ウォノからVICTONのカン・スンシクまで、ミュージカル「EQUAL」韓国公演の新キャスト決定…8月には来日公演も開催

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創作ミュージカル「EQUAL」(読み:イコール)が来る6月3日(金)から7月24日(日)まで新キャストにてメタシアター(オンライン)とユニプレックス1館(ソウル・オフライン)で、8月5日~8月14日まで日本・ヒューリックホール東京での日本公演が決定したことを本日(22日)発表した。

公演専門グローバルプラットフォームのメタシアターと、ミュージカル製作会社SHINsWAVEが、コロナパンデミック以後、韓国ミュージカルのグローバル初進出に挑む。創作ミュージカル「EQUAL」は韓国・日本公演のみならず、グローバルライブストリーミングにて世界に配信される予定だ。

SHINsWAVEは2014年、創作ミュージカル「ON AIR-夜間飛行」の東京・五反田ゆうぽうとでの公演を皮切りに、ミュージカル「カフェ・イン」「インタビュー」「メイビー、ハッピーエンド」「狂炎ソナタ」など多様なジャンルや素材の韓国ミュージカルを東京、大阪、京都などで上演、6年間で32本の公演を制作した。「グローバルライブストリーミング」という新たな公演視聴文化と新概念プラットフォームを打ち出したメタシアターは「EQUAL」の韓国・日本公演を皮切りに本格的な海外市場の扉を叩き、オン・オフライン統合的なグローバル進出に乗り出す計画だ。

「EQUAL」は、死の恐怖と極端な孤独に追い込まれた二人の友人の一週間を通じて、コロナ時代の比喩を込めて好評を得た作品である。昨年12月末の初公演では、2PMのJun. K、NU'EST出身のベクホ、ミュージカル俳優チョン・ジェファン、Golden Childのジュチャン、ミュージカル俳優キム・ギョンロクらが出演し話題を集めた。特にTRUMPシリーズや舞台「刀剣乱舞」(脚本・演出)などで知られる劇作家・演出家の末満健一氏の同名戯曲の原作ということもあり、メタシアターの日本ファンからの歓呼を受けた。

そして今回、韓国公演の1次キャストに名を連ねたのは、K-POPアーティストのウォノ、VROMANCEのイ・ヒョンソク、VICTONのカン・スンシク、イム・セジュン、Golden Childのジュチャンをはじめ、ミュージカル俳優キム・ギョンロク、シン・ヒョクスだ。

友人ニコラを救うため孤軍奮闘する明るく素直な性格の田舎町の医師「テオ」役には、安定の歌唱力と存在感で積極的にソロ活動の幅を広げているウォノ、人気音楽推理プログラム「君の声が見える」に出演し話題を集めたVROMANCEのイ・ヒョンソク、VICTONのメインボーカルでありリーダーとして活動し、パワフルながらソフトな歌唱力を披露したカン・スンシク、そこにミュージカル「EQUAL」初演を牽引し公演マニアたちの喝采を受けたミュージカル俳優キム・ギョンロクも再び合流する。

不治の病によりいつも死の恐怖に苦しむ「ニコラ」役を、イム・セジュン、シン・ヒョクス、ジュチャンが演じる。映画「彼女のバケットリスト」などで演技に挑戦したかと思えば、バラエティで多彩多能な一面を見せたVICTONのイム・セジュンは、今回の作品を通じてミュージカルでスペクタクルを広げる。ミュージカル「メフィスト」「エドガー・アラン・ポー」「The Stranger」で注目を集めたミュージカル俳優シン・ヒョクスも本作に新たに合流する。Golden Childのメインボーカルとして活動しながら、ミュージカル「狂炎ソナタ」「ALTARBOYZ」「EQUAL」など多様なジャンルとテーマのミュージカルに相次いで出演したジュチャンは、さらに深まった演技力とパワフルな歌唱力を届ける予定だ。

ミュージカル「EQUAL」の韓国・日本公演について、メタシアター代表のシン・ジョンファは「これまでメタシアターを通じて試みたSHINsWAVEのKーミュージカルがオンラインを通じてグローバル観客の熱い反応を得てコロナパンデミック以後、いち早く日本での公演に進出できる新しい章を開いてくれた」さらに「ミュージカル『EQUAL』を通じて再跳躍を目指す韓国ミュージカルのグローバル化を牽引していく」と抱負を語った。

新キャストで帰ってきた創作ミュージカル「EQUAL」は、国境とオン・オフラインを越え映像芸術と舞台芸術が調和したハイブリッド公演として韓国ミュージカルの更なる飛躍に挑み続ける。韓国公演はソウル・ユニプレックス1館で、日本公演はヒューリックホール東京で、またメタシアターにて全世界154ヶ国・地域でライブストリーミングされる。ミュージカル「EQUAL」に関する詳細はSHINsWAVE公式SNSアカウントまたはメタシアターHPと公式SNSで確認することができる。

■公演情報
ミュージカル「EQUAL」
韓国:2022年6月3日(金)~2022年7月24日(日)ソウルユニプレックス1館(鍾路区大学路)にて
日本:2022年8月5日(金)~2022年8月14日(日)ヒューリックホール東京にて

公演時間:約100分・休憩なし(日本語字幕あり)

【配信】
メタシアター(日本語字幕あり)
詳細はこちら:http://metatheater.live

原作者:末満健一
原作許諾:ワタナベエンターテインメント
プロデューサー:シン・ジョンファ
脚色 / 作詞:キム・スビン
作曲 / 編曲:Woody Pak
演出:シム・ソルイン
出演:ウォノ、イ・ヒョンソク(VROMANCE)、カン・スンシク(VICTON)、キム・ギョンロク、イム・セジュン(VICTON)、シン・ヒョクス、ジュチャン(Golden Child)
音楽監督:イ・ナギョン
振付監督:ハン・ソンチョン
主催:株式会社メタシアター
制作:株式会社SHINsWAVE

【ストーリー】
17世紀ヨーロッパ、黒死病(ペスト)と異端者狩りに病むとある田舎町。幼馴染みの「テオ」と「ニコラ」は小さな小屋で一緒に暮らしている。ニコラは原因不明の不治の病にかかり長い間病床に伏しており、テオは町の小さな診療所で医師として働き、病気を治すために孤軍奮闘する。ある日、テオは村のアンティークショップで“錬金術”の本を見つけ、この秘密の古代の学問でニコラの病気を治すという希望を抱くが、ニコラの死期が迫ると二人は次第に不可解な行動を見せるようになり、狂気に覆われるのだが……。

記者 : Kstyle編集部