「アゲイン・マイ・ライフ」イ・ジュンギ、イ・ギョンヨン&チェ・グァンイルを撃破するために本格的に動き出す【ネタバレあり】

Newsen |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS「アゲイン・マイ・ライフ」放送画面キャプチャー
「アゲイン・マイ・ライフ」でイ・ジュンギがイ・ギョンヨンに「検事長を捕まえます」と宣戦布告し、クライマックスに向かう疾走を始めた。

韓国で5月13日に放送されたSBS金土ドラマ「アゲイン・マイ・ライフ」(脚本:ジェイ、キム・ユル、演出:ハン・チョルス、キム・ヨンミン、脚色:イ・ビョンホン、制作:SAMHWA NETWORKS、CROSS PICTURES)第11話の視聴率は首都圏10.8%、全国10.7%、瞬間最高12.1%を達成した。自己最高視聴率更新と共に全チャンネル同時間帯1位、金土ドラマ1位になり、独走を続けた。また、2049視聴率では4.5%を記録、バラエティを含む金曜日全体の番組の中で1位を獲得し、勢いを見せた。(ニールセン・コリア提供)

この日キム・ヒウ(イ・ジュンギ)はチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)、キム・ソクフン(チェ・グァンイル)のカルテルを撃破するために本格的に動いた。キム・ソクフンを捕まえるためには、彼の後ろ盾であるチョ・テソプを切り離すのが一番重要な状況。これにキム・ヒウが出したカードはチョ・テソプの裏金倉庫であるパンド銀行とチェ・グァンイルの家族が絡んでいるJQ建設で、キム・ヒウはこれを通じてインナーサークルの心臓部を狙い、二人の関係に亀裂が入ることを狙った。

そんな中、チョ・テソプがチョナグループを自分のものにするために、欲望を爆発させ、恐ろしい姿を見せた。チョ・テソプはキム・ゴニョン(チョン・グクファン)のところに行き、「もう降りてくる時間です。チョナは新しい時代に向かうべきです」と会長の座から降りるように脅迫した。権力の象徴として見せしめにするためにキム・ソクフンにチョナグループの家宅捜査を指示し、違法だらけのチョナグループの承継過程をすべて暴けと命じた。

これに危機感を感じたキム・ゴニョンは「僕の子どもたちの代では、もう政界と関連がないようにしたいです」と切実に頼んだが、チョ・テソプによって断られ、最後の切り札を出した。チョ・テソプがソウル地検特殊部部長検事として働いていた当時、自分にチョナグループ不正捜査と懲役10年刑を交換した内容が入った録音ファイルを流し、「議員さんの手を握って刑務所に入ることもできます」と脅迫したのだ。結局、慌てたチョ・テソプはキム・ジヌ(キム・ヨンフン)とドクターK(ヒョン・ウソン)にキム・ゴニョンの殺害を指示し、これに目をつぶった病院長を保健福祉部長官に任命するなど、自分の動きに邪魔となる要素をすべて取り除く醜い素顔をあらわにした。

キム・ヒウはキム・ゴニョン会長の死亡後、自分の介入で未来が変わると、今こそキム・ソクフンを倒せる絶好のチャンスだと判断した。チョン・ソッキュ(キム・チョルギ)とイ・ソンホ(キム・ヨンジョ)にJQ建設の裏調査を頼み、キム・ハンミ(元RAINBOWのジェギョン)には、キム・ヒア(キム・ジウン)の好感度を高めるためのイメージメイキング記事を要請した。また、捜査官オ・ミングク(ナ・インギュ)にパンド銀行の企業貸出と持ち分が絡む関係会社の取引内訳に関する調査を指示し、パク・サンマン(チ・チャン)を通じて借名で管理していた資産を現金に換えるなど、強力な一発のためにキム・ソクフンとチョ・テソプを陥れるワナを着実に準備した。

その間、キム・ヒアはチョナグループ脱税事件で苦労したキム・ゴニョンが突然死亡すると、衝撃を受けた。キム・ヒウが自分にわざと近づいたのではないかと誤解した。しかし、キム・ヒウがパンド銀行の代表であり、チョ・テソプの資金管理担当であるパク・デホ(ヒョン・ボンシク)をつかまえ、彼が所有しているチョナグループの持ち分15%を持って来て、チョナグループを守る方法を提示すると、彼を信じて会社と社員、そして家族を守るためにチョナグループに吹き荒れる嵐に備えた。

一方、チョ・テソプに対するキム・ソクフンの不満はますます大きくなっていった。チョナグループに対する家宅捜査を中断しろというチョ・テソプの指示が降りると、検察庁は混沌に巻き込まれ、これに不満が募った検事によりキム・ソクフンの城壁は危なくなった。特にキム・ソクフンは次期検察総長の座を巡り、自分と東部地検の検事長ユン・ジョンギ(チェ・ボムホ)をはかりにかけると、「僕をいつまでも自分の犬のように使えるとでも思ってるのか?」と怒った。キム・ソクフンはチョ・テソプに警告状を出すように、キム・ヒウにパンド銀行の調査を内緒で指示するなど、キム・ヒウが作っておいたワナにキム・ソクフンがひっかかる姿を見せ、視聴者の関心を高めた。

そんな中、ドラマの終わりごろ、キム・ヒウが韓国の権力の心臓部で、汚物の集合所であるチョ・テソプの自宅に入り、緊張感をさらに高めた。特にチョ・テソプに「キム・ソクフン検事長、捕まえます」と豪語するキム・ヒウの自信に満ちた表情と、びっくりしたチョ・テソプの表情がエンディングを飾り、関心を高めた。準備は終わり、計画は完璧だ。果たしてキム・ヒウクルーがキム・ヒアとチョナグループを助け、チョ・テソプとキム・ソクフンの関係に亀裂を生じさせ、キム・ソクフンを除去することに成功できるか、関心が集まる。

記者 : パク・スイン