【REPORT】WEi、覚えたての日本語で愛嬌を炸裂!初の来日公演「WEi FIRST LOVE in JAPAN」大盛況

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今人気急上昇中の6人組ボーイズグループ、WEi(ウィーアイ)が初の来日公演「WEi FIRST LOVE in JAPAN -Live & Fanmeeting-」を、4月28日(木)、4月29日(金・祝日)、5月2日(月)の3日間に渡りKT Zepp YokohamaとZepp Nambaで全5公演を開催した。(※本レポートは2022年4月29日(金・祝日)18時ライブ公演)

今回のツアーは日程によってライブとファンミーティングで構成されており、多彩なWEiの魅力が感じられるステージを展開し、各公演ともに会場は大きな盛り上がりを見せた。WEiにとって初となる来日公演ということもあり、3月末の公演チケットの先行販売ではアクセスが殺到しサーバーダウンが起こるなか、僅か数時間足らずで完売となり関係者たちを驚かせると共に、人気の高さを証明した。
 

初来日のWEi!覚えたての日本語で愛嬌を炸裂

『도화선(Fuze)』の美しいイントロメロディーと共に長いグレーの羽織を纏ってステージ上に姿を表した、WEiのメンバー。1曲目から力強くしなやかなダンスパフォーマンスを披露し、大興奮で飛び跳ねるファン。「불타올라(燃え上れ)」という歌詞と共に、燃え上る炎のような赤い銀テープが飛び出し、会場中が序盤から一気にヒートアップ。続けて、デビュー曲である『TWILIGHT』をエネルギッシュなダンスと共に披露し、会場は更に熱気に包まれた。

MCの古家正亨もステージに登場し、それぞれ自己紹介を覚えたての日本語で披露。さらに、「最近覚えた日本語は?」という質問に、愛らしく個性的な回答を炸裂し、会場中を和ませた。

最年長リーダーであるデヒョンは、「あいたかった、きれいです、きょうももっときれいです、ちょっとおなかすいた、トイレットどこですか」と、そして自称? WEiのカリスマ担当、ヨンハが「Wi-Fiください! ルームサービスおねがいします!」と、ちょっとリアルな日本語を披露し笑いを誘った。また、最年少メンバーであるジュンソは「あいうえおかきくけこ~」と昔学校で習ったという日本語の歌を愛嬌たっぷりで披露した。センターを務めるヨハンも負けじと「いってきま~す 다녀오겠습니다」という日本語の歌を歌った。メインダンサーのドンハンは、先日日本のファンとのオンラインサイン会で教えてもらったという両手を上げて「こんにちは~!」と叫ぶギャグを披露するもスベってしまい、「ああ、僕詐欺にあったんだ~」と悲しがりながらも「じゃあ僕が流行らせます!皆一緒に~!」と呼びかけ、会場中をあたたかな雰囲気で包み込んだ。また、「日本語があまり得意ではないんです……」というメインボーカルのソクファは「家で言っている言葉が一つあるんです……ただいま~!」と愛嬌を炸裂し、ファンたちからは黄色い声援が漏れた。

「桜を咲かせます!」というメンバーたちのコメントと共に、『BLOSSOM』のイントロがスタートし、舞い散る桜の花びらのステージ背景と共に披露された、椅子を使った繊細で美しいパフォーマンスを披露した。
 

激しいダンスと響くビートに会場の熱気も最高潮

パフォーマンスVCRを挟み、黒い衣装に着替えかっこよく登場したWEiのメンバー。『BLOSSOM』とは正反対の、力強いビートが印象的な『모 아님 도(All or Nothing)』を激しいダンスパフォーマンスと共に披露。リーダーデヒョンの飛び蹴りのような振りから始まるダイナミックなラップに崩れ落ちるファンの姿も。

「今回のステージも激しいダンスを披露するので期待してください!」というヨハンのコメントの通り続いて披露されたのは、さらに激しいダンスパフォーマンスが特徴的な『Super Bumpy』。会場中に響くビートに合わせて揺れ動くペンライトと激しいダンスブレイクで会場の熱気も最高潮に!

