ペ・ドゥナ、是枝裕和監督と12年ぶりの再会…韓国映画「ベイビー・ブローカー」で刑事に変身

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写真=CJ ENM
女優のペ・ドゥナが「ベイビー・ブローカー」を通じて、是枝裕和監督と約12年ぶりに再会した。

韓国で6月に公開される映画「ベイビー・ブローカー」は、子供を育てられない人が匿名で赤ちゃんを預けていく“ベイビー・ボックス”を巡り、出会っていく人間関係と予想できなかった特別な旅を描く。

ペ・ドゥナはブローカーのルートを執拗に追う刑事のスジン役に扮し、是枝裕和監督と「空気人形」以来、約12年ぶりに再会する。

ベビーボックスに赤ちゃんを置いて取引をしようとするブローカーたちを捜査するため、彼らのルートを静かに追う刑事のスジンは、長い間調べていた事件を終わらせるため手段と方法を選ばないほど、事件の解決に強い執念を持った人物だ。

緻密な役作りでスジンの複雑で微妙な感情を繊細に描いたペ・ドゥナは、ブローカーたちの取引を追跡する姿で緊張を与える一方、その過程を通じて変わっていく刹那の感情まで逃さず、没入感を高める予定だ。

是枝裕和監督が「時にはペ・ドゥナさんの演技が違うレベルにあるようだった。監督としてその瞬間に一緒に存在したことだけでもありがたい」と伝えるほど、驚くべき集中力と演技を見せた彼女は、もう一度観客の心を掴むことが期待される。

記者 : ペ・ヒョジュ