tvNの新週末ドラマ「還魂」がイ・ジェウクとチョン・ソミンの予告映像第1弾を公開した。

6月18日に韓国で放送開始予定のtvN新土日ドラマ「還魂」は、歴史にも地図にも存在しないテホ国を背景に、魂を変える“幻魂術”によって運命がねじれた主人公たちがこれを乗り越え、成長していくファンタジーロマンスドラマだ。

イ・ジェウクはテホ国のチャン家の気高いが不良なお坊ちゃんチャン・ウク役を、チョン・ソミンは天下一の殺し屋の魂が入ってしまった病弱なムドク役を演じる。チャン・ウクは喧嘩を売ることで人生の不満を解消していたが、不意に見つけた天下一の殺し屋ムドクをきっかけに、まともな運命の道を歩むことになる。

今回公開された映像は、天下一の殺し屋であるナクス（落首）（コ・ユンジョン）の、強烈なカリスマ性溢れる姿から始まる。「通る場所ごとに首が落ちてくるとして落首」という名前を持った彼女の姿が視線を奪った。残酷な殺し屋の魂がなぜで病弱なムドクの肉体に縛られたのか、好奇心を刺激する。

続いてチャン・ウクとムドクは、些細なことで揉めあうお坊ちゃんと小間使いのケミ（ケミストリー、相手との相性）で視線を奪う。チャン・ウクはおかずに文句を言いながら「食べないから下げて」と言って、ムドクが用意したお膳を足で下げたり、お風呂の世話をするムドクに「熱すぎる」と言って、お湯の入れ替えをさせたり、頻繁にムドクの名前を呼び、苦労させて、気高いが不良なお坊ちゃんらしい態度を見せた。特に「その目はダメだろう？ 従順な目をしろ」と命令するお坊ちゃんを見て、沸き上がる怒りを我慢するムドクの可愛い様子が笑いを誘う。

しかし、ムドクはお坊ちゃんも予想出来ない殺伐とした本音を抱えており、チャン・ウクに向けて殺気を帯びた微笑みと共に「気力を取り戻したら、あいつを一番先に殺してやろう」と彼の命を狙っている。ところが天下一の殺し屋の魂とは違い、思い通りに動かない虚弱な肉体なので、毎度も作戦に失敗してしまう。そんな魂と肉体の不協和音が、笑いを誘う。

果たして、気高いが不良なお坊ちゃんチャン・ウクと、天下一の殺し屋の魂が入ってしまった病弱なムドクの関係が、今後どのように展開していくのか。また、ムドクの肉体に閉じ込められたナクスは、気力を取り戻して無事に復讐を果たすことができるのか、彼らの物語に期待が高まる。

ヒット作を数多く発表してきた脚本家のホン・ジョンウン、ホン・ミラン、そしてパク・ジュンファ監督がタッグを組み、早くも関心が寄せられているtvNの新週末ドラマ「還魂」は、6月18日の9時10分に韓国で放送が開始する。