「アゲイン・マイ・ライフ」イ・ジュンギ、正義と成功のため疾走…最高視聴率は12.2%まで上昇【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS「アゲイン・マイ・ライフ」放送画面キャプチャー
SBSの金土ドラマ「アゲイン・マイ・ライフ」のイ・ジュンギが、正義の前で直進しか知らない暴走機関車として存在感を爆発させた。

14日に韓国で放送された「アゲイン・マイ・ライフ」第12話の視聴率は、視聴率会社のニールセン・コリア基準で首都圏10%、全国9.5%、瞬間最高12.2%まで急騰した。

この日の放送でキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は、正義の実現と積弊清算の成功のために、止まることのできない暴走機関車のように、バンド銀行とJQ建設を全方位から圧迫して疾走した。ヒウはチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)のもとを訪ね「キム・ソクフン(チェ・グァンイル)検事長から秘密捜査を指示されました。どうしますか?」とし、バンド銀行捜査がソクフンに別途の指示を受けた件だと暴露した。テソプは思いもよらなかった言葉にわざと驚いたが「今日出てきた話を覆い隠すことができるか?」と要請し、状況を注視した。

その間、ヒウはキム・ヒア(キム・ジウン)からJQ建設に対するバンド銀行の不法融資情況を確保した後、ソクフンに致命的な打撃を与えかねないJQ建設疑惑の内偵報告書をキム・ギュリ(ホン・ビラ)とク・スンヒョク(キム・ギョンミン)に渡し、補強捜査に拍車をかけた。また、キム・ハンミ(キム・ジェギョン)を通じてファン・ジニョン(ユ・ドングン)の名前で「中央地検がバンド銀行を捜査する」という情報をチラシ業者に渡して火種を消すなど、テソプとソクフンの間に亀裂を入れるために総攻撃を浴びせた。

このようにヒウは、テソプが再び自分を探すしかない餌を投げ、テソプは自分の線でバンド銀行の件を防ぐのが難しいとヒウを呼んで「機会を与えたい」として、ソクフンの始末を指示するなど、一時も緊張の紐を緩めることができない展開が吹き荒れた。以後、ヒウはテソプという心強い存在を活用してチャン・イルヒョン(キム・ヒョンムク)に接近し、JQ建設の不公正土地落札と亀山市分譲不正を設計した核心関係者に対する自白を得た。また、今後のJQ建設買収のため、パク・サンマン(チ・チャン)の名前で投資会社を設立し、テソプとソクフンの息の根を引き締めた。

テソプとソクフンは、表向きではヒウを信任しながらも、彼の後頭部を狙う関係を続けた。テソプは「議員の側に立ちたいです」と唐突に言うヒウの侮れない器を見て、ハン・ジヒョン(チャ・ジュヨン)に「キム・ヒウ、あいつ危険そうに見えないか。調べて」と裏調査をさせたのに続き、ソクフンを引き下ろすために自分を利用しようとすると、三者対面の席を作って猛々しいヒウを試した。ソクフンもまた、チェ・ガンジン(キム・ジヌ)にヒウの後を踏めと指示するなど、興味深い展開が視聴者の心をドキドキさせた。

その中で「今から静かに刀を研いでいた友人たちが、光を見る時間です」という言葉と共に、ヒウのクルーが大々的な反撃に乗り出し、テソプとソクフンはまともに逆風を受けた。特に東部地検で不法融資と分譲代金横領の件でJQ建設のキム・ヨンイル常務(ハン・ギチャン)を逮捕した中で、JQ建設融資問題が浮上すれば、テソプの資金管理策のパク・デホ(ヒョン・ボンシク)が水面上に浮上するのは時間の問題だ。どこまで火種が広がるか予想できない状況になると、テソプは結局ソクフンに次期検察総長の席を約束しながら「息子の問題は、俺が解決するから心配するな。代わりにこれ以上線を越えるな」と彼の首輪をさらに引き締めた。

そうかと思えば、ヒウが以前の人生で自分を殺したドクターK(ヒョン・ウソン)と再会するエンディングが繰り広げられ、視聴者を驚かせた。テソプが、バンド銀行とJQ建設の不正を覆い隠すため、ドクターKに担当検事のク・スンヒョク(イ・キョンミン)の殺害を勧めたのだ。ついに悪縁で絡んだ2人の再会が行われた中で、ヒウは危機のスンヒョクを救い、ドクターKに雪辱できるかどうか次回に対する関心を高めた。

記者 : ファン・ヘジン