう過ぎたか分からないほど隙のない展開で没入感を高めた。何よりも“悲劇も喜劇に昇華させる滑稽の民族”らしいキム・ナウンの会社の先輩チェ・ヒソン(ファン・スンオン)の口を通じて伝えられた胸に突き刺さる現実的な台詞は、ドラマが終わっても余韻を残した。「祝儀は80%程度回収が可能な変額保険のようなもの」「結婚は男の意志があってこそ進行されるもの」「結婚の準備に入れば幸せは終わり、苦行の道の始まり」など、まだ幻想的な童話の中に留まっているソ・ジュニョンとキム・ナウンの未来をあらかじめ見るようなネタが投げられた。

優しいロマンチストの帰還を知らせたイ・ジヌクと国民の初恋で清純な女神イ・ヨニの恋愛模様は、言うまでもなく期待を確信に変えた。イ・ジヌクは彼女を見れば嬉しくて仕方がない熱血なサランクン(恋人に夢中な人)からサプライズしようとしたが、逆に本人が緊張し、ミスを連発する可愛い姿まで、ソ・ジュニョンをロマンチックに描いた。キム・ナウンは自身に一目惚れして、接近するために「もしかしてプル(のり)、ありますか? あればちょっと話をかけてみようかと思って」とおやじギャグをする時さえ、彼のロマンチックな勇気に胸をときめかせ、「この女性くらいなら大丈夫で、結婚する時になったからではなく、一番愛するキム・ナウンだからプロポーズする」というソ・ジュニョンの真心のこもった告白は感動的だった。このすべてが恋愛の演技に長けたイ・ジヌクだからこそ可能になった。

イ・ヨニも彼の一言とリアクションに感情がジェットコースターに乗っているように動きながらも、きれいで平和な結婚を夢見るラブリーなキャラクターに多彩な魅力を吹き込んだ。結婚に関心がなさそうに見えるソ・ジュニョンのためツンとしながらも、愛らしい眼差しで会話し、そうするうちに結婚の話を避ける彼のため緊張したが、プロポーズの後からは「曲折があるからもっと童話みたいだ。あなたと一緒なら幸せだと思う」とバラ色の未来を夢見る様々な感情に繊細な演技を付け加えた。何よりもキム・ナウンをサプライズでごまかすため言い訳をしていたヨットの船長(キム・ギナム)にはっきり言うべきことを言う姿は、これから見せるしっかりした活躍への期待を高めた。

第1話が公開された後、各ドラマ関連SNSとネットコミュニティには好評が続いた。「久しぶりに夫と私たちはどうだったっけと話しながら思い出に浸った」「もう4回も見ている」というような作品に対する反応から、「2人のビジュアルが本当によく似合う」「イ・ジヌク、イ・ヨニは本当に伝説の組み合わせだ」「イ・ジヌクとイ・ヨニはラブコメディにぴったりだ」など、2人の共演に対する反応まで、視聴者たちは現実的な恋愛物語を伝えた「結婚白書」を諸手を挙げて歓迎した。

記者 : パク・アルム