「私の解放日誌」ソン・ソック、キム・ジウォンと過ごす穏やかな日常【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=JTBC「私の解放日誌」キャプチャー
キム・ジウォンとの恋は深まったが、時が経ち、ソン・ソックは一人で遊興施設で2022年を迎えた。2人の別れが暗示され、視聴者の関心を集めた。

韓国で8日に放送されたJTBC土日ドラマ「私の解放日誌」第10話では、押し出すク氏(ソン・ソック)としがみつくヨム・ミジョン(キム・ジウォン)の様子が描かれた。

この日、ク氏はヨム・ミジョンを何とか傷つけようとした。ヨム・ミジョンが「言いたいことはない?」と会話を求めると、「謝らなければいけない? 話したいことがあったら、そっちが話せば? 女たちは預けものでもしたかのように、いつも何かを求めてくるんだから。俺は君に借りはないけど?」と答え、いつも崇拝を求めることに対して、「崇拝って何だ? 俺はわからない」と知らないふりをした。

このようなク氏の態度にヨム・ミジョンは腹が立った。先立って、酒に酔って野良犬に噛まれそうになった彼を救ったヨム・ミジョンは「野良犬に腕をかみちぎられる覚悟をした人が、その腕で女を抱きしめるのは無理なの? 歯を食いしばって苦しみに耐えるのはカッコよくて、女とイチャイチャ楽しく過ごすのはつまらないの?」と指摘した。

続けて「どっちが大変なの? 野良犬に腕を噛まれて鼻をぶつけるのと、好きな女を楽にしてあげるのと、どっちが難しいの? 私にことを借金も返してもらえないバカ扱いしたくせに、そんな自分はどうなの?」と言ってその場を立った。

そんなことを言いながらも、ヨム・ミジョンはク氏を理解して自分の方へ引き寄せようとした。彼女はその後、「名前が何であっても、世界の人が全員非難する犯罪者であっても、宇宙人であっても構わないと言ったじゃないですか。私はまだあなたが良いです。だから行きましょう。もう少し行ってみましょう。朝、風が冷たくなったんですよ」というメッセージをク氏に送り、変わらない愛を伝えた。

ヨム・ミジョンの想いを聞いたク氏は、トラックを運転してペク社長が管理する遊興施設に向かった。ク氏のみすぼらしい格好に、彼を一度は制止した暴力団も、ク氏の顔を確認して頭を下げた。

そうしてペク氏がいる場所にたどり着いたク氏は、「俺が芝居をするような奴に見えるのか? 俺がどうして潰れたふりをしなければいけないんだよ? 俺は休んでいるんだ。15年を、こんな地下で酒に酔った人間が騒ぐ音、歌う音。家に帰ったら、また……。やっと一息ついて、辛うじて歩いただけだったんだ。なのに死ぬ寸前にお前が俺を救ったんだ。俺を裏切ることで。ありがとう」と話した。

続けて「俺は流し台も作らなければならないし、ちょっと忙しいんだ。決定したら自分から来るよ。流し台が好きだ。この世界はもうやめる。でないと、この世界を全部俺が押し潰してしまう。そのどっちかだけど、俺が決めて帰ってくるから待っていなさい。目の前でうろうろして怒らせたら、もう本当にこの世界に居座ることになるから、静かに待っていろ」と警告した。ペク社長はク氏の態度に腹を立てながらも、脅すことはできなかった。

その後、ク氏はヨム・ミジョンの手を握った。ヨム・ミジョンの会社の前までトラックを出して迎えに行き、ヨム・ミジョンと平和な日々を過ごした。ヨム・ミジョンの兄ヨム・チャンヒ(イ・ミンギ)とも仲良くなった。

しかし、終盤では180度違う状況が描かれた。再びソウルに戻ってきたク氏は、遊興施設に足を運んだ。遊興施設では2022年の新年を迎えていたが、ク氏のそばにヨム・ミジョンはいなかった。そしてヨム・ミジョンは「私が付き合った奴は、みんなクソ野郎だった」とし、元恋人を罵った。

今まで明らかになった手がかりで、視聴者たちはヨム・ミジョンとク氏の愛が深まっている時代背景を2019年と推定した。3年後、2人の間になにかしらの事件と変化が生じたと思われる。ヨム・ミジョンとク氏の愛が、ハッピーエンドで終わることができるのか、関心が寄せられている。

記者 : ソ・ユナ