パフォーマンスを終えると、あまりにも激しいステージが続き、ステージにしゃがみ込むメンバー達。ジュンソが「この曲が続くと僕たちこうなります(笑)」とコメントし、息切れをするメンバー達の様子を見ていると、全力で体力を惜しまずにパフォーマンスを披露したのがよくわかる。

再びMCの古家がステージに登場すると、U-NEXTにて公演の前日4月28日より日本配信が開始されている、ヨハン主演の爽やかな高校生の青春を描いたドラマ『トキメク☆君との未来図』について触れ、ヨハンは「(撮影をする中で)いろいろな苦労があったけど、日本でも配信されてやりがいと幸せな気持ちを感じています。皆に見てほしいです。」とコメントした。「若手俳優の登竜門」と呼ばれている本ドラマシリーズに、「ヨハンくん有名になっちゃうんじゃないの?」という古家からの振りに、180度のお辞儀をし謙虚さを表しながらも笑いを誘った。

次に披露したのは、柔らかく甘い曲調の『Bad Night』。今までの力強いコンセプトとは打って変わり、ステージに腰を掛けたりと自由に動きながら、ファンとの交流を繰り広げた。
ここで、バラエティVCRが上映されると、メンバーたちが公演を控えわくわくしている様子や、仲睦まじくトークを繰り広げる姿に、会場からも思わず笑みが零れた。
 

WEiはどんな香り?個性あふれる珍回答に大爆笑

VCRが終わり、今回のコンセプトフォトの衣装でもある、まるで王子様のような衣装でステージに再び現れたWEiのメンバー。披露したのはリズミカルなでポップな歌と愛らしいダンスの『DOREMIFA』。会場の雰囲気を一気にパッと明るくし、盛り上げた。
続けて、またガラッと印象が異なる『Diffuser』を披露。R&B調のリズムにファンも思わず身体が揺れ、会場全体がメロウな雰囲気に包まれた。

ここでMC古家の「『Diffuzer』という楽曲にちなんで、WEiのみんなはどんな香りがするのかな?」と質問に、メンバーがそれぞれ回答。

デヒョン「わんちゃんの香り」
ヨハン「ブランシーという香りを付けました……どんな香りか? ちょっと事務所に確認しないと……(笑)」
ヨンハ「猫の香り」
ジュンソ「カバの香り?」
ドンハン「和牛の香り」
ソクファ「妖精なので汗の匂いはしません! ベビーパウダーの香りです!」

と、またまたWEiの個性が炸裂した回答をし、笑いを誘った。

続いて披露されたのは、メンバーヨンハが初めてタイトル曲の作詞に参加したという、3枚目アルバムのタイトル曲、『BYE BYE BYE』。アップテンポなリズムと共に、クールなダンスパフォーマンスを披露した。

ここで、ジュンソが次に披露する曲で、最新アルバムのタイトル曲『Too Bad』を「好きな人に勇気を出して、恥ずかしいけれども告白をする、という内容の曲です」と紹介。そこで、「一人ずつライブに来てくれたRUi(ルーアイ=WEiのファンの総称)に日本語で告白をしてみてはどうですか?」というMC古家の提案で、メンバーひとりずつぎこちない日本語でファンの皆に向けて愛を伝えた。

ここでMC古家とはお別れをし、ファンの手拍子に合わせて『Too Bad』を披露。アップテンポでドキドキした気持ちを表したようなリズムで、ノリノリなダンスを披露した。
 

ファンからのサプライズに笑顔「今日を一生記憶するよ」

ステージが暗転し、メンバーが捌けると大画面に映し出されたのはWEiのドキュメンタリー映像だった。デビュー前の苦悩やRUi(ルーアイ)への想いを語る姿に、涙するファンも……。ドキュメンタリーが終わると、再びWEiのメンバーがステージに現れた。今回のライブを振り返り、それぞれがファンに向けたコメントを残した。

そして、最後に披露された楽曲『16별째 별(RUi)』のサビの部分に差し掛かると、なんと「오늘을 평생 기억할게 백년 천년 꽃길만 걷자(今日を一生記憶するよ 百年千年花道だけ歩こう)」と書かれたファンからのサプライズスローガンが掲げられた。スローガンを掲げながら愛らしい視線を送るファンを愛おしそうに見つめるメンバーたち。割れるような声援に見送られながら、名残惜しそうにステージを降りた。

■公演概要
「WEi FIRST LOVE in JAPAN -Live & Fanmeeting-」

○KT Zepp Yokohama
2022年4月28日(木) 19:00 Live
2022年4月29日(金・祝日) 14:00 Fanmeeting / 18:00 Live

○Zepp Namba
2022年5月2日(月) 15:00 Fanmeeting / 19:00 Live

※本レポートは2022年4月29日(金・祝日)18時ライブ公演
※公演は新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を鑑み、入場者数の制限、マスク着用、声援禁止といった感染予防、感染拡大防止対策を考慮した中で開催

■リリース情報
ニューアルバム「Love pt.1:First Love」絶賛発売中
http://store.brokore.com/i/5202220011

【収録曲】
1. BLOSSOM(花咲く)
2. Too Bad
3. Super Bumpy
4. Know Ya
5. Bad Night
6. 花束(Bouquet)

■関連リンク
WEi日本公式サイト:https://www.wei-official-jp.com/

記者 : Kstyle編集部