IZ*ONEの活動終了後…ソロ歌手からグループまで、日韓で活躍する12人の今は
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2018年に韓国で放送されたMnetのサバイバルオーディション番組「PRODUCE48」から誕生したIZ*ONE。2018年10月29日に1stミニアルバム「COLOR*IZ」でデビューし、韓国だけでなく日本でも大人気を博し、惜しまれながらも2021年4月をもって活動を終了しました。
12人のメンバーたちは現在、ソロアーティストやグループなど、さまざまな分野で多様な活動をしています。今回はそれぞれの道で活躍しているメンバーたちのその後の活動をまとめてみました。
◆ウォニョン&ユジン
ユジンはIZ*ONEの活動終了後、同じSTARSHIPエンターテインメント所属のウォニョンと、同じグループでデビューするのではないかと早くから話題となっていました。そして昨年11月、新人ガールズグループIVEの1人目のメンバーとして公開され、リーダーに就任したことが発表されました。ウォニョンのほか日本出身のレイ、ガウル、リズ、イソまで、実力と美貌を兼ね備えたグループとして、同年12月1日にデビューしました。1stシングル「ELEVEN」は、音楽番組で13冠を達成して大ヒット。そして先月リリースした2ndシングル「LOVE DIVE」は、初動売上(アルバム発売から1週間の売上)が33万枚を突破し、デビューシングル「ELEVEN」より2倍以上を記録。目覚ましい成果を見せており、IVEが第4世代を代表するガールズグループとして今後どんな飛躍を見せるのか、K-POPファンから注目が集まっています。
◆宮脇咲良&キム・チェウォン
キム・チェウォンはグループ活動終了後、5月にWoollimエンターテインメントのYouTubeチャンネルで赤頬思春期「最初からあなたと私」のカバー動画を公開しました。7月にグラビアが公開された後は特別な活動がなく、8月にSOURCE MUSICへの移籍説が浮上し、今後の動向に注目が集まっていました。そしてついに今年の3月、宮脇咲良と共にSOURCE MUSICと専属契約を締結したことが正式に発表され、K-POPファンから大きな注目を集めました。キム・チェウォンはLE SSERAFIMのリーダーに就任。彼女は黒髪ボブでクールな魅力を放っており、IZ*ONE当時とはまた異なる雰囲気で注目を集めています。
LE SSERAFIMはキム・チェウォン、宮脇咲良、「PRODUCE48」に出演したホ・ユンジンのほか、カズハ、キム・ガラム、ホン・ウンチェの6人組で構成。デビュー曲「FEARLESS」は初日売上枚数が17万枚と、歴代K-POPガールズグループのデビュー作としては最高の記録を打ち立てました。
◆矢吹奈子
バラエティ番組にも多数出演しており、日本テレビ系「今夜くらべてみました」に出演した際には、IZ*ONE時代のファンからのスケールの大きすぎるプレゼントを紹介しています。さらに今月1日に開催されたHKT48のコンサートツアー「Under the Spotlight」で、6月22日に15枚目となるシングルを発売すると発表。矢吹奈子にとっては復帰後初のシングルリリースとなり、今後も活発な活動を展開していくものと期待されています。
◆本田仁美
また、5月18日に発売されるAKB48の59thシングル「元カレです」で、初めてセンターに抜擢。すでに公開されているMVでは、しなやかでありながらもパワフルなダンスを披露しています。またファッション誌の表紙を飾ったり、コスメを監修をするなど、ソロ活動が活発。多数のバラエティ番組にも出演しており、日本テレビ「1周回って知らない話」ではIZ*ONE時代の運動、食生活などを明かしました。最近では、「ものまねグランプリ」で森高千里の「私がオバさんになっても」のステージを披露し、大きな注目を集めています。
◆クォン・ウンビ
2021年8月24日、1stミニアルバム「OPEN」をリリースしてソロデビューし、12月には初のオンラインファンミーティングを開催しました。そして先月、2ndミニアルバム「Color」を発表、現在はミュージカル「タイヨウのうた」に出演中です。彼女は昨年、同じ事務所のRocket Punchがリリースした日本デビューミニアルバム「Bubble Up!」の収録曲「Let's Dance」の作曲に参加。自身のアルバムの楽曲制作にも参加している彼女が、歌手としてだけでなく、音楽制作の才能も披露していくものと期待されています。
◆チェ・イェナ
今年の1月17日には1stミニアルバム「SMiLEY(ˣ‿ˣ)」でファン待望のソロデビュー。タイトル曲「SMiLEY」は、聴くだけで元気をもらえるようなイェナにぴったりの明るいナンバーで人気を博し、「M COUNTDOWN」ではデビュー後初の1位も獲得。最近では「2022ブランド顧客ロイヤリティ大賞」で「女性ソロ歌手(新人)」と「バラエティドル(バラエティ+アイドル、女性)」部門で受賞し、益々の活躍に期待されています。
◆チョ・ユリ
そして10月、1stシングル「GLASSY」を発売してついにソロデビュー。同名のタイトル曲はキャッチーで彼女の清々しい歌声が印象的で、多くのリスナーを魅了しました。最近では、今年の夏に韓国で公開予定となっているPLAYLISTの新ドラマ「MIMICUS」に出演が決定。B.A.P出身のヨンジェ、キム・ユヌ、woo!ah! ナナらと共演し、ガールズグループのセンター役に挑戦します。初めてのドラマ出演でどのような姿を見せてくれるのか、そしてソロ歌手としても今後どんなステージを届けてくれるのか楽しみです。
◆カン・ヘウォン
同年12月にはスペシャルアルバム「W」をリリース、ソロ歌手としても注目を集めただけでなく、パク・ジェジョンの「趣味」、VIXXのラビの「WINNER」のMVにも出演しています。そして今年の1月より公開されたウェブドラマ「不良に惚れた時」では、演技に初挑戦。Mnet「私たち、家族になりました」では、AB6IXのイ・デフィと仮想夫婦になって視聴者の胸をときめかせました。このように多岐にわたる活動でファンを喜ばせている彼女が、今後はどんなことに挑戦していくのか注目されます。
◆キム・ミンジュ
その後、自らデザインに参加したフォトブックを発売し、ビューティ番組「Get it beauty」と「音楽中心」のMCとしても活躍してきました。さらに「2021 MBC歌謡大祭典」では、IVEのウォニョン&ユジン、ITZYのイェジ、(G)I-DLEのミヨンと「初恋ズ」を結成。f(x)の「Rum Pum Pum Pum」のカバーステージを披露して、大反響を得ました。今後は女優としての活動にも期待されています。
◆イ・チェヨン
その後すぐに、韓国で大ブレイクしたMnetの女性ダンサーたちによるサバイバル番組「STREET WOMAN FIGHTER」に、「WANT」のメンバーとして出演。これにより彼女は、「K-POPスター3」「SIXTEEN」「PRODUCE48」に続いて、なんと4度目のサバイバル番組挑戦となり、注目を集めました。これまでビューティー番組「Get it beauty K-BOX」のMCやウェブバラエティなどに出演はしていますが、IZ*ONE活動終了後、歌手としての活動はまだないため、「チェヨンの歌って踊る姿を見たい」という声が高まっています。
記者 : Kstyle編集部