イ・ジョンジェ&チョン・ウソン、映画「ハント」でカンヌ国際映画祭に出席…23年ぶりの共演

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写真=MEGABOX中央(株)PLUS M
23年来の友情を誇るイ・ジョンジェとチョン・ウソンが、映画「ハント」で全世界の映画関係者の前に登場した。韓国映画界でそれぞれ精力的に活動してきた2人が、映画「太陽はない」(1999)以来、23年ぶりに共演することになった。

そんな2人が19日(現地時間)、「第75回カンヌ国際映画祭」が開催されているパレ・デ・フェスティバルに姿を現した。

この日、イ・ジョンジェの監督デビュー作「ハント」が、ミッドナイトスクリーニングを通じて全世界に初公開された。Netflixドラマ「イカゲーム」がアメリカとイギリスはもちろん、ヨーロッパ全域の視聴者を魅了し、話題のドラマに浮上したためだ。主演を務めたイ・ジョンジェは、このドラマのおかげで世界的に有名になった。

イ・ジョンジェが俳優兼監督としてフォトコールに登場したのは今回が初めてだ。もちろん、2010年に開かれた「第63回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門にノミネートされた映画「下女」を紹介したことはあったが、監督としては初めてカンヌのフォトコールに登場した。特に、親友のチョン・ウソンとは一緒に登場することになり、彼にとってはより特別なイベントになったはずだ。

イ・ジョンジェと同様に、チョン・ウソンも今回が2回目のカンヌ出席となる。2008年に映画「グッド・バッド・ウィアード」が「第61回カンヌ映画祭」のノン・コンペティション部門に招待されて以降、なんと14年ぶりに親友のイ・ジョンジェと授賞式に出席することになった。

2人は親友だが、好みは明確に違っていた。この日、イ・ジョンジェは白いスーツで落ち着いた雰囲気を強調し、チョン・ウソンは華やかなピンク色のジャケットで注目を集めた。それぞれの好みと個性が感じられる衣装だった。

この日0時、全世界で初めて公開された映画「ハント」は、組織の中に隠れているスパイを見つけるために、お互いを疑う安全企画部の要員パク・ピョンホ(イ・ジョンジェ)とキム・ジョンド(チョン・ウソン)が、、“大韓民国1号暗殺作戦”という巨大な事件と直面することから繰り広げられるスパイアクション映画だ。イ・ジョンジェが脚本・演出・出演まで、3つの役割を同時に果たし、作品を完成させた。

「ハント」は現地時間で19日午前0時から約2時間、カンヌのリュミエール大劇場でワールドプレミアとして公開された。

記者 : キム・ボラ