NU'ESTのアロンが精神的に大変だった時間について告白した。

最近公開されたポッドキャスト「korean cowboys」で、彼は心の健康とウェルビーイング（well-being：身体的・精神的及び社会的に良好な状態）について話した。

アロンはこの日の放送で「僕は軽いうつ病がある。最近はそんなに悪くないが、過去、本当に大変だった時期があった。その時はうつ病が僕を蝕んでいて、僕たちはそれを『スランプ』と呼んでいた。成果を出せず、何もできずにいるような気がした。ある瞬間、深刻に憂鬱になった」と話した。

彼は「アイドルたちが憂鬱な気分になる時は、有名になるため努力する時だと思う。その時の憂鬱な気分がアイドルを一番苦しめる。僕は同じところでハムスターの回し車に乗っている気分だった。5～6年間、僕のキャリアはそのままだった。ただお金を稼げない状態だと思った。毎日何時間も練習したが、結果が見えなかった。ある瞬間うつ病になった」と無名時代を振り返った。

アロンは「トップアイドルやスターたちもそうだ。トップスターになった時、不安が高まると思う。すべてのことを心配するほど頂上にいるためだ。皆が人生に関心があるし、ある瞬間、自分の人生が自分のものではないと感じることがある」と話した。

彼は「僕がグループでうまくできず、結果も出せなかった時、うつ病がひどくなってスランプに陥った時期があった。混乱した。それからメンバーたちがMnet『PRODUCE 101』シーズン2に出た。僕は様々な理由で出演しなかった唯一のメンバーだった。それから、グループは成功した。その時から僕の肩に重荷が置かれたような気がした。実は番組が終わった後、グループから脱退したいと思っていた。メンバーたちの成功に便乗したくなかった。事務所に『僕は6ヶ月間、番組に出演しなかったのに弟たちが苦労したことで掴んだ成功に乗っかりたくない。やめたい』と話した。事務所は『ただ頑張ればいい。大丈夫だ。この5～6年間、お前も頑張った』と言ってくれた」と伝えた。

続けて「そして僕がメンバーたちに何かを話そうとしたら、メンバーたちが先に知っていた。皆は『兄さん、やめて。ただ僕たちについて来て。僕たちがケアするから』と言ってくれた。メンバーたちには本当に感謝している。事務所にも。皆が僕が大変な時間を乗り越えられるよう助けてくれた」と伝えた。

そして、アロンは「社会不安症を見せ始めたのはあの頃からだ。負担が生じたためだ。誰も失望させたくなかった。グループの未来を台無しにすることはしたくなかった。その時から偏執病のように変わり始めた。最初はそれほど悪くなかったし、しばらくお酒をやめた。誰にも会わなかった。2020年末から2021年まで休息を取った」と不安障害で休息を取った時期に言及した。

彼は「出かけようとした時、社会不安症に気づき始めた。人々に会いたくなくなった。集まりに行きたくなかったし、食堂やカフェに人が多ければ行かなかった。あまりにも多くの人が僕を見ていると思った。メンバーたちのキャリアに問題があってはならないと思って努力した。ストレスが溜まり、2020年半ば頃、ステージに上がる前に不思議なパニック発作が起きた。舞台に上がる10分前に息が苦しくなった。皆が心配した。落ち着いて呼吸しながら状況を克服しようとした。2020年末になってものすごい発作が起きて、これ以上はできないと思った。ずいぶん衰弱になった。舞台に上がる1分前もそうだった。人々は僕を落ち着かせようとしてくれた。ところがそれがより一層ストレスだった。僕はただ『みんな行ってくれ。一人でいたい』と話し、事務所に『休息が必要だ』と言った。正常ではなかった。そのようなことは初めてだった。事務所は『あなたの健康が一番大切だ』と言ってくれた」と伝えた。

アロンは「最初は一人で乗り越えるため努力した。ところが、一人では耐えられないほどひどくなった。結局、病院に行って治療と相談を受けた。それが大きく役に立った。週に1、2回先生のところに行って僕の心を打ち明けて良い会話を交わした。少しずつよくなり、ある瞬間からまた良くなった。空白期間を終えて正式に帰ってきたのがおそらく4、5月頃だった。ところが、再び仕事を始めた後、7月に交通事故でノア（愛犬）が亡くなった。僕のいない日にそんなことが起きた。しばらくとても憂鬱だった。事務所が僕をたくさん理解してくれて、よくなるまで休んでもいいと言ってくれた。2ヶ月間何もしなかった。憂鬱だったが、友達に会ってノアの死を悲しむより、ノアの一生を祝うのがむしろ僕を癒してくれた。僕の心の健康は今の方がずっといいと思う」と話した。

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