カン・ハヌル、新ドラマ「インサイダー」スチールカットを公開…潜入捜査で変わった運命?

OSEN |

写真=ACE FACTORY、SLL
「インサイダー」のカン・ハヌルが、爆発的なカリスマ性をもって戻ってくる。

韓国で6月8日の夜10時30分に初放送予定のJTBC新水木ドラマ「インサイダー」(脚本:ムン・マンセ、演出:ミン・ヨンホン)は本日(18日)、潜入捜査で運命が変わってしまった司法研修生キム・ヨハンに扮したカン・ハヌルのスチールカット第1弾を公開した。堕落で生き残るためのキム・ヨハンの成長と奮闘を描く彼の活躍が期待を集めている。

「インサイダー」は潜入捜査中に奈落の底に落ちた司法研修生のキム・ヨハンが、奪われてしまった自分の運命を取り戻すため、死闘を繰り広げるアクションサスペンスドラマだ。欲望が絡み合うゲーム盤の上で繰り広げられる緻密な頭脳戦と高度な心理戦から華やかなアクションまで、自身を破滅に追い込んだ世の中と勝負する、ある男の壮絶な復讐が繰り広げられる。ドラマ「ミッシング~彼らがいた~」などで繊細な演出を見せたミン・ヨンホン監督と、ドラマ「プリースト」などを通じて筆力を証明した脚本家のムン・マンセがタッグを組んだ。ここにカン・ハヌル、イ・ユヨン、ホ・ソンテをはじめ、キム・サンホ、ムン・ソングン、カン・ヨンソク、ホ・ドンウォンら信頼できる俳優たちの共演も期待を高める。

カン・ハヌルは潜入捜査で運命が変わった首席司法研修生キム・ヨハンを熱演する。不正を犯す検事の弱みを掴むために潜入した賭博場で彼は、予期せぬ事件に巻き込まれ、刑務所に入る。欲望と違法が入り交じる無秩序そのものであるソンジュ刑務所。彼はそこで正体と目的を隠した「インサイダー」、すなわち内部者として動き、復讐のためのサバイバルを始める。

公開された写真には、キム・ヨハンの運命が丸ごと変わる直前の様子が収められて目を引く。普通の賭博場の人々とは異なり、欲望ではない正義感で揺れる眼差しが興味深い。腐敗した検事たちの痕跡を追って賭博場まで流れ込んできた彼にとって、目の前のゲームは目的ではなく手段に過ぎない。しかし、捜査が順調に進まず、腫れた顔と汗びっしょりになった姿が、彼の計画に支障が生じたことが分かる。

キム・ヨハンの潜入は、賭博場を乗り越えて刑務所にまでつながる。しかし、ボロボロになった彼の顔は、信念を追って入った場所が、他ならぬ奈落だったことを見せる。黒化したキム・ヨハンが戻ってきたのは、再びゲーム場の前。ポーカーフェイスの向こうの湧き上がる復讐心を隠して、2回戦に入ったキム・ヨハン。彼が見せるダイナミックな逆転に関心が集まる。

「インサイダー」を選んだ理由として、“台本の力”を挙げたカン・ハヌルは、「まるでシナリオを読んでいるような印象を受けた。次の話がとても楽しみなストーリーだった」と説明した。さらに「現場をいつも楽しくして、柔らかく引っ張っていくというミン・ヨンホン監督のカリスマ性も気になった。現場でこれを感じることができて本当に幸せだった」と伝え、深い信頼を表した。

キム・ヨハンという人物については「理性は冷水のようで、心の中は火のような人だ」と説明し、「火のように燃え上がる悔しさや怒り、そして冷たい理性の間でずっと綱渡りするキャラクターだ。毎回のシーンで、出し過ぎずに彼の気持ちを表現するためにたくさん悩んだ」と付け加え、彼が演じるキム・ヨハンのストーリーに期待を高めた。

JTBC新水木ドラマ「インサイダー」は、6月8日の夜10時30分に韓国で放送がスタートする。

記者 : チャン・ウヨン