“アイドルで初の海軍入隊”DAY6 ウォンピル、修了式で代表の挨拶…自作曲の歌詞を朗読する場面も(動画あり)

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写真=第682期海軍修了式の生中継キャプチャー、韓国海軍の公式YouTubeチャンネル
バンドDAY6のウォンピルが海軍修了式に参加した。

5月6日午前、海軍の公式YouTubeチャンネルを通じて海軍教育司令部主催で第682期海軍兵の修了式が生中継された。

真剣な雰囲気の中で行われた修了式でウォンピルは、海軍の代表として演壇へ上がった。彼はより一層たくましくなった姿で修了の感想や両親に向けた感謝の手紙を朗読した。

ウォンピルは「二等兵キム・ウォンピル」と挨拶し「一番先に、両親に心より感謝申し上げる。新型コロナウイルスの感染が拡大している中でも、海軍水兵に生まれ変わるための厳しい教育訓練を無事に終えることができた原動力は、両親の愛だった。両親のおかげで、今この場に堂々と立つことができた。修了式に直接参加することはできないが、画面越しに僕たちの思いがしっかり伝わることを願う。もう一度、産んで、育ててくれた両親に心から感謝の挨拶を伝える」と語り始めた。

続けて彼は「新しい環境に囲まれて、どうしてよいか全く分からなかった。しかし、一日一日、時間が経てば経つほど、僕たちは成長した。お互いに頼って世話をしながら、一緒に辛い時間を耐え抜き、一緒に乗り越えていった」とし「訓練中に忘れられない記憶がある。生活館に一緒にいる同期たちがそれぞれ事情を持って手紙を書いていた。淡々と書く同期、涙をこらえる同期、そのうち僕のそばにいた同期は涙を流しながら手紙を書いていた。少しでも慰めになりたい気持ちで寄り添ったが、『大変なのか。そうだろう。大丈夫』と言葉だけの慰めしかできなかった。その中で彼が小さな声で言った。『母に会いたい』と。この短い一言で、彼の気持ちを理解することができた」と語った。

さらに、「僕たちは6週間の訓練を通じて射撃、遊撃、化学兵器訓練、戦闘水泳など、多くのことを学んだ。また、軍人としての基本精神と姿勢、戦友愛を胸に深く刻んだ。成人になったばかりの青年たちを、しっかりとした軍人に育成してくれたすべての訓育教官に心より感謝を申し上げる。僕たちはもう訓練兵ではない。僕たちは誇らしい韓国の海軍だ。訓練所を離れて実務に行っても、海軍兵第682期のすべての同期が元気な姿で航海を始めることを心から願う」と伝えた。

最後に、ウォンピルは入隊前、作詞・作曲して発売した「A journey(幸運を祈って)」の歌詞に言及した。同曲は、彼が2月7日に発売した初のソロアルバム「Pilmography」の収録曲だ。新たな出発を控えた人々を応援する歌で、ウォンピルが入隊前、最後にファンに伝える挨拶だった。

ウォンピルは「愛する僕のすべての人たちの / 期待と応援を背負って / 僕の足の前に描かれたスタートライン / 今は踏んで、進む時が来たんだ / これから何度の希望と / そしてまた何度の絶望と / 冷たい笑い、あるいは喜びの涙を味わうことになるかは分からないけれど / どうか幸運を祈ってくれ / 僕の将来に幸せを祈ってくれ / 季節が流れ、戻ってくれば / もっと良い僕になっているはずだから / 期待して」という歌詞を読み上げた後「海軍兵第682期の皆様、修了、おめでとうございます。お父さんとお母さん、愛しています。訓育教官に感謝します。幸運を祈ります。ありがとうございます。必勝」と付け加えた。

彼は3月28日、K-POP歌手として初めて海軍として軍服務を初めた。除隊予定日は来年11月27日だ。海軍は陸軍より服務期間が2ヶ月長いため、活動の空白期間を減らしたいアイドルたちは選ぶことのなかった部隊だ。ウォンピルは所属グループDAY6の空白期間を減らすため、陸軍よりも早く入隊できる海軍に志願し、入隊した。

ウォンピルは2015年9月、DAY6のボーカル兼キーボードとしてデビューした。優れたピアノの演奏、歌唱力、作詞・作曲の実力をもとに、メンバーらと共に2回も大規模なワールドツアーを盛況裏に行い、100回以上もコンサートを開催するという意義深い実績を成し遂げ、“実力が認められたDAY6”として、K-POP界を代表するバンドに成長した。

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記者 : ファン・ヘジン