「最愛の敵～王たる宿命～」がメインポスターを公開した。

韓国で5月2日に放送がスタートするKBS 2TV新月火ドラマ「最愛の敵～王たる宿命～」は本日（21日）、イ・ジュン（イ・テ役）、カン・ハンナ（ユジョン役）、そしてチャン・ヒョク（パク・ゲウォン役）の姿が盛り込まれたメインポスターを公開した。

公開されたメインポスターで王座を踏んで立っているイ・ジュンの姿からは、絶対王権を夢見るイ・テ（イ・ジュン）の強い信念が垣間見える。一方で、彼のカリスマ性溢れる眼差しに潜む悲しみは、自分が生き残るために政敵になってしまった情人を排除しなければならないイ・テの悲しい運命を暗示している。

暗く沈んでいるようなカン・ハンナの表情は、彼女が経験する波乱万丈な宮中生活を実感させる。複雑微妙な感情がこもった彼女の目は、生き残るために激しい宮廷暗闘の中に飛び込むユジョンが経験する多くの逆境を予告している。果たして、ユジョンが大変な状況の中でも屈することなく、難関を切り抜けていくことができるのか、関心が高まる。

また、チャン・ヒョクからは寂しくて孤独な“キングメーカー”の人生が垣間見える。虎の風貌と士の顔を持つ朝鮮一の権力者パク・ゲウォンの険しい眉間からは、彼に残っているトラウマと、朝鮮のために想いを寄せていた人を宮殿に追い込んだ自身の選択に対する葛藤が感じられ、自ら悪役になることを選んだ彼の今後の歩みに注目が集まる

特に、3人の間に漂う冷ややかな空気は、視聴者の手に汗を握らせる。「誰も欲を出せないそこに上り詰める」というフレーズは、赤く染まっていく彼らの心情を表現しており、彼らが繰り広げていくラブストーリーと険しい政治争いに関心が高まっている。

KBS 2TV新月火ドラマ「最愛の敵～王たる宿命～」は、生き残るために愛する女性を排除しなくてはならない王のイ・テ（イ・ジュン）と、生き残るために皇太子妃にならなければならないユジョン（カン・ハンナ）が、お互いの首に刀を突きつけながら繰り広げる政治ロマンスドラマだ